ビンさんの銀幕音楽堂・第641回(2014年5月10日放送分) 







【放送日:2014年5月10日 PM9:00オンエア】

・銀幕アラカルト:アドベンチャー・ワールドに行ってきた!

『野生のエルザ』ostより「Main Title - Born Free」(co:ジョン・バリー)

『ハタリ!』ostより「Main Title」(co:ヘンリー・マンシーニ)
『ハタリ!』ostより「Baby Elephant Walk」(co:ヘンリー・マンシーニ)

『ディープ・ブルー』ostより「Deep Blue」(co:ジョージ・フェントン)


・ニューシネマ・サウンド

『プリズナーズ』ostより「Prisoners」(co:ヨハン・ヨハンソン)


・銀幕音楽堂メールボックス

番組宛にいただいた、メール、FAXの紹介

・新クールクイズの回答

『エデンの東』より「Finale」(co:リー・ホールドリッジ)


そのほか、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

GWはいかが過ごされたでしょうか?

行楽地はもとより、映画館もたいへん賑わっていたようで、当番組にチケット提供いただいておりますMOVIX橿原さんでも、相当な賑わい&混雑だったようで、映画ファンとしては嬉しい限りです。

僕の場合も、リスナーさんから番組宛にいただいたお便りにも、

「ビンさんはGWはやっぱり映画三昧ですか?」

という内容が多かった(笑)のですが、たしかに映画も観ますが、毎年この時期はちょっと遠出することにしています。

今年は奈良から車で2時間半、和歌山は白浜のアドベンチャー・ワールドへ行ってきました。
なにより、初めて「生パンダ」を目の当たりにできたのは嬉しかったですねぇ。

じつはここへは開業した30数年前にも行ってるんですが、その頃に比べるとかなりリニューアルされているようです。
とにかく、いろんな動物の姿を観て、しばし童心に帰ることができました。

で、そんな話を交えつつの、今回の「銀幕アラカルト」。
動物関連の映画音楽を少しばかりお聴きいただきます。

ちょうど先週から公開が始まった、英BBC製作のドキュメンタリー映画『ネイチャー』の話も盛り込みつつのラインナップとなりました。

続いて、現在公開中の映画とその音楽を紹介する「ニューシネマ・サウンド」では、『プリズナーズ』を取り上げています。
ファミリー・ピクチャーが多いこの時期、大人向けの良質なサスペンス映画で、物語が二転三転しての驚愕の結末を迎えるという、映画ファンならずとものめり込めることうけあいな一作。
2時間半とちょっと長めの上映時間ですが、ひと時もダレさせない演出と脚本にはただただ脱帽です。必見!!

※最後に先月一か月間番組で展開しておりました「新クールクイズ」の回答編を「メールボックス」のコーナーで。

オンエアも無事終わりましたのでここでアップいたします。

今回のクイズ、ある曲を聴いてもらって、それは何という作品の曲か? を答えてもらおうというもの。
毎週、ヒントを出しておりまして、

1.ある時期、TVで頻繁に流れていた。
2.同じタイトルでまったく違う曲が存在する。
3.4回転成功。

という3つのヒントでした。

正解は米ABCで81年に放映されたTVドラマ版『エデンの東』の「フィナーレ」でした。

ご存知のように、男子フィギュアの町田樹選手が今季のSPで使用していた曲です。
当時、各TV番組ではアナウンサー等が映像を見ながら

「『エデンの東』! 『エデンの東』!」

と連呼していたのを耳にされた方も多かったことでしょう。
しかし、『エデンの東』というと大抵の方はレナード・ローゼンマンが作曲したジェームズ・ディーン主演のあの曲を思い浮かべてしまいますよね。

だから、町田選手の演技のバックに流れていても、

「え? あれって『エデンの東』かぁ?」

と疑問に思いながらご覧になっていた方も多かったと思います。

多少、映画音楽に興味を持っている方ならば、あれがTVシリーズ版のリー・ホールドリッジの方の曲だとわかっていたでしょうが、僕が見聞きしていた限りでは誰一人として、

「あれはTVシリーズのほうの・・・」

と解説していた方はいなかったですねぇ。

あの一時の町田選手フィーバーはそんな一般の方の疑問も払拭するような熱さがあったということでしょうか。

番組では、そのあたりのことを説明させていただきました。

興味深かったのは、上記のヒントを受けて、『ロミオとジュリエット』と回答された方がおられたということ。
これには僕も「なるほど!」と(笑)
けっしてミス・リードさせるためのヒントじゃなかったのですが、結果的にそうなってしまって、申し訳ないと思うとともに、こりゃ面白い!! と思いました。

ど~~~も、すみませんねぇ~~~~(笑)

