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■『ラスト・ベガス』■(映画) 







ラストベガス
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『世界の果ての通学路』同様、8月末で閉館した奈良県のシネマコンプレックス、MOVIX橿原のラスト上映(8月30日、31日の限定公開)の1本。


いまや老齢の域にさしかかった幼なじみの4人組。
その中の一人が、何十歳も年下の女性と結婚するということになり、4人はバチェラー・パーティとばかりラスベガスに繰り出すのだが・・・。

この4人をロバート・デ・ニーロ、マイケル・ダグラス、ケヴィン・クライン、モーガン・フリーマンが演じるという、それだけで贅沢以外のなにものでもない、なんとも豪華なライト・コメディ。
監督はジョン・タートルトーブ。


先に公開された『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う』にも通じるシチュエーションだが、あの映画ほど下品ではないが、それでもけっこうブラックなジョークが満載。
とりわけ、老齢からくる身体に対するネタは相当な頻度で登場する。

ただ、物語自体は、デ・ニーロとダグラスの間に「ある事情」があって、数年来仲違いをしており、そのわだかまりをいかに解消するか、というのが一つのテーマとなってくる。
こういう作品は、結局のところラストはみんな仲直りして、やっぱり友情とは、親友とはいいもんだなぁ・・・というところが着地点。
そこまでのいきさつをどのように描くかというのが監督なり脚本家の腕のみせどころなわけだ。
そういう意味でも、本作はブラックなジョークを挟みつつも、テーマはぶれることなく観客を着地点まで導いてくれている。


多少、食い足らない部分もなくはない。
しかし、これだけの面子がユニークな姿を見せてくれるというだけでも、大いに満足である。
もし、こういう企画が次にあるのならば、今度はコメディじゃないのもいいかもしれない。さすがにアクションはむずかしいだろうけど。


最後に、この映画がMOVIX橿原での最後の鑑賞作品となった。

4大スター共演という豪華な映画で締めくくれたのは、この劇場によく通った身としてはこれほどピッタリな作品はない。
エンドクレジットに流れるアース・ウィンド・アンド・ファイアーの「セプテンバー」は、MOVIX橿原が8月末で閉館するという意味において、あまりにマッチし過ぎな選曲(ほんとに偶然なのだけど)で、感動以前に思わず震えがきたほどだった。

「セプテンバー」は、本来陽気なディスコ・ナンバーだが、今後はこれを聴くたびに、十数年通ったMOVIX橿原のことを思いだすメランコリックな1曲となるだろう。



ラストベガス
スコア担当はマ-ク・マザーズボウ。

かのDIVOの中心的存在だったマザーズボウも、いまや映画音楽作曲家としての活躍もしばしな見かけるようになった。

テクノ・サウンドが流れてくるのかと思いきや、これがまたファンキーでジャージーなサウンドが満載。
どちからといえば、アコースティックというのが意外や意外。

無論、テクノサウンドを鳴らしていたのはもう過去の話。
現在はかように様々なジャンルのスコアも書いている、ということは基本的に器用な人なのだろう。

サントラには、彼のスコアとともに、本作のヒロイン的存在である、メアリー・スティーンバージェン(ラスベガスのバー専属のシンガーという役柄)が劇中でソング・ナンバーを幾つか披露しており、これらもサントラに収録されているのが嬉しい。

ただ、「セプテンバー」が未収録なのが残念。

【amzon】
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