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ビンさんの銀幕音楽堂・第642回(2014年5月17日放送分) 







【放送日:2014年5月17日 PM9:00オンエア】

・銀幕アラカルト:奈良の未来を想う

『萌の朱雀』ostより「音楽Ⅲ」(co:茂野雅道)
『萌の朱雀』ostより「家族のテーマ」(co:茂野雅道)

・ニューシネマ・サウンド

『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』ostより「勇気 meets WOOD JOB I」(co:野村卓史)
『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』ostより「ふんどしタンデム」(co:野村卓史)
『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』ostより「大山祇祭」(co:野村卓史)
『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』ostより「大団円」(co:野村卓史)


・銀幕音楽堂メールボックス

番組宛にいただいた、メール、FAXの紹介

『アナと雪の女王』ostより「レット・イット・ゴー(マルチ・ランゲージ・メドレー) 」

そのほか、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

先日、新聞各紙の1面に、衝撃的な記事が掲載されていました。

民間の有識者による日本創成会議の人口減少問題検討分科会が、2040年までに全国の自治体の50%以上が、若年女性減少に伴い、消滅する危機にあると発表されたのです。

とりわけ、僕の住む奈良県でも県南部の山間の自治体はもとより、中部の自治体でも同じような傾向にあるとのことでした。

その記事には少なからずショックを受けたわけですが、ならばどうすればいいの?
都市への人口流出を防ぐにはどういう手だてが?

と考えてみても、なかなか答えは出てこずに煩悶していたところ、ふと思い出したのが奈良の南部の村を舞台にした、河瀬直美監督の『萌の朱雀』(97)だったのです。

また、都会から若者を山間部の自治体へ呼ぶという意味では、じつにタイムリーなことに先週から公開されているのが矢口史靖監督の最新作『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』だったのです。

今回の番組では、件のニュースを盛り込みつつ、それに対する一つの糸口として(というほどエラそうなことを番組ではなんら語っておりませんが)、映画がなんらかの力になるのでは、という意味で『萌の朱雀』と『WOOD JOB!~』の2作品を取り上げてみました。

続いて、番組宛にいただいたメール、FAX等を紹介する「銀幕音楽堂メールボックス」では、大ヒット中で社会現象にまでになっている感のある『アナと雪の女王』を観てきました、という内容のお便りをいただいたこともあり、かの「レット・イット・ゴー」のマルチ・ランゲージ・メドレー・バージョンをお送りいたします。

いわゆる♪レリゴ~~~♪を、25カ国のヴォーカルでつなぎ合わせたもの。
ちなみに日本語は松たか子の♪ありの~~~ままの~~~♪の部分を使用。

まだまだ、あの映画の人気は衰えないようですね。
映画ファンとしては嬉しいかぎりなんですけど、ちょっと騒ぎ過ぎ・・・な感もなきにしもあらず・・・。複雑・・・。



モエノスザク
『萌の朱雀』(97)のサントラ。
スコア担当は茂野雅道。

カンヌ映画祭にてカメラドールを獲得した河瀬直美監督27歳の時の作品。
この1作で良くも悪くも監督の印象を決めてしまった(マスコミにも責任があるんだけれど)感があり、これはあくまで個人的な意見だが、その後の作品はいずれもこの映画と似たり寄ったりな印象を受ける。

もちろん、そういう作風がたまらなく好きなんだ、というファンもいるだろう。
ただ、その肩書きに縛られているのではないか、と常々感じるのは単なる老婆心だろうか・・・。

いずれにせよ、日本を代表する監督を生んだ作品でもあり、またこの当時は朴訥な地元の女子高生に過ぎなかった尾野真千子を女優の道へと導いたのもこの作品である。

茂野雅道のスコアは、ピアノをメインとする淡々としたもので、映画の舞台となる吉野の山村の息遣いを音楽で表現。
メインテーマとなる「家族のテーマ」は、山村には不似合いなモダンな味わいのある佳曲だが、これが妙にマッチしているのが不思議である。

CDは純粋にスコアと現地の生音(サウンドトラック音源だろう)を交互に収録したユニークな構成となっている。


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ウッジョブカムサリナアナアニチジョウ
『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』のサントラ。
スコア担当は野村卓史。

三重県の山村を舞台に林業研修プログラムに参加することになった都会の主人公の悪戦苦闘が描かれる。
三浦しおんの原作を矢口史靖監督最新作にして初脚色もの。

スコアの野村卓史は星野源がリーダーを務めたSAKEROCKのキーボード担当という経歴の持ち主。
いわゆるロック畑のミュージシャンだが、今回初めてのシネマ・スコア担当だという。

基本はアイリッシュ・フォークで、舞台となる日本の山村とは一見(一聴か?)不釣り合いのようだが、これが映像に見事にマッチしているのがなんともユニーク。
その牧歌的な味わいがなんとも心地良い。

おそらく今後、TVのドキュメンタリー番組などで頻繁に使われること必至だ。

さらにユニークなのは、クライマックスにつれてここに日本の和太鼓の音色が加わってくる。
アイリッシュ・フォークと和太鼓の融合。
その音楽的エクスタシーは映画のクライマックスの「とあるシチュエーション」を大いに盛り上げる。秀逸!!

主題歌はマイア・ヒラサワが本作のために書下ろした新曲である。
こちらは多少POPになり過ぎた感もなきにしもあらず。


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アナトユキノジョオウデラックスエディション
『アナと雪の女王 デラックス・エディション』。

飛ぶ鳥を落とす、もとい、凍った氷を溶かす勢いのこの映画。
TVの「ワイドショーはもとより、ニュース番組でも取り上げられていたのをご覧になった方も多いだろう。

なにはともあれ、映画ファンとしては映画人口が少しでも増加していることについては、喜ぶべきことではある。

そのサントラはオリコン1位になるなど、音楽的な話題も事欠かないが、ファースト・リリースのものにダウンロードで配信されていた日本語によるソング・ナンバーを加えたデラックス・エディションがリリースされている。

あいかわらずディズニーのというか、日本での権利を持つエイベックスの商魂たくましいところではある。
オリジナルのソング・ナンバーに日本語のソング・ナンバーを加え、さらには名曲「レット・イット・ゴー」の25か国マルチ・ランゲージ・メドレー(笑)やカラオケも収録しての2枚組。


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