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■『ジャッジ!』■(映画) 







ジャッジ
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妻夫木聡演じる冴えない広告マンが、上司の命令で世界的なCMコンテストへ参戦。
しかも、コンテストに出すのは自分が作った作品ではなく、クライアントのアホぼんが作った、誰が観てもダメダメな「ちくわ」のCMだった。
かくして、妻夫木くんはコンテスト会場であるサンタモニカに乗り込み、右往左往、上を下への大騒動となるのであった。

あの「ホワイトお父さん」で有名な某携帯電話会社のCMプランナーと、実際に手がけた作品が数多くの賞に輝くCMディレクターがタッグを組んで、これはこれはじつに楽しい映画が出来上がった。

基本はコメディだが、笑いとペーソスあふれる佳作に仕上がっている。
笑いとペーソスといえば日本映画の独壇場、とりわけ製作した松竹としてはお得意なジャンルかもしれない。
正直、コメディの部分はいわゆるベタなシチュエーション満載で、特に斬新というわけではないが、取り上げるテーマがテーマだけに、最後まで飽きさせない。
主人公が関わるCMが、はたしてコンテストに優勝するのだろうか、というメイン・ストーリーの面白さと、その周囲に散りばめられたギャグのバランスがよく、むしろ相乗効果をあげているので、観終わったあとの満足感もひとしお。

事実、僕自身これまではTVをつけたら普通に流れているCMに対し、面白い、つまらない、といった程度の「ジャッジ」を下していたが、本作を観てそんなCMにも個々に作り手のパッションがあるということに、あらためて気づかされた。
それが本作の最大の魅力であり、アイデンティティーなのだ。

妻夫木聡、北川景子といったメイン・キャストに加え、けっこう隅の隅まで多彩なキャスティングで、これも映画を観る楽しみを与えている大きな要素といっていい。
正直、あまり期待してなかった映画だが、思わぬ拾い物をしたという印象だ。


スコアは『黄金を抱いて翔べ』(12)の平沢敦士が担当。
特に印象に残るというわけではないが、軽快なスコアが映画のテンポを増進させている。
映画音楽作曲家の仕事というのは、本来そういうものなのかもしれない。
サントラCDはいまのところリリース予定はなし。
ただし、5曲のみダウンロード販売されている。

詳細は「松竹音楽出版」のサイトを参照されたし。


ジャッジサカナクションメイン
主題歌「アイデンティティ」とエンディング曲「ユリイカ」を、昨年末の紅白歌合戦に出演を果たしたサカナクションが担当している。

主題歌「アイデンティティ」はアルバム「Documentaly」に収録。





ジャッジサカナクションサブ









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