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♪富貴晴美さんのピアノコンサートへ行く♪ 







作曲家、富貴晴美さんのコンサートが先日、開催された。
といっても、コンサートホールで、というのではなく、なんと「あべのハルカス」7階にある、「街ステーション」というイベント・スペースでだ。

富貴さんについては、いまさら書くまでもないが、いまもっとも実力のある作曲家であり、マスコミでも若手作曲家と表現されることが多い(実際にお若いのだけれども)のだが、すでに数多くの映画、TVドラマのスコアを手掛けておられる。
『わが母の記』(12)では日本アカデミー賞優秀音楽賞を最年少で受賞されているし、なんとっても、現在はNHK朝の連続テレビ小説『マッサン』のスコアでお馴染みだろう。

僕自身、『わが母の記』のスコアにいたく感動し、以来、個人的にも応援させてもらっているのだが、その富貴さんのコンサートが、しかも大阪で行われるということで、矢も楯もたまらず行かせてもらった。


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このコンサート自体は、住吉区役所主催のイベントの一環だった。
『マッサン』のドラマのモデルとなった、ニッカウヰスキーの創設者、竹鶴正孝氏とリタ夫妻が、住吉区で暮らしておられたということから、当時の資料や、夫妻が暮らしておられた家の模型、写真のパネル展示などを「街ステーション」を利用しての展示会「竹鶴正孝とリタ展」開催期間中のイベントだったのである。
その日は前半が富貴さんのコンサート、後半はニッカウ井スキーのアンバサダー本田氏の講演会というプログラム。


開場時間(イベントスペースに椅子が並べらてており、そこへ座ることができる時間)は13時、開演は13時半で、とりあえず12時頃に様子を見に行ったらば、すでに20人ほど列が!

こりゃ、並んでおかないと、いい席に座れないなぁ・・・ということで、すぐさま列に並んだのだった。
ただ、僕以外は概ねご高齢の方がほとんど(住吉区在住の方々かな?)であり、これから1時間以上も立ったままというのは、さぞかし辛かろうと案じていたが、係員の方が30分切り上げて開場してもらったのはご高齢の方々も助かったことだろう。

開場までの間、並んでいる時に一度、富貴さんがキーボードの音合わせのために登場された。
写真だけでなく、実際に演奏されてい映像はYouTubeにご本人もアップされているが、やはり身近でのお姿には思わず感動ものである。
コンサートで演奏されるであろう、「マッサンのテーマ」などをさらっと弾いてらっしゃる姿に思わず見入ってしまう。


やがて開場となり、やはり列の前の方は、キーボードの真ん前の席に座っていかれる。
ああ、いいところ取られてしもうたなぁ・・・と思ったが、ちょうどキーボードの左側の席がぽつんと空いていた。
結果、鍵盤もよく見えるし、なんといってもほとんどかぶりつき状態(笑)のベストポジションで、うわぁ、こんな場所でいいんでしょうか・・・ってなものだ。

そこから約1時間後、ようやくコンサート開演。
MCの方の進行(この方がまた、とっても美人!)でイベントが始まり、いよいよ富貴さん登場!
音合わせの時はシックな装いだったのが、本番でさらに若々しいお姿が眩しすぎる!(笑)


MCの方との掛け合いのなかで、音楽の道に入るきっかけのお話や、『マッサン』のスコアづくりのエピソード等々、貴重なお話が次々に披露されじつに興味深い。
そして、『マッサン』からメインテーマをはじめ、いくつかの楽曲をピアノソロで演奏してくださった。
その間も、曲それぞれのエピソードもお話され、時に感心するお話であったり、笑いが起こるようなお話もあって終始なごやかなムード。
ギャラリーも相当な数に膨れ上がり、大盛況だった。


