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ビンさんの銀幕音楽堂・第687回(2015年4月4日放送分) 



【放送日:2015年4月4日 PM9:00オンエア】

・ニューシネマ・サウンド

『ジュピター』ostより「シャドー・チェイス」(co:マイケル・ジアッキノ)

『さよならジュピター』ostより「さよならジュピター メイン・テーマ」(co:羽田健太郎)
『さよならジュピター』ostより「VOYAGER~日付のない墓標」(vo:松任谷由美)

・銀幕音楽堂メールボックス

番組にいただいた、メール・FAXを紹介。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。



《裏ばなし》

番組改編期を乗り越え、この4月からも同じ時間にお聴きいただけるようになりました。
これもひとえに、皆様のおかげでございます。
ありがとうございました。

さらに、この4月より、久しぶりに「再放送」も決定いたしました。

本放送は土曜日午後9時、その再放送は次の週の水曜午後6時からになります。
内容的には、うちの番組は夜9時以降向けのトークなんですけどね(笑)

でも、違う時間帯の違う世代の方にも聴いていただけると思い、ワクワクしているとろです。
実際、今週の水曜日にすでに再放送はオンエアされたようです。

事後報告で申し訳ありませんが、今後とも何卒、ご贔屓賜りますよう、隅から隅までズズすぃっっっっと!!
御願い奉りまする・・・。

で、そんな番組改編第1弾は、あいかわらず曲より喋りの比率の方が高くなりまして、3曲しか流れません。
後は僕のしゃべりだけです。
そんな番組です。
そんな番組じゃいけないんですけどね(笑)

公開中のウォシャオスキー姉弟の最新作『ジュピター』を取り上げまして、いま最も乗りにのっているマイケル・ジアッキノのスコアをお送りします。

そして新作でもなんでもないのですが、「ジュピター」つながりということで、永らく廃盤となっていたサントラCDが、驚きの廉価盤でリリースされた『さよならジュピター』を取り上げます。

新シーズンだというのに、まったく変わり映えしなくって、どうもすみません・・・(笑)



ジュピター
『ジュピター』のサントラ。
スコア担当はマイケル・ジアッキノ。

ウォシャウスキー姉弟とは前作『スピード・レーサー』(08)から続いてのコラボ。

ハンス・ヅィマー一派が牛耳るハリウッド映画音楽界において、彼の存在はブライアン・タイラー共々ダイナミックかつオーソドックスなスコアを書く作曲家ということで、個人的にも推したい一人である。

今回も、スペース・オペラのスコアということもあり、相当カッチョいいヒロイック・スコアを聴かせてくれると思いきや・・・少し当てが外れたようだ。

スコアの核をなすのは、ヒロインでもヒーローでもなく、敵役の方のバーバリズム重視のフレーズであり、これが全編にわたってしきりに顔を出す。
が、スコアを聴く側にしてみれば、それによってアドレナリンが放出できるかといえば、なかなかそうはいかないもどかしい仕上がりになっているのが、一言残念だ。

珍しく2枚組CDというボリュームだし、最初の4つのスコアは「楽章」仕立てになっているように、ジアッキノの意気込みはわかるが、どうも空振りしたような印象が残る。
それはそのまま、まるで中学生が書いたような本編のストーリー共々、「何かやってくれる」という期待を監督なり作曲家なりが、持ちこたえられなかったような気がしてならないのだ。


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サヨナラジュピター
『さよならジュピター』(84)のサントラ。
スコア担当は羽田健太郎。

小松左京が原作と製作を兼任した、日本映画界に残るSF大作!! のはずだったのが、いまではトンデモ映画の一つに数えられる珍品。

公開当時、たしか小松左京御大は「これでようやく日本映画の水準も『2001年宇宙の旅』に到達した」みたいなコメントをどこかで発しておられたと記憶する。

その時点で日本映画は20年も技術が遅れていたというわけだ。

この映画を今観ると、技術云々以前に、映画を作る、映像を見せるという、センスが有るか否かが、作品の出来を左右することを実感する。

羽田健太郎によるスコアは、ハリウッドのそれに対抗するかのようなボリュームにはなっているが、いかんせん音に厚みがない。
一応、オーケストラを使ってはいるけれど、ところどころにポップなアレンジが施されていたりして、どことなくチープな香りが漂う。
杉田二郎による挿入歌も、ナンバーだけを単独で聴くにはいいが、劇中であのナンバーが流れる場面は、妙にこっぱずかしかったのをおぼえている。
そしてどん尻に控えしユーミンの主題歌と、音楽的な統一感も乏しい作品である。

が、公開当時にサントラCDがリリースされたきり、廃盤が長く続き、ネットでは高値で取引されていた本CDも、2年前にユニバーサルミュージックより「永遠のサントラ999 BEST&MORE」の一枚として、驚くべき廉価版でリリースされたのは素直に嬉しい。
完全限定生産なので、店頭で見かければ入手必至のアイテムであることに違いない。


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