ビンさんの銀幕音楽堂・第775回(2016年12月31日放送分) 



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【放送日:2016年12月31日(土)PM9:00オンエア】
【再放送:2017年1月4日(水)PM6:00オンエア】

・特別企画:2016年度ビンさんが選ぶ、映画ベスト10 【後編】

※ランキングのアップは、31日のオンエア後に行います。

以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時
再放送日:毎週水曜日 PM 6時~7時 (土曜日放送分の再放送です)

2016年1月1日よりサイマル・ラジオがスタートしました。
ご自宅のPC、スマートフォンでもお聴きいただけます。
上記、サイト内のバナーをクリックしてください。



いよいよ、2016年最後のオンエアです。
しかも、大晦日というのが、なんというか(笑)
昔は、FMハイホーも、大晦日には年越し特番なんてのもありまして、僕も参加したことがありましたっけ・・・。

さてさて、前々回に続きましての特別企画、2016年度の映画ベスト10の後編をお送りいたします。
いよいよ上位ベスト5の発表でございます。

ここでおさらい。

【第10位】 『ちはやふる』「上の句」「下の句」
【第9位】 『64』「前編」「後編」
【第8位】 『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
【第7位】 『ルーム ROOM』
【第6位】 『怒り』

第10位から第5位は以上の結果でした。
はてさて、残る5作品は何が入ってくるでしょう? お楽しみに!!

そして、2016年も最後になって、なななんと、新しいコーナーが始まります!

題して「シネマサンシャイン大和郡山 Reserve Seat!!」。

イオンモール大和郡山にあります、IMAXと4DXを併せ持つ、シネマサンシャイン大和郡山の上映情報等々を毎月最終週にお送りするという企画でございます。
ま、今回はちょうどIMAXで『ローグ・ワン』を観ましたので、その話題が中心になろうかと。

ってなわけで、本年はサイマル・ラジオもスタートいたしまして、奈良県内のみならず、広く多くの方に聴いていただける環境になったことは、とても大きなニュースでしたし、それによって僕自身もたくさんの刺激を聴いていただいてる方々からいただきました。

新しいコーナーも出来、また、出演させてもらった映画も公開されるということで、2017年はさらに飛躍していきたく存じます。
本年一年間、どうもありがとうございました!!

あ、いつものを忘れてました(笑)
裏番組が紅白歌合戦であり、大晦日という慌ただしい中ではありますが、ご用とお急ぎでない方は、どうぞお聴きあれ!!

※ってなわけで、オンエアが終わりましたので、こちらでもアップいたします!!

【第5位】 『マジカル・ガール』
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スペインの監督、カルロス・ベルムトの長編デビュー作。

日本のカルチャーに造詣の深いベルムト監督、突如劇中に鳴り響く長山洋子のデビュー曲、「春はSA・RA・SA・RA」に度肝を抜かれ、締めには数年前、由紀さおりとコラボを組んで話題となったピンク・マルティーニによる丸山明宏の「黒蜥蜴の唄」(しかも日本語で)を持ってくる。

音楽面のみならず、劇中にもあちこちに点在する江戸川乱歩テイストが、ファンとしてはたまらなかった。

平たく言えば2016年、もっともヘンな映画だったんじゃないだろうか。
もともと、ヘンな映画好きには、たまんないなぁ・・ということで、第5位の選出。

初見のシネマート心斎橋、そして、まさかのユナイテッド・シネマ橿原との2回鑑賞。



・番組使用BGM:「黒蜥蜴の唄」(co:ピンク・マルティーニ)
・オンエア曲:「春はSA・RA・SA・RA」(vo::長山洋子)



【第4位】 『君の名は。』
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いまさら言うまでもない、2016年の大ヒット作。

そもそも新海誠という人物の名前すら知らなかったし、アニメ作品も進んでみる機会も少なかった中で、海外で監督の人気が高いという情報だけで興味をひき、公開初日に観た作品だった。

そもそも、なんであの二人なの? という最大の疑問は解消されないままだが、クライマックスからラストにかけて、力技で押し切られたような気がする。
でも、それがまったくイヤじゃなく、むしろ爽快感のほうが強かった。

また、そこかしこにちりばめられた民俗学テイスト(「たそがれどき」、「口噛み酒」等々)も、個人的な趣味を刺激して◎。

RADWIMPSによる音楽も、クライマックスの「スパークル」が鳴り響くシークェンスは、ある種のオペラを観ているようでもあった。
彼らの音楽はやたら「前前前世」が取沙汰されるが、たしかにソングナンバーもよいが、スコアも絶品。

初見のTOHOシネマズ橿原、シネマサンシャイン大和郡山の2回鑑賞。
1月中にはIMAX版も公開されるとのことで、ひょっとしたらまた観るかも?