お話をされている時は、むちゃくちゃキュート(写真などのお姿ももちろんキュートだが、実際はその何倍もキュートである)だが、いざ演奏となるとカッコいい。
そして演奏が終わると笑顔でまたキュートに戻る。
おそらく、あの会場にいた男どもの多くはハートを鷲掴みにされていたことだろう。
(あ、僕は横で感動のあまり、終始涙目だったのだが・・・)
とにかく、あの細い指先から、スコットランドの大地、夫婦の愛情、夢に対する情熱といった力強いスコアの数々が生み出されることに、ただただ感嘆したのだった。


結局、コンサートでは8曲くらい演奏されただろうか。
中には1月からの「北海道編」のスコアを2曲披露されたのは嬉しい。

そしてコンサートのラストは、当日1月17日が阪神淡路大震災から20年目ということで、富貴さん自身があの日体験されたエピソードも披露されつつ、万感の思いを込めて『マッサン』から「愛をもとめて」を演奏された。

じつは、個人的に「愛をもとめて」が最もお気にいりのスコアだったので、さらに感激してしまった。

最後にもう一度、MCの方との掛け合いで今後のドラマの展開なども話されていた。
その中で、今回のような多くのギャラリーを前にしての演奏、さらにマイクをもって喋るというのは、ほとんど体験されたことがなかったということだ。
いやいや、あれだけ笑いもとれて、さらに感動も呼ぶMCであれば作曲家のみならず、そちらの方面でも才能が十分おありだと思う(笑)


感動のなかコンサートが終わり、舞台そでではサイン会が。
特にサイン会を行います、というアナウンスはなかったが、僕のみならずファンの方はそれぞれに『マッサン』のサントラCDを持参されてこられたようで(中にはNHKのガイドブックを持参され、そこにサインしてもらってらっしゃる方もおられた。なるほど!)、気さくにそれに受け答えされている富貴さんがまたキュートである。


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そこで、僕も初めて直接サインをいただいた。
その際、「やっと会えました!」とおっしゃってもらったのが本当に嬉しかった。
じつは、当時はデジカメも持参していたのだが、コンサート中は撮影禁止と係の方がおっしゃってたもので、残念ながらそのお姿を撮影することは叶わなかったが、直接お話しさせていただいただけでも十分である。

いやぁ、こういう気分になったのは、中学生の頃、隣町のショッピングセンターに柏原芳恵さんが来られて、ライブ&握手会に行って以来である(笑)
当然、昨日から手は一切洗っていない(んなこたぁないけど(笑))。


次はぜひ、大きなホールでオケを伴ったコンサートを体験したいものだ。
そんな日がくるのも、案外近いのではないだろうか。


※※※ 富貴晴美さんのブログは⇒コチラ!! ※※※



マッサン
NHK朝の連続テレビ小説『マッサン』のサントラ。
スコア担当は富貴晴美。

日本初のウイスキーづくりに情熱を注ぐ主人公と、その妻との物語。
とにかく、主演の玉山鉄二とその妻エリーを演じるシャーロット・ケイト・フォックスの演技に毎朝魅了されている方も多いだろう。

その感動的なドラマを盛り上げるのが、若手実力派作曲家である富貴晴美。

すでに多くの映画、ドラマのスコアを担当、それぞれに完成度の高い仕上がりには驚くばかりだが、そんな彼女の集大成ともいえるのがこの『マッサン』だ。

ヒロインがスコットランド出身ということもあり、またウイスキーの故郷という意味でも、スコアのメインとなるのはケルト音楽の響き。
無論、民族楽器などをふんだんに取り入れた音楽構成は、それだけでも特筆ものだが、ケルトの響きを巧みに盛り込みつつも、これは日本のドラマの音楽なのだ、というアイデンティティもしっかり備わっている。

とにかく、彼女の魅力である耳触りの良いメロディ・ラインや、時折はじけるユーモアのセンスもさることながら、ドラマの主人公夫婦を包み込む愛情のこもったスコアは、それゆえ感動的である。

サントラCDにはヒロイン、エリ―を演じるシャーロット・ケイト・フォックスのヴォーカルによるトラディショナル3曲が収録されているのも、ドラマのファンにはたまらない試みになっている。

なお、2月にはサントラ第2集もリリースされる。

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