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ビンさんの銀幕音楽堂・第671回(2014年9月27日放送分) 







【放送日:2014年9月27日 PM9:00オンエア】

・ニューシネマ・サウンド

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ostより「ウガ・チャカ」(vo:フブルー・スウェード゙)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ostより「The Final Battle Begins」(co:タイラー・ベイツ)

『猿の惑星 新世紀』ostより「Planet Of The End Credits (co:マイケル・ジアッキーノ)

『柘榴坂の仇討』ostより「出発」(co:久石譲)


・銀幕音楽堂メールボックス

番組宛にいただいた、メール、FAXの紹介など。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。



《裏ばなし》

今年は、サマー・シーズンよりも今の時期のほうが、話題作がどんどん公開されていて、映画館自体も賑わっているように思います。

新作を追いかけるのも大変な状況で、さらにそれを番組で紹介するとなると、すべてを網羅できないというジレンマに陥ってしまいます。
特に今年はそれはキツいですねぇ・・・。

まぁ、それって贅沢な悩みなんでしょうけど、番組を発信する側としては、極力MCの時間を削ってでも、新作を取り上げればよいのか、はたまた、それなりにMCを入れることで番組としてのオリジナリティを出すべきなのか。

その昔、当ラジオ局の局長氏に、
「音楽だけを流すんだったら、誰にだってできる。せっかく番組をやる以上、個性を出さなきゃダメだ」
と言われたことがあります。

まぁ、たしかにそうだと思います。
せっかく1時間という枠を局からいただいているので、僕じゃないとできない番組を目指しているつもりですが、はたして聴いていただいている方にも、そう思ってもらってるんだろか?

それは常に意識していることではあります。

グダグダ書いていますが、そんなこんなで今回も新作を中心とした番組構成になっています。
公開中の映画では、こんなスコアが流れているんだ、と少しでも知ってもらえたら本望です。



ガーディアンズオブザギャラクシーデラックス
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のサントラ。
スコア担当はタイラー・ベイツ。

マーベルコミックの実写化。
トロマ社出身の監督、ジェームズ・ガンによるなんとも楽しいスペース・オペラの快作。

タイラー・ベイツは、これまでもテンプ・トラック(監督なりプロデューサーが、この場面にはこんな音楽を、と参考として仮に規制曲を提示する)がなにか、丸わかりなスコアをたびたび書いて、物議を醸したいわば問題児。

今回も、そのスタイルは変わらない(ダメじゃん・・・)が、それでも映画を盛り上げる縁の下の力持ち的な役割は、十分果たしている。
まぁ、弟子にスコアを書かせて、自分名義でのうのうとしているような作曲家(誰とは書かないけど)と比べると、どっちもどっちな気がするけれど。

サントラはタイラー・ベイツのスコアと、劇中に流れる70年代ロック&ポップスのオムニバス盤、さらにそれらが2枚組となったデラックス盤の3種がリリースされている。
特にオムニバス盤は全米ヒットチャート1位にもなっており、映画のみならず音楽面でも注目されている。

個人的には、価格もリーズナブルなデラックス盤をお薦めする。


【amazon】※デラックス盤
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サルノワクセイライジング
『猿の惑星 新世紀』のサントラ。
スコア担当はマイケル・ジアッキーノ。

新生「猿の惑星」第2弾。
前作以上にテーマ性が掘り下げられた秀作。
こうなってくると、単なるエンターテインメントでは収まらなくなってくる。

ただ、かつての「猿の惑星」シリーズも、公開当時の世相を風刺した作品だったことを考えると、このシリーズには一貫したテーマが保たれていることを強く感じる。

監督のマット・リーヴズとは再三コンビを混んでいるジアッキーノが今回もスコアを担当。

類人猿の持つバーバリズム(それは狂気を孕む人間の主題でもある)を表現したスコアと、ヒューマニズムを高らかと謳いあげたリリカルな主題から構成されたスコアは、相当に聴き応えあり。

ところどころにかつてのゴールドスミスを思わせるようなパーカッションも響くのはご愛嬌。


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ザクロザカノアダウチ
『柘榴坂の仇討』のサントラ。
スコア担当は久石譲。

浅田次郎の短編小説を、『沈まぬ太陽』の若松節朗監督が映画化。
桜田門外の変で、井伊大老を守れなかった彦根藩の下級武士と、井伊大老暗殺後、13年間身を潜めていた水戸藩の男との物語。

13年を経て、二人が対峙した時には、時代はすでに明治になっており、仇討禁止令が発令されていた。

「仇討」をテーマとしながらも、久石譲のスコアはメインとなる旋律は意外にも、希望にあふれている。
それが何を意味しているのか、実際に映画を観ていただくとして、今回も一節を聴けば、それが久石譲の手によるスコアだということがすぐにわかる。

そういう意味では、無難な出来栄えだなぁ・・・と思うと同時に、多少物足りなく思うのも事実ではある。


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