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ビンさんの銀幕音楽堂・第692回(2015年5月9日放送分) 



【放送日:2015年5月9日 PM9:00オンエア】

・シネマニアック・アワー

『事件』ostより「メインタイトル」(co:松田昌)

『鬼畜』ostより「メインタイトル」(co:芥川也寸志)
『鬼畜』ostより「慚愧~エンディング」(co:芥川也寸志)


・007を聴こう! 第2回:『007 ロシアより愛をこめて』

『007 ロシアより愛を込めて』ostより「オープニング・タイトル」(co:モンティ・ノーマン、ライオネル・バート、ジョン・バリー)
『007 ロシアより愛を込めて』ostより「大団円」(co:ジョン・バリー)
『007 ロシアより愛を込めて』ostより「ロシアより愛をこめて」(vo:マット・モンロー)


・銀幕音楽堂メールボックス

番組にいただいた、メール・FAXを紹介。

『道』ostより「Tema della strada」(co:ニーノ・ロータ)



以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時
再放送日:毎週水曜日 PM 6時~7時 (土曜日放送分の再送です)

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。



《裏ばなし》

GWもあっという間に過ぎましたね。
かく言う僕はGWの半分以上は本業の仕事でした。
ここ十年近くはこの時期は仕事なので、大型連休を味わったことがありません。
皆さんはさぞかし、大いにエンジョイされたかと存じます。

なんでも、風の噂によれば、GWの最終日に某国営放送局にて、長時間にわたって映画音楽番組があったそうな。
でも、実際には映画音楽はあまり流れず、映画話が中心だった、なんて感想がネット等々でアップされていますね。

長時間枠だとなにかと盛り込みたくなる。
逆に、短かったら取り上げたい楽曲も限られてくる。

長くても短くても難しい、なんて、まるでGWの過ごし方のようです。
なるほど、今回の某国営放送の番組は、身を持ってGWというものを「体現」したということだったのでは・・・?(笑)

さて、おおよそ、なんにも縛られず、制約も大してない(こともないけど)体制の中でやっております当番組。
1時間という限られた時間の中で、MCを極力抑えれば、10曲とはいかないまでも、5~6曲は番組内でお送りできようものを、あいかわらずMCが多いよなぁ・・・と毎回反省することしきりです。

しかも、今回は新作はまったく流れない有様ですしね(笑)
他人のことをとやかくいう立場ではございませんねぇ・・・。

それでも、ご用とお急ぎでない方は、ラジオのチューニングを合わせてやってくださいまし。



ジケンキチク
『事件』(78)、『鬼畜』(78)のカップリング・サントラ。
いずれも78年の作品で、監督は野村芳太郎。

松竹音楽出版よりリリースされた、「あの頃映画サントラシリーズ」の3月末にリリースされた新譜である。

このシリーズ、いわゆる規発売の楽曲、たとえばサントラ用に再演奏された楽曲ではなく、オリジナル・サントラ音源を初収録であるとか、もしくは今回初となるボーナス・トラックが収録されているということで、映画音楽ファンのみならず、多くの映画ファンからも注目を浴びている。

それを考えれば、今回の新譜は過去に何度かCD化されたものの再発であり、収録内容も過去のCDと大差がない。
当シリーズを続けておられるスタッフには感謝する反面、これにはもう少しなんとかならなかったのかなぁ・・・というのが素直な感想ではある。

ただ、このシリーズとしてのコレクションの一つとすれば、解説も充実している。
これまで本作のサントラをお持ちでない向きにはぜひお薦めの一枚である。

松田昌氏、作曲・演奏によるシンセサイザーが奏でる男女の悲哀。
そして、ストリート・オルガンを用いた芥川也寸志氏の斬新なスコア。
いずれも日本映画のスコアを語る上で避けられない2大名作である。

さて、次はどのようなタイトルがリリースされるのだろうか?
個人的にはカルト映画となった『震える舌』の初サントラ化なんて希望なんだけど。


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ダブルオーセブンロシアヨリアイヲコメテ
『007 ロシアより愛をこめて』(63)のサントラ。
スコア担当はジョン・バリー。

シリーズ2作目。これをシリーズ中最高傑作と推す方も多いスパイ映画の秀作。

1作目ではモンティ・ノーマンが書いた「ジェームズ・ボンドのテーマ」のアレンジャーとしての仕事でしかなかったジョン・バリーが、2作目にして大々的に本編のスコアを書いている。

聴いてみるとその後のシリーズのカラーを決定づけたダイナミックなものから、ポップなものまで、バリーの持ち味が活かされたスコアも多く、これが次回作『ゴールドフィンガー』でさらに飛躍することになる。

とりわけ、本作で彼が書いた「007」なる、いわばジェームズ・ボンドの第2テーマともいえるスコアは、後年、日本の作曲家にも大きな影響を与える屈指の1曲となっている。


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ミチカビリアノヨル
『道』(54)のサントラ。
スコア担当はニーノ・ロータ。

フェデリコ・フェリーニ監督の数ある名作の中の一つ。
アンソニー・クイン、ジュリエッタ・マシーナ主演。

とりわけ、ヒロイン、ジェルソミーナにつけられたテーマ曲は、映画音楽のスタンダードであり、最近ではフィギュア・スケートにこのナンバーを使う選手も多い。

名曲ゆえ数多くのアレンジ・バージョンもリリースされているし、サントラ音源も幾つかのレーベルからCD化されてリリースされているが、番組では伊legendレーベルのものを使用した。
音源も古いので、リマスター化によるCD化を望みたいところ。

ディスクには同じくフェリーニ監督、ロータ作曲による『カビリアの夜』(57)のスコアがカップリングで収録されている。


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【タワーレコード】※イギリス盤。伊legendレーベルと内容は同じ。





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