でも、お一人でしたが正解された方もおられて、内心ほっとしている次第です。


ヤセイノエルザ
『野生のエルザ』(66)のサントラ。
スコア担当はジョン・バリー。

アフリカの大地を舞台に、雌ライオンを育てることになったアメリカ人夫婦の物語。

アフリカン・サウンドをふんだんに取り入れたジョン・バリーのスコアは、「ボーン・フリー」という原題で親しまれているメインテーマをはじめ壮大そのもの。

メインテーマに歌詞をつけてマット・モンローが唄った主題歌もヒットした。

最近では日本の自動車のCMにも使われているスタンダード・ナンバーである。

サントラCDは2004年にFilm Score Monthlyより限定数なしでリリース。
なお、収録内容もLPと全く同じである。


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ハタリ
『ハタリ!』(62)のサントラ。
スコア担当はヘンリー・マンシーニ。

監督ハワード・ホークス、主演ジョン・ウェインによる、アドベンチャー・コメディの秀作。
アフリカで動物ファームを営む男とアメリカからやってきた女性写真家との交流を描く。

都会的なスコアを得意とするマンシーニにアフリカというのも意外な組み合わせだが、スコアのいたるところで聴くことのできるラウンジ・ミュージックはまさにマンシーニ節。
そこにアフリカン・テイストを漂わせるあたりはまさに天才のなせる業だ。

特に「子象の行進」のタイトルで親しまれている「Baby Elephant Walk」の楽しさはマンシーニの真骨頂だ。

サントラCDはLP音源をCD化したものが何度かリリースされているが、これはマンシーニ自らが演奏した直したものだというのは周知の事実。
数年前からのサントラ音源復刻ムーヴメントは、この『ハタリ!』の音源をも発掘した。

2012年にIntradaから限定枚数なしでリリースされたのがそれだ。


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ディープブルー
『ディープ・ブルー』(03)のサントラ。
スコア担当はジョージ・フェントン。

英BBC製作のドキュメンタリー巨編。
タイトルにあるように「海」をテーマにした驚異の映像が展開される。

ジョージ・フェントンはこのBBC製作のドキュメンタリー作品に縁が深く、幾つもの作品でスコアを担当している。
なお、東京では今年、このドキュメンタリー映画のスコアの演奏会というのが開催された。
つくづく東京が羨ましいかぎりである。

本作では演奏をベルリン・フィルが担当している。

なお、現在上映中の『ネイチャー』も英BBC製作だが、スコアはパトリック・ドイルが担当。
アフリカン・ヴォイスを取り入れたユニークなスコアになっていたが、残念ながらサントラは未リリース。


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プリズナーズ
『プリズナーズ』のサントラ。
スコア担当はヨハン・ヨハンソン。

カナダとの国境に近い町で起こった幼女誘拐事件の顛末を描くサスペンス・ミステリーの秀作。

2時間30分という上映時間ながら、最初から最後までテンションを保ち、二転三転するストーリー展開が見事だ。

ヨハン・ヨハンソンはアイスランド出身の新進気鋭の作曲家。
古典電子楽器オンド・マルトノ等を駆使した今回のスコアは、前衛的な側面もありつつドラマティックに映像を盛り上げる。

サントラは日本ではダウンロードで入手可能。


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リーホールドリッジサクヒンシュウ
映画音楽作曲家、リー・ホールドリッジの作品を再演奏したもの。
チャールズ・ゲルハルト指揮、ロンドン交響楽団の演奏。

今回、番組内で行ったクイズに、米ABCのTVシリーズ『エデンの東』(81)を使用。
本来ならばOST音源を、というところだが、07年にINTRADAからリリースされたCD(限定1000枚)は入手できておらず、85年にVARESE SARABANDEからリリースされていた再演奏盤を番組で使用した。
なお、カナダのCITADELからも同内容でリリースされている。

もっとも、クイズの回答である男子フィギュアの町田樹選手が演技で使用していた音源も、この再演奏盤である。
ちなみにサントラの方の演奏は、再演奏盤より若干演奏スピードが速い。

この再演奏盤には『エデンの東』に関しては「メインタイトル」、「フィナーレ」を含む6曲から構成された組曲形式として収録されている。

他にも昨年完全盤サントラCDがリリースされたホールドリッジの代表作である『ミラクルマスター/7つの大冒険』(82)の7分半にもおよぶ組曲(これが一番のウリだったのだろう。ジャケ写もこの作品のスチールが使われている。CITADEL盤は『エデンの東』のジェーン・セイモアのジャケット)や、ホールドリッジの隠れた名作『スプラッシュ』(84)から「愛のテーマ」や、『かもめのジョナサン』(73)が収録されているのが聴きもの。

特に『スプラッシュ』はOST盤CDは00年に公式プロモ版でリリースされたが、いまやかなり高価なプレミアがついているくらい入手困難な状態なので、オリジナルのイメージを損なわないこの再演奏盤は、ファンにとっては嬉しい一枚となっている。

ただ、この再演奏盤もすでに入手が難しくなっているので、興味のある方はぜひ在庫のあるうちに入手されたし。


【amazon】※VARESE盤
【amazon】※CITADEL盤
【タワーレコード】※VARESE盤





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