・番組使用BGM:『君の中は。』ostより「スパークル」(vo:RADWIMPS)
・オンエア曲:『君の名は。』ostより「かたわれ時」(co:RADWIMPS)



【第3位】 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
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『SW』のファンとしては、これはもうランキングに入れずに別格とすべきだったのかもしれない。
実際、過去に『~Ep1』や『~Ep3』が公開された年のランキングには入れてなかった。

しかし、一応のシリーズが完結した後で、まさかの新シリーズ始動なんて、予想は無くはなかったが実現するとは思わなかった。
さらに言えば、その後毎年『SW』の新作を観ることになろうとは、昨年の今の段階でもわからなかったことだ。

とにかく、ルークもハン・ソロも、そしてレイアも帰ってきた。
みんな、それぞれに年代を重ねて、それが見事に新シリーズの中においても活きた形での復活だったことは、実際に本編を観て涙したくらいに感動的だった。

新しいキャラとの関連も期待できたし、個人的には大満足な「Ep7」である。

キャリー・フィッシャー急逝の報を受け、大いなる喪失感と、今後の展開に対する不安も募る昨今だが、それでも「Ep7」がなければ、その後の傑作『ローグ・ワン』もなかったことだろう。
そういう意味では本作の存在意義は相当に大きい。

体調を崩していたジョン・ウィリアムズ御大によるスコアも、復活した喜び以上の仕上がりを聴かせてくれたことも感動的だった。

初見はTOHOシネマズ橿原にて2D字幕版、その後、シネマサンシャイン大和郡山にてIMAX3D字幕版、ユナイテッド・シネマ橿原にて4DX3D日本語吹き替え版の3回鑑賞。


・番組使用BGM:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ostより「MAIN TITLE AND THE ATTACK ON THE JAKKU VILLAGE」(co:ジョン・ウィリアムズ)
・オンエア曲:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ostより「REY'S THEME」(co:ジョン・ウィリアムズ)



【第2位】 『パディントン』
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マイケル・ボンドによる世界的に有名な絵本のキャラクターの実写映画化。
実際、まったく期待してなかった作品であり、そもそもパディントンというキャラクター自体よく知らなかった。
絵本のデザインを見るに、なんだか、もっさりした熊やなぁ・・・くらいの印象しかなかったわけで。

しかも、この映画のスタッフは『ハリポタ』のスタッフ云々なんて惹句が掲げられており、配給会社はそれをセールス・ポイントのいしていたようだが、『ハリポタ』にあまりいい印象がなかった僕には、逆効果である(笑)

たまたま、時間があったので、とりあえず字幕スーパー版を観たのだが・・・これが実に面白い!!
そもそもパディントンのデザインも、絵本のもっさりしたのじゃなく、できるだけリアルな熊というイメージというのがよかった。
なにしろ、パディントンの瞳が、過去に家で飼っていた愛犬のそれによく似ていて、それだけでも胸を鷲掴みにされてしまったのだった。

全体的にコメディ・タッチな内容で、しかもイギリス映画ということで、笑いがアメリカのそれとは少しテイストが違い、どこかブラックな味付けなのもよかった。
基本はファミリー・ピクチャーなので、子供も観る映画ということによるその匙加減も絶妙!
また、敵役のニコール・キッドマンのはじけぶりも観ていて楽しい。

ニック・ウラタによるオリジナル・スコア、ステッペン・ウルフやジェームズ・ブラウンの既成曲の使い方、場面と場面をつなぐ狂言回し的なカリプソバンド等々、音楽面も文句のつけどころなし。

とにかく、エンターテインメントに徹した作品であり、観終わってすぐにもう一度観たい! と思わせた作品だった。
ゆえに、2016年度は、早々にベスト1に本作を据えていたのだが・・・それはまた後述するとして。

TOHOシネマズ橿原で字幕スーパー版、イオンシネマ西大和で日本語吹き替え版の2回鑑賞。


・番組使用BGM:『パディントン』ostより「アイ・ガット・ユー」(vo:ジェームズ・ブラウン)
           『パディントン』ostより「マーマレード・サンド」(co:ニック・ウラタ)
・オンエア曲:『パディントン』ostより「ペルーからの旅」(co:ニック・ウラタ)



【第1位】 『この世界の片隅に』
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暫定1位だった『パディントン』を退け、2016年度ベスト1はこの作品。

とにかく、初見の際には感動で全身が震えた作品。
それ以上は何も言うまい。

原作未読の状態で本編を観たわけだが、ネットで本作を観た方の感想等を拝見すると、原作を先に読んでいるかどうかで印象も微妙に違うような感じ。

僕は後日、原作コミックを買って読んだが、印象としては原作コミックは映画の絵コンテのような印象があった。
細かなエピソードは時間の制約もあって削られている部分もあるが、かなりのところをアニメーションで再現しているなぁ、とあらためて感心する。

そして、アニメーションになることで、動きが生まれ、音が付き、声を発し、原作の持つテイストを巧みに引っ張り出していると感じた。
ゆえに個人的には原作よりも、アニメーション版を推す。
原作ありきの映画であることはわかってはいるけれど。

コトリンゴによる音楽もまた、原作のテイストを引き出す力になっていることは、誰もが納得することと思う。


・番組使用BGM:『この世界の片隅に』ostより「悲しくてやりきれない」(vo:コトリンゴ)
・オンエア曲:『この世界の片隅に』ostより「たんぽぽ」(vo:コトリンゴ)
         『この世界の片隅に』ostより「すずさん」(co:コトリンゴ)




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