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ビンさんの銀幕音楽堂・第688回(2015年4月11日放送分) 



【放送日:2015年4月11日 PM9:00オンエア】

・ニューシネマ・サウンド

『ソロモンの偽証 後篇・裁判』より「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」(vo:U2)


・シネマニアック・アワー:007を聴こう! 第1回:『007 ドクター・ノオ』

『007 ドクター・ノオ』ostより「ジェームズ・ボンドのテーマ」(co:モンティ・ノーマン)
『007 ドクター・ノオ』ostより「マンゴの木の下で」(co:モンティ・ノーマン)

「Good Sign, Bad Sign」(vo:モンティ・ノーマン)

『007 ドクター・ノオ』ostより「ザ・ジェームズ・ボンドのテーマ」(co:モンティ・ノーマン)

「The James Bond Theme」(co:モンティ・ノーマン)


・銀幕音楽堂メールボックス

番組にいただいた、メール・FAXを紹介。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時
再放送日:毎週水曜日 PM 6時~7時 (土曜日放送分の再送です)

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。



《裏ばなし》

先月は本業が期末を迎え、一年で最も忙しい月でした。
映画を観ても、なかなか自分のブログにレビューをアップできない(時間的なものよりも、精神的なものの方が大きかった)ままで、新年度を迎えました。

すでに満開の桜も散りだして、早くも葉桜になっている所も多々あって、嗚呼、今年も一番いい時期を逃してしまったなぁ・・・と毎年この時期は後悔の念が強かったりします。

まぁ、そういう愚痴はこのあたりにしておいて、2015年もまだ4か月目というところに、早くも本年度ベスト1(あくまで個人的に)じゃないか、と思える作品に出会えました。

つい先日も当番組で絶賛していました、『ソロモンの偽証』がそれ。
「前篇・事件」の内容の素晴らしさに、番組でもつい興奮して紹介しておりましたが、いよいよ11日より「後篇・裁判」が後悔されます。
僕は矢も楯もたまらず、先週末に一部劇場で行われた先行ロードショーに行き、一足早く「後篇」を観てきましたが、いやぁ・・・本当にこの映画のパワーには圧倒されました。

内容の詳細については、極力番組では喋らないようにしておりますので(「さて、みなさん・・・」でお馴染みの、関西映画評論家界の重鎮のあの方は反面教師であります・(笑))、安心して聴いていただけるとよろしいかと。

今回は、「後篇」のエンドクレジットを飾った、U2の97年のナンバー、「ウィズオア・ウィズアウト・ユー」をお送ります。

「前篇」のエンドクレジットに流れた「アルビノーニのアダージョ」とはガラリと変わったナンバーには驚きますけれど(笑)


続いて、一つの作品をマニアックに取り上げる、久々にやります、「シネマニアック・アワー」。
今回は、年末に最新作を控えている『007』シリーズの音楽を、主題歌だけじゃなく主要なスコアを揃えてお送りするというこの企画。
第1回目は、もちろん第1作の『007 ドクター・ノオ』(62)です。
番組ではしばしば論争になる「ジェームズ・ボンドのテーマ」はいったい誰が作ったのか? という疑問に一つの答えを提示しておりますですよ。

ま、とにかく、面白いナンバーも流れますので、ぜひお聴きになってくださいまし。



ザベストオブユーツー
『ザ・ベスト・オブU2 1980-1990』。
洋楽に疎い僕でも、このジャケ写は見覚えがある。
というか、つい最近「ユニクロ」でも、これをデザインしたTシャツが販売になったんだっけ。

演出、物語、出演者の演技、これほど非の打ちどころのない作品に出会えるのも、なかなかないんじゃないか、と実感した『ソロモンの偽証』。
唯一この作品で不満があるとするならば、安川午郎氏の素晴らしいスコアがサントラとしてリリースされていないことだ。

映画を製作・配給した松竹は、最近はサントラにも力を入れているはずなのに、なぜこの話題作のリリースはないのだろう?
まったく納得のいかないことである。

U2のナンバー、「ウィズオア・ウィズアウト・ユー」も収録されているこのベスト・アルバムは、重ねて書くが洋楽に疎い僕には、これがどれほどの位置にあるものなのかよくわからない。
なので、アルバムに対する言及はここまでにしておく。


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ダブルオーセブンドクターノオ
『007 ドクター・ノオ』(62)のサントラ。
スコア担当はモンティ・ノーマン。

いまさら書くまでもない、「007」シリーズの記念すべき第1作のサントラ。
とはいえ、昔からこのサントラには、どうしても違和感がつきまとって仕方がなかった。

いまや映画音楽のスタンダードとなった「ジェームズ・ボンドのテーマ」は、作曲はモンティ・ノーマン、アレンジはジョン・バリーとなっている。
これについては、とにかく過去に何度も論争があったし、中にはいまだにこのナンバーの作曲をジョン・バリーと表記しているものもある。

これについては、200年になって訴訟問題も起こり、結局のところ作曲はモンティ・ノーマンということで決着がついている。
今回の番組ではそのあたりのエピソードを取り上げつつ、なぜこうも本編のイメージとは程遠い、かつ、本編で使用されていないナンバーが網羅されたサントラになってしまったのかを、番組なりに検証している。

なぁ~~~んて高尚な番組なんかじゃなく、ただ重箱の隅を突いているだけなので・・・(笑)

なお、サントラについては国内盤は数年前に廉価盤がリリースされたばかりだし、収録曲の多い50周年記念盤というものも、輸入盤だが格安で購入することができる。
パブリックドメインとなっているからか、ダウンロードにいたっては、EMIレーベル以外でも、かなりの種類のレーベルからリリースされている。


【amazon】※国内盤
【amazon】※輸入盤
【amazon】※輸入盤(50周年記念盤)
【タワーレコード】※国内盤
【タワーレコード】※輸入盤(50周年記念盤)
【タワーレコード】※輸入盤(LP+CDセット)
【iTunes】※通常盤
【iTunes】※50周年記念盤




コンプリーティングザサークル
「ジェームズ・ボンドのテーマ」の産みの親、モンティ・ノーマンが2005年にリリースした、自作のベスト盤である「Completing the Circle」。

とにかく、「ジェームズ・ボンドのテーマ」の元ネタとなった「Good Sign, Bad Sign」の珍奇なナンバーには、ただただ驚嘆&爆笑必至。
もともとは「ビスワス氏の家」なるミュージカルのために書いたナンバーであり、オリジナルのナンバーは音源が無いのか、このアルバムでは新たに録音し直している。

ほかにも、「ジェームズ・ボンドのテーマ」に乗って、なんだか好き勝手なことを唄っているナンバーやら、もともと『007 ドクター・ノオ』のテーマに、と彼が書いた「マンゴの木の下で」(このナンバーがテーマ曲になっていたとしたら、その後のシリーズは作られなかったんじゃないか、なんて思う)の新録バージョン、ひいては「ジェームズ・ボンドのテーマ」を大胆にジャズ・アレンジを施したバージョンなど、ほとんど彼の開き直った姿勢がビシビシ伝わってくるアルバムとなっている。

まぁ、このアルバムのジャケ写で、初めてモンティ・ノーマンの顔を伺い知ったわけだが、その歌声ともども、どうも胡散臭い雰囲気が漂っているように感じるのは、僕だけだろうか。

「ジェームズ・ボンドのテーマ」の正真正銘の作曲者は彼に間違いないわけなんだけど・・・。


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