ビンさんの銀幕音楽堂・第626回(2014年1月25日放送分) 







【放送日:2014年1月25日 PM9:00オンエア】

・銀幕アラカルト:アルフレッド・ヒッチコック特集

『泥棒成金』ostより「Paramount Seal (Van Cleave)/You'll Love France/Le ChatMain Title」(co:リン・マーレイ)

『裏窓』ostより「Main Title」(co:フランツ・ワックスマン)

『知りすぎていた男』ostより「Prelude」(co:バーナード・ハーマン)
『知りすぎていた男』より「ケ・セラ・セラ」(vo:ドリス・デイ)

『めまい』ostより「"Prelude" and "Rooftop"」(co:バーナード・ハーマン)

『北北西に進路を取れ』ostより「Overture/Main Title」(co:バーナード・ハーマン)

『サイコ』ostより「Prelude」(co:バーナード・ハーマン)

『マーニー』ostより「Main Title」(co:バーナード・ハーマン)


・ニュー・シネマ・サウンド

『黒執事』ostより「fight a duel/戦い」(co:松浦晃久)

『黒執事』ostより「Through the ages」(vo:ガブリエル・アプリン)


・銀幕音楽堂メールボックス

番組宛にいただいた、メール、FAXを紹介。


そのほか、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

今週は、当番組にチケット提供いただいております、MOVIX橿原さんにて、25日より開催されます「スクリーン・ビューティー vol.3 : ヒッチコックとブロンド・ビューティー」(公式サイトはコチラ!)にちなみまして、サスペンスの神様、アルフレッド・ヒッチコック監督作品の音楽を特集しました。

今回の特集上映にラインナップされている、『泥棒成金』(55)、『めまい』(58)、『マーニー』(64)を含む、ヒッチコックのハリウッド監督時代の代表作を取り上げています。

あらためてラインナップを眺めると、ヒッチコック作品にはバーナード・ハーマンのサウンドが不可欠だなぁと痛感させられます。
奇しくもヒッチコック&ハーマンのコンビの代表作である『めまい』と、コンビ最後の作品となった『マーニー』が劇場公開されるというのも、なんだか因縁めいた気がします。

なお、今回の番組の選曲では所有している音源を中心としていますが、一部iTunesにてダウンロードにて入手した音源もあります。
いやぁ、CDになってない音源もiTunesで探せばけっこうあるもんだなと、正直驚いている次第です。


続いて、ニューシネマ・サウンドのコーナーでは『黒執事』を。

この映画、正直ほとんど期待してなかったのですが、予想外の面白さに驚き(笑)
サントラからクライマックスのアクション・シーンのスコアと、エンドクレジットにおけるガブリエル・アプリンのナンバーをお送りします。



ドロボウナリキン
『泥棒成金』(55)のサントラ。
スコア担当はリン・マーレイ。

ついさきほど米INTRADAよりサントラCDがリリースされた。

CDは同じくリン・マーレイがスコアを担当した『トコリの橋』(54)とのカップリングとなっている。
(なお、『トコリの橋』に出演している淡路恵子は先日惜しくも他界したばかり)。




ウラマド
『裏窓』(54)のサントラ。
スコア担当はフランツ・ワックスマン。

このような名作のサントラが完全な形でCD化されていないことが不思議。
ワックスマンのスコアはサスペンスというよりも、メインテーマからジャズ・テイストあふれる軽快なもの。

ヒッチコックとその後コラボレーションを組むことになる、バーナード・ハーマンのサウンドとはかなり趣が違う。

サントラ音源は幾つかのスコアがダウンロード販売されている。


【amazon MP-3】
【iTunes】




シリスギテイタオトコ
『知りすぎていた男』(56)のサントラ。
スコア担当はバーナード・ハーマン。

『裏窓』同様、コチラの作品も完全な形でCD化されていない。

ハーマンのスコアはもとより、この映画から生まれたヒット・ナンバー「ケ・セラ・セラ」もあり、完全盤CDのリリースを願う。

サントラはメインテーマのみ、ダウンロード販売されている。


【amazon MP-3】
【iTunes】




メマイ
『めまい』(58)のサントラ。
スコア担当はバーナード・ハーマン。

ヒッチコックの演出、ハーマンのスコア、共に一つの頂点を極めた作品。

ソウル・バスによるタイトル・デザインともども永遠に語り継がれる名作。

また、サントラCDもヒッチコックの作品では最初に完全な形でリリースされたのもこれ(だと思う、確か)。
リリースは96年に米VARESE SARABANDEから。


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【タワーレコード】




ホクホクセイニシンロヲトレ
『北北西に進路を取れ』(59)のサントラ。
スコア担当はバーナード・ハーマン。

ヒッチコック作品におけるハーマンのスコアでは、メインテーマはもっともダイナミックではないだろうか。
こちらもソウル・バスによるタイトル・デザインがじつにスタイリッシュ。

そのオープニングに始まり、あの有名な軽飛行機の襲撃シーン、そしてラシュモア山でのクライマックス等々、サスペンス&アクションの元祖ともいうべき作品。

そしてそれらを盛り上げるハーマンのスコア。名作である。

過去に何度かCDが出ているが、2012年に米INTRADAからサントラ音源をCD化した完全盤がリリースされている。


【タワーレコード】



サイコ
『サイコ』(60)のサントラ。
スコア担当はバーナード・ハーマン。

その後、数々のエピゴーネンを生んだ、ホラー映画音楽の古典。

強烈なインパクトをもつメインテーマと、あのシャワー室の場面における、まるで凶器の刃物のごときサウンドの数々はいまも色褪せない。

CDは再演奏盤等々がリリースされているが、89年に英Unicorn-Kanchanaから出たバージョンが決定盤だろう。


【amazon】



マーニー
『マーニー』(64