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ビンさんの銀幕音楽堂・第826回(2017年12月23日放送分) 



銀幕20171223










【放送日:2017年12月23日(土)PM9:00オンエア】
【再放送:2017年12月27日(水)PM6:00オンエア】

・ビンさんが選ぶ、2017年度映画ベスト10!(後編)

※オンエア終了しましたのでアップいたします。

第5位:『ウィッチ』 7月22日公開

17世紀のアメリカはニューイングランド。
敬虔なキリスト教信者の一家がコミューンを離れて暮らし始めた森のそば。
そこで起こる奇妙な出来事が、やがて家族崩壊へと暴走してしまう恐い恐い映画。
当時の様子をできる限り再現した、本作が長編初作品となる監督ロバート・エガースのこだわりもさることながら、主役を務めたアニャ・テイラー=ジョイが絶品!
シャマランの『スプリット』でもいい演技を見せてくれたが、いやいや、本作の彼女の魅力の前では霞んでしまうほどだ。
衝撃のラストもいろんな解釈ができるという、何度も鑑賞に耐える作品でもある。
監督のこだわりに準じたマーク・コーヴェンのスコアもまた魅力的。
極力小編成のオケが奏でる「悪魔音楽」は、作品世界を盛り上げるに余りある。絶品!

♪『ウィッチ』ostより「What Went We」(co:マーク・コーヴェン)


第4位:『新感染 ファイナル・エクスプレス』 9月1日公開

意外にも韓国映画初のゾンビ映画だという。
釜山行きの列車内で起こる、ホラー・パニック・アクション巨編だが、主役の親子のエピソードを中心に、乗り合わせた登場人物それぞれにエピソードが語られるという、いわばグランド・ホテル形式でもある構成が面白い。
で、そのエピソードが逐一泣かせるのだ。
いやぁ、ゾンビ映画で泣けるとは思わなかった。
韓国映画のバイタリティ、ここに極まれり、といったところ。
チャン・ヨンギュのスコアも、わかりやすいメインテーマの旋律はもとより、クライマックスのリリカルなスコア等聴きどころ多し。
挿入曲「アロハ・オエ」の使い方かもGood!!

♪『新感染 ファイナル・エクスプレス』ostより「Main Theme」(co:チャン・ヨンギュ)


第3位:『彼女がその名を知らない鳥たち』 10月28日公開

イヤミスの第一人者、沼田まほかるの原作を、『凶悪』の白石和彌監督が映画化。
同じ原作者の映画化では、今年は『ユリゴコロ』もあって、これもけっこう面白かったが、本作はそれを遥かに凌ぐパワーを持っていた。
唾棄すべき登場人物たちが織りなす奇妙なラヴ・ストーリー。
しかし、最後に怒涛のような感動の波が押し寄せる。そのメーターが振り切ってしまうかのようなふり幅の凄まじさよ。
主演の阿部サダヲと蒼井優の名演が魅力的だったが、特に蒼井優、今年はTBS系ドラマ『ハロー張りネズミ』での霊媒師役に端を発し、『ミックス。』での中華料理屋のおばちゃん(?)等、それまでのイメージを覆すキャラクターが目立ったが、本作はその集大成ともいえる。
近畿を中心にロケを敢行したのも、関西在住の自分にとっては嬉しいところ。
特に近鉄上本町駅構内でのシーンは、よく知った場所でもあり、こういった点も+ポイントだ。
大間々 昂のスコアもまるで鎮魂歌のように流れてくるエンドクレジットのタイトル曲が、凄まじいこの物語の留飲を下げるかのように流れてくる。
劇中のスコアはあまり印象に残らなかったが、このエンドクレジットには正直震えた。

♪『彼女がその名を知らない鳥たち』ostより「彼女がその名を知らない鳥たち」(co:大間々 昂)


