■『シン・シティ 復讐の女神』■(映画) 







シンシティフクシュウノメガミ
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たしか、前作『シン・シティ』(05)が公開された直後くらいに、続編決定の話も出ていたと思うが、紆余曲折あって10年近く過ぎてのようやくの続編である。

忘れた頃に『シン・シティ』の続編でっせ、と言われても前作はどんなお話やったかいな? という向きもおられるだろう。
今回の上映前には、ちゃんと「前作のおさらい」(上でリンクを貼っている公式サイトでもその映像を観ることができる)がついている(おそらく日本公開版のみなんだろうけど)ので、そのあたりは親切な公開となっている。


フランク・ミラー原作のグラフィック・ノベルをミラー自身とロバート・ロドリゲスが原作の雰囲気を損なわずに、モノクロ映像をベースに独自の映像美で映画化した前作。
とにかくそのビジュアルが強烈で、繰り広げられるバイオレンスも、件の映像処理によってブラック・ユーモアに転換するそのセンスに魅せられたものだ。

今回もまったく前作と同じ作りになっており、ストーリーも前作と直接の続きとなる。
全編のほとんどが登場人物のモノローグで埋め尽くされており、これも原作がグラフィック・ノベルということを強く意識したものになっているのだろうが、まさにムーヴィング・グラフィック・ノベルといったところ。
多少、くどい印象も無きにしも非ずだが、これはこれで、本作のリズムを刻むもので効果的だと思う。


これまた前作同様、出演者も多彩で、特にジェシカ・アルバなどは10年も歳を重ねたとは思えないくらいに若々しい。
また、昨年公開されたミラー原作による『300 帝国の進撃』(14)で強烈なキャラを演じたエヴァ・グリーンが、今回もそれを上回るようなファム・ファタールぶりを披露している。
東洋人の刺客ミホを、前作では往復ビンタを50発ほどくらったようなほっぺの(褒め言葉です。←どこがだ?)デヴォン青木が妊娠中ということで、ジェイミー・チャンに交代していたのは残念だったなぁ。


かように、前作のイメージを損なわない本作。
この10年の間に映像技術は飛躍的に進化しているのに対し、10年前と変わらない印象を受けるのは、それだけ前作の技術が先端を行ってたものだったといえる。
ただ、技術的な部分はともかく、今回は肝心のストーリーが、前作ほどドキドキ・ワクワクしなかったのは、なぜなんだろう?

面白くないか、といわれれば面白くなくはないのだが、ワクワクしない。
出演者も多彩なのになぁ・・・。

ま、個人的には久しぶりにジェシカ・アルバが観れただけでも満足ではあるのだけれど。



シンシティフクシュウノメガミ
スコアはロバート・ロドリゲスとカール・シール。
ロドリゲスはこれまでも、自身が監督した作品のスコアは自身が作曲して、演奏もしている。
共作のカール・シールも、ロドリゲスとは過去にコンビを組んでいる(というか、ロドリゲスの音楽スタッフという役割か)。

スコアのイメージも前作同様。
というか、いつものロドリゲス節である(笑)
ジョン・カーペンターが自身の作品に自身でスコアをつけ、いつもながらの節回しというのとよく似たケースだ。
ま、それはそれでファンにとっては、そんなお馴染み感がいいのかもしれない。

前作はここに、正調なスコアを書く(という表現はロドリゲスに失礼だが)ジョン・デブニーやグレアム・レヴェルも共同作曲という形で参加していた。
正直なところ役割分担が曖昧で統一感に欠ける印象があったので、今回はそれを考えるとスッキリした形になっているといえる。

エンドクレジットには、スティーヴン・タイラーがヴォーカル参加している。
続編となるとなにかとスケール・ダウンしてしまいがちなところを、大御所を引っ張ってきて音楽だけでも派手なところを見せよう(聴かせよう)としたというところか。

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コメント

>ケフコタカハシさま

お判りいただけましたか(笑)

それにしても、ジェシカ・アルバ、10年経ってもまったく変わらないプロポーションしてますねぇ。

CGで処理してる、ってことはないでしょうけど・・・(笑)

最近観た、『マップ・トゥ・スターズ』のキャリー・フィッシャー、『6才のボクが大人になるまで。』のパトリシア・アークェット、『ミュータント・タートルズ』のウーピー・ゴールドバーグ、軒並み2倍以上に膨れ上がってますからねぇ・・・。

納得

こんにちは。
アンバランスさがユニーク、なるほど確かにそうかも。いわばどこから見ても隙のない美人のジェシカ・アルバに対して、美人のような気もするけど、そうでもない感の強いデボン青木ということですな。でもインパクトの強さでは勝ってるかも。(爆)

>ケフコタカハシさま

前作観てなくても、ちゃんと冒頭で説明してくれますもんね(笑)

でも、個人的には前作のほうが面白かったです。
機会があれば、ぜひご覧になってみてください。

デヴォン青木は、ファンというよりも、あの「おかめ」みたいな顔(人のことを言えた義理じゃないですが)で、モデルというアンバランスさがユニークだなぁ・・・と(笑)

同じキャラが登場するのなら、やっぱり彼女でやってほしかったんですよねぇ。

美女がたくさん

こんにちは。
私もコレ観てきました。前作は観てないんですが、なかなか楽しめましたよ。ジェシカ・アルバは本当に美しいですね〜。デボン青木お好きですか?

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