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ビンさんの銀幕音楽堂・第646回(2014年6月14日放送分) 







【放送日:2014年6月14日 PM9:00オンエア】

・ニューシネマ・サウンド

『乙女の祈り』ostより「フニクリ フニクラ」(vo:マリオ・ランツァ)

『ポンペイ』ostより「ポンペイ」(co:クリントン・ショーター)
『ポンペイ』ostより「ポンペイの街」(co:クリントン・ショーター)


・銀幕音楽堂メールボックス

番組宛にいただいた、メール、FAXの紹介

『マレーナ』ostより「マレーナ」(co:エンニオ・モリコーネ)

このほか、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

先週のMOVIX橿原さん8月末閉館のニュースのショックから、まだ立ち直れていないビンさんです。
とにかく、番組ではできるかぎり応援していく所存ですので、それに伴った企画もあれこれ考えつつあるところです。

さて、まずは現在公開中の映画とその音楽を紹介する「ニューシネマ・サウンド」。
今回は公開中の話題作『ポンペイ』を取り上げています。

いやぁ、最近のこの手の映画では珍しいくらいの王道を行く内容でありまして、たしかにSFXはCGを駆使してのダイナミックなものがありますが、ストーリーは往年のハリウッド史劇大作のような実にわかりやすい内容。

言い換えれば、誰もが安心して観ることのできる娯楽大作というわけです。

ここに流れるクリントン・ショーターのスコアも、映画の内容ともども実にわかりやすい!(笑)

メインテーマも明確で、劇中に何度も流れてくるので、観ている間はおぼえてしまえるくらい。
でも、観終ったら忘れてしまうかもしれませんけどね。

番組では、『ポンペイ』に登場するベスヴィオ火山に関連して、ベスヴィオ火山の観光用ケーブルカーのために作られたといわれる、世界最古のCMソング「フニクリ フニクラ」を最初に聴いていただき、幾分観光気分になったところで本題に入るという趣向であります。

ちなみにマリオ・ランツァの唄う、「フニクリ フニクラ」の音源は、かのピーター・ジャクソンの『LOTR』以前の傑作、『乙女の祈り』のサントラから引っ張ってきました。


続いて、後半は先週に引き続き、「メールBOX」のコーナーをワイドで。

いろいろメッセージをいただく中には、早々にMOVIX橿原さん閉館に対するものもありました。
とりあえず、番組としてはMOVIX橿原さんで上映された思い出深い作品を、8月末の閉館の期間まで取り上げて行こうと考えています。

その第一弾として、僕がMOVIX橿原さんで初めて観た作品、ジュゼッペ・トルナトーレ監督、エンニオ・モリコーネ音楽の黄金コンビによる『マレーナ』(00)のスコアをお送りいたします。

そういえば、MOVIX橿原さんオープンの年にこの『マレーナ』が上映され、閉館となる今年、黄金コンビの最新作だった『鑑定士と顔のない依頼人』が上映されるとは・・・偶然だろうけれど、運命のようなものを感じずにはおれません。



ポンペイ
『ポンペイ』のサントラ。
スコア担当はクリントン・ショーター。

ベスヴィオ火山の噴火で、消滅してしまった都市ポンペイ。
その史実をもとに、身分違いの許されない男女の恋を絡めた、一大スぺクタクル娯楽大作。

『第9地区』(09)のスコアを書いた、クリントン・ショーターが今回の大作に大抜擢。

その期待に応えたかのような、フル・オーケストラにコーラスを駆使したスコアは、じつにダイナミック。
ポンペイという街そのものを表現するテーマと、主演の男女のロマンスを盛り上げるドラマティックなテーマなど、じつにわかりやすいスコアが劇中繰り返し流れるようなスタイル。

クライマックスの火山噴火とそれに連なる怒涛の場面に、スコアも怒涛のごとく押し寄せてくるのだ。

今回のスコアを聴き、今後の活躍が大いに楽しみになった。


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オトメノイノリ
『乙女の祈り』(00)のサントラ。
スコア担当はピーター・ダゼント。

『LOTR』シリーズで一躍時の人となったピーター・ジャクソンの、ニュージーランド時代の秀作。
実際にニュージーランドで起こった殺人事件を題材に、独自の映像美学で綴った摩訶不思議な一編。

殺人を犯すティーンエイジャー女子を、無名の頃のケイト・ウィンスレットが演じている。

ピーター・ジャクソンの初期の頃の作品のスコアを担当していた、ピーター・ダゼントが流麗なスコアを書いている。
ただ、今回はこのサントラに収録されている「フニクリ フニクラ」を番組絵使用せんがために引っ張ってきた。
「フニクリ~」をはじめ、マリオ・ランツァによるヴォーカル曲も数曲収録。
主人公がマリオ・ランツァのファンという設定ゆえに劇中で流れるのだが、「フニクリ~」の流れる場面もかなり幻想的なものになっているので、未見の方はぜひご覧あれ。


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マレーナ
『マレーナ』(00)のサントラ。
スコア担当はエンニオ・モリコーネ。

シチリア島を舞台に、主人公の少年と、彼が憧れる大人の女性マレーナの姿を描いた、ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品。
マレーナを演じるモニカ・ベルッチの美しさには、主人公の少年ならずとも思わず息を呑んでしまう。

前半は長閑な、そして猥雑な島の人々の日常が綴られるが、一転して後半は、じつに恐ろしい展開となり、観終った後の後味の悪さはまた格別である。

トルナトーレ監督との名コンビである、モリコーネのスコアがまたじつに美しく、この作品でもその名コンビぶりが十分発揮されものとなっている。
少年の頃のノスタルジー、大人の女性への憧れ、人間の心の滑稽かつ残酷な部分を、スコアで見事に表現している傑作の一枚。


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