第2位:『しゃぼん玉』 3月4日公開

乃南アサの原作をTVシリーズ『相棒』の演出を手掛けた東伸児監督が映画化。
監督にとっては長編映画初監督となる。
主人公の孤独な青年が、犯罪を犯して逃亡中に立ち寄った宮崎県の山村。
そこで出会った老婆と、村人たちとの交流の中で人間性を取り戻していくというお話。
主役の青年を林遣都、老婆を市原悦子が演じており、特に市原悦子の名演は、日本映画界の宝ではないかと思うくらい絶品である。
直接ストーリーには関係ないが、犬好きの僕の琴線に触れる演出も嬉しいい。
青年と老婆の交流にある終止符が打たれるのだが、クライマックスからエンディングにかけては、涙が止まらなかった。
エンドクレジットには秦基博の「アイ 弾き語りversion」が流れるのだが、ここもひとつのストーリーになっている。

♪『しゃぼん玉』より「アイ 弾き語りversion」(vo:秦基博)


第1位:『お嬢さん』 3月3日公開

サラ・ウォーターズの小説「荊の城」を、日本統治下の韓国に設定を変えて映画化。
監督は奇才パク・チャヌク。
パク・チャヌク作品はもともと好きで公開されるたびに楽しみにしているが、今回は期待以上の完成度にまず満足。
とある日本人の金持ちの令嬢をたぶらかし、その遺産をせしめようとする詐欺集団。
その手先として屋敷に下女として潜入した少女(キム・テリ)と、屋敷の令嬢(キム・ミニ)との間に生じる恋愛感情。
そこから物語は二転三転するコン・ゲームの面白さ。
それに加えてむせるようなエロティシズム、さらに日本のサブ・カルチャーを盛り込んで展開される独特な世界観は、さすがパク・チャヌクというべき珍品、いや、逸品。
3月に本作を観た時点で、すでに今年のベスト1はこれだな、と確信していた。
パク・チャヌク作品の常連、チョ・ヨンワクのスコアも素晴らしく、映像を大いに盛り上げていた。
すべてにおいてパーフェクトな映画であった。

♪『お嬢さん』ostより「イムが来る音」(vo:ガイン&キム・ミンソ)


・『天使のいる図書館』のコーナー

『天使のいる図書館』より「欲望のしるし」(vo:奇妙礼太郎)


以上のラインナップでお送りいたします。


奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時
再放送日:毎週水曜日 PM 6時~7時 (土曜日放送分の再放送です)

当番組はサイマル・ラジオでも発信しています。
ご自宅のPC、スマートフォンでお聴きいただけます。
上記、サイト内のバナーをクリックしてください。




【裏ばなし的なもの】

今回は先週の続き、年末恒例、ビンさんが選ぶ映画ベスト10の後編をお送りいたします。
2016年12月1日~2017年11月30日の間に劇場で観た映画の中から、選りすぐりの10作を紹介。
今夜はその後編ということで、第5位から堂々の第1位の作品を音楽交えて紹介いたします。

そして、途中に挟み込むのは、『天使のいる図書館』の特別コーナー!
思い入れが強すぎて、有無を言わさず第1位に推すのもどうなんだろか・・・ということで、敢えてベスト10からは外しました。
その分、特別コーナーを設けまして、作品にまつわる(あんまり、まつわった話はしてないけど)話などを、いまさら蒸し返してみよう、という内容です(笑)

本年のオンエアはあともう一週あります。
次回はいよいよ『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』をとりあげますので、お楽しみに!

ってなわけで、これだけ毎日毎日寒くても、ぜんぜん寒さに体が慣れないビンさんがお送りする1時間、ご用とお急ぎでなければ、ぜひぜひお聴きあれ!!


コメント

Re: イタリア語勉強のため

>ケフコタカハシさま

書き込み、ありがとうございます!!

> ビンさんのベストの中で私が選んだのは「散歩する侵略者」一作だけですね。

ははは。

でもあの映画は面白かったです。
ブラックなユーモアの隠し味が効いてました。

> 私はホラーとかゾンビとか苦手なので、そもそも観ようと思う作品自体あまりかぶってませんよね。

『新感染~』は、いいですよ~~~、とはいっても、無理強いしちゃダメですよね(笑)


> ところでビンさんは「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」のサントラをお持ちなんですよね?
> エンディングの曲「鋼鉄ジーグ」のイタリア語の歌詞カードは入ってますか?
> せっかくなのでイタリア語の勉強のためにも、まるごと一曲覚えてしまうのもいいかな、な〜んて思ってるんですよ。

残念ながら、歌詞カードの類はまったく封入されてませんでした。
僕が買ったのはイタリア本国盤サントラで、その後、日本でも国内盤がでました。
そちらに歌詞が記載されているかは、わかんないんですよね・・・。
お役に立てず、ごめんなさい。

でも、『~鋼鉄ジーグ』愛に満ちてらっしゃいますね!!

かくいう僕も、『お嬢さん』、ブルーレイすでに買っておりますけど(笑)

イタリア語勉強のため

こんにちは。
私のベストテンも見ていただいたようで、ありがとうございます。
ビンさんのベストの中で私が選んだのは「散歩する侵略者」一作だけですね。
他に「関ヶ原」と「ママごはんまだ?←こちらはレンタル」で見ました。
どちらも素敵な作品だったと思います。
私はホラーとかゾンビとか苦手なので、そもそも観ようと思う作品自体あまりかぶってませんよね。

ところでビンさんは「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」のサントラをお持ちなんですよね?
エンディングの曲「鋼鉄ジーグ」のイタリア語の歌詞カードは入ってますか?
せっかくなのでイタリア語の勉強のためにも、まるごと一曲覚えてしまうのもいいかな、な〜んて思ってるんですよ。

Re: ビンさんの2017年ベスト5

> ナヨンさま

ご静聴、ありがとうございます!!

10本に絞るのは、ほんとに難しくて、とりあえずシリーズ物は省いておこうと。
なので、『ブレラン2049』や『ローグワン』などは上位に入れたかったんですけど割愛いたしました。

1位は、あの映画を観た時点でもう揺るがないだろうな・・・と(3月の時点ですでに・・・)。

『パーティで~』はユナイテッドシネマ橿原での上映を楽しみにしております。
あのシアターは大阪のミニ・シアターよりもずっと観る環境としては優れていますので、楽しみは後にとっておこうと。

また、イオンシネマ西大和では『密偵』が2月に上映されることが決まり、歓喜しています。

> 実は「パーティで~」に関してはネタバレ大有りで何故1位に入れてるのか?私的に理由を喋りたくてウズウズしてるのですが、聴くコミュニティFMの映画番組のパーソナリティー殆どの方が観てないので(まつかわゆまさん位しか観てないので)私の周りで観てる人(弟と知人)にしか感想を述べていません。

あらら、そうなんですか・・・。
ということで、1月末に公開されるまで、何卒ネタバレのほうはお控えいただきますよう(笑)、何卒よろしゅうお願い申し上げます~~~。

ビンさんの2017年ベスト5

ビンさん、こんばんは。

やっと再放送聴きました!
なるほどな順位ですね。

因みに、私の2017年ベスト&ワーストはこんな感じです。(^^;

対象作品:2017年1月1日~2017年12月31日迄に日本で劇場公開された全ての商業映画。
※インターネットのみで公開の映画は含まない。

【2017年ベスト】
[1]パーティで女の子に話しかけるには
[2]ダイ・ビューティフル
[3]新感染 ファイナル・エクスプレス
[4]帝一の國
[5]お嬢さん
[6]ブレードランナー2049
[7]沈黙 サイレンス
[8]スター・ウォーズ 最後のジェダイ
[9]密偵
[10]ひるね姫 ~知らないワタシの物語~
[11]笑う故郷
[12]ラ・ラ・ランド
[13]ワンダーウーマン
[14]スパイダーマン:ホームカミング
[15]ザ・コンサルタント
[16]ローサは密告された
[17]僕のワンダフル・ライフ
[18]人生タクシー
[19]夜は短し歩けよ乙女
[20]グッバイエレジー
[21]天使のいる図書館
[22]哭声/コクソン
[23]T2 トレインスポッティング
[24]Viva!公務員
[25]人生はシネマティック!
[26]皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
[27]ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。
[28]彼女がその名を知らない鳥たち
[29]ソニータ
[30]勝手にふるえてろ
[31]アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男
[32]パトリオット・デイ
[33]ダンケルク
[34]ゲット・アウト

【2017年ワースト(と言うか、肌に合わなかった映画)】
[1]ハルチカ
[2]ムーンライト
[3]メッセージ
[4]人魚姫

【2017年ビミョー(良くも悪くもない)】
ごはん
バンコクナイツ
トンネル 闇に鎖された男
メアリと魔女の花
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ
エル ELLE
ドリーム
IT イット“それ”が見えたら、終わり。
ジャスティス・リーグ

私の場合、世間的に高評価の「ムーンライト」「メッセージ」「人魚姫」「ドリーム」「IT」をワーストかビミョーに、世間的に超酷評な「ひるね姫」をベスト10に入れてますので結構色んな人から『え~?』って言われます(笑)。(^^;

実は「パーティで~」に関してはネタバレ大有りで何故1位に入れてるのか?私的に理由を喋りたくてウズウズしてるのですが、聴くコミュニティFMの映画番組のパーソナリティー殆どの方が観てないので(まつかわゆまさん位しか観てないので)私の周りで観てる人(弟と知人)にしか感想を述べていません。

Re: ザッツ・ビューティフル・サンデーだよ~!

> ナヨンさま

こんばんは!

じつは僕も先週末、なんばパークスシネマにて『勝手にふるえてろ』観てきました。
(松岡茉優が好きなもんんで・・・(笑))

『あまちゃん』は後半、ほとんど観てないんですよ。
僕が彼女が女優としていいな、と思ったのはNHKの『銀二貫』の演技を観てからなんです。

彼女が主演の映画って、考えてみれば、そうか、初めてなのか・・・、ということで観てきたわけなんですけど、なんばパークスはほぼ満席状態でした。
カップルが多いかと思ったら、女性のお一人様もけっこう多かったです。
(僕の隣に座っていたショートカットの美人さんもお一人でした(笑))

個人的にはけっこう楽しめました。
やはりクライマックスは彼女の「唄」のシーンですね。
あれだけでも聴きたいので、サントラリリースしてほしいです。


> ①最近の低予算な実写邦画に多いのですが、顔アップや上半身アップの
>  構図が多いので、画が映画的な構図になっていない。
>  (ヒッチコックの映画みたいに、画面構成で観客に物語の意図を伝える構図に
>  なっていない)
>  TV的な画面なんです。
>  木更津や千葉の船橋で撮影してるのが分かり難いんですね。
>  (因みに松岡茉優演じるヨシカは東京に一人暮らししている設定)

船橋でもロケしてたんですよね。
江戸川区に住んでたので、土地勘はあるんですけど、映画からはわかりづらかったですよねぇ。


>
> ②オチがまあ予想通りの着地点かなって所。
>  私的には今度はヨシカが今迄関心の無かった二(渡辺大知)を見る様になって、
>  二の私生活に土足で入り込む(ヨシカが一人の人間としてちょっと心が
>  成長した)姿が見たかったです。
>  恋愛はお互いが相手の生活に土足で入り込んで、
>  猫被らずに本音言い合ってケンカしてからが勝負だと私は思ってますので。
>  この映画はその触りの部分で終わってしまうんです。

原作は読んでないんですけど、原作の終わりもあんな感じなんでしょうかね。


> ③テーマが小さい。
>  2時間のTVドラマならこれでOKなんだけど、
>  お客さんから1800円取ってる映画なのでね。。。
>  そこですね、日本の若いクリエイターに1800円の重みを感じ取って欲しいんです。

これは思いましたね。
先にも書いた「唄」以降、映画的な盛り上がりをするかと思いきや・・・以降のテンションが下がっていくような感じで。
え? クライマックスはそこなん? って。

たしかに不満点もなくはないし(前半が彼女の妄想だってことは観ててすぐにわかりますよね。もっとわかりづらい演出でもよかったんじゃないかと。POPな演出にこだわり過ぎたのかもしれませんね)、この監督の映画は初めて観るので、どんなもんかと思いましたが、まぁ、松岡茉優主演作、ということで個人的にはハードル下げて観たような感じで。
先日の夜は『コウノドリ』も最終回で、2日続けて松岡茉優を堪能したような次第です(笑)

この日は、その前に『8年越しの花嫁』も観たのですが、そちらは予想以上にいい出来でした。
瀬々敬久監督作品ですが、エロはありませんでしたけど(当たり前だ)。
こちらも好きな女優である中村ゆりが、いい役で登場していてそれだけでも満足でした。
同じ監督では『最低』も公開されて、時間があればシネリーブル梅田まで飛ぼうかと思いましたが、2本観て体力使い果たして帰宅いたしました(笑)

奈良で上映されるより前に『パーティで~』も観ようかと思ったんですけど、時間も合わず・・・。

結局、今年最後の映画観賞は『勝手にふるえてろ』になったわけで。


> その前に年内最後の映画鑑賞をしてきました。
> (銀幕音楽堂はタイマー録音失敗したので水曜日の再放送を聴きます。
> ビンさんのベスト5はまだ知りません)

ありがとうございます!
では、水曜日の再放送の後に、ベスト5をアップいたしましょう。

ちなみに、リクエストいただいたミーコのあれ(笑)は、今週末のオンエアにてお送りいたします。

ザッツ・ビューティフル・サンデーだよ~!

ビンさん、こんばんは。

先週の土曜日は忘年会だったのですが、
その前に年内最後の映画鑑賞をしてきました。
(銀幕音楽堂はタイマー録音失敗したので水曜日の再放送を聴きます。
ビンさんのベスト5はまだ知りません)

シネ・リーブル神戸で「勝手にふるえてろ」を観てきました。

お客さんは50人位だったかな。
結構若い人も来てました。

恋愛で妄想しているめっちゃイタい24歳の娘の話です。

2時間の殆どが実質、松岡茉優の一人芝居(演技力)で持ってるのが凄いなと思いました。

結構ウケてて笑いも有りました。

映画のタイプは全然違うのですが「彼女がその名を知らない鳥たち」の
蒼井優も“人と接するのが苦手な心の孤独な若い女”だったかなと。

松岡茉優が好きなら見ててOKな映画です。
(「あまちゃん」のGMT6の埼玉から良くここまで成り上がったなと感慨深いです)

まあまあ面白いのですが、不満点を申しますと、

①最近の低予算な実写邦画に多いのですが、顔アップや上半身アップの
 構図が多いので、画が映画的な構図になっていない。
 (ヒッチコックの映画みたいに、画面構成で観客に物語の意図を伝える構図に
 なっていない)
 TV的な画面なんです。
 木更津や千葉の船橋で撮影してるのが分かり難いんですね。
 (因みに松岡茉優演じるヨシカは東京に一人暮らししている設定)

②オチがまあ予想通りの着地点かなって所。
 私的には今度はヨシカが今迄関心の無かった二(渡辺大知)を見る様になって、
 二の私生活に土足で入り込む(ヨシカが一人の人間としてちょっと心が
 成長した)姿が見たかったです。
 恋愛はお互いが相手の生活に土足で入り込んで、
 猫被らずに本音言い合ってケンカしてからが勝負だと私は思ってますので。
 この映画はその触りの部分で終わってしまうんです。

③テーマが小さい。
 2時間のTVドラマならこれでOKなんだけど、
 お客さんから1800円取ってる映画なのでね。。。
 私は男なので、まず恋愛でここまで一人妄想しないんですね。(^^;
 好きな人の事で妄想してても、それとは別に他の事も考えてるんです。
 同じ時期に同じく恋愛青春映画で「パーティで女の子と話しかけるには」を
 観てますが、あちらも非常に低予算でチープな映画なのですが、
 色んな部分で“映画”しているんですよ。
 脚本や画が“TVドラマ”では無いんです。
 そこですね、日本の若いクリエイターに1800円の重みを感じ取って欲しいんです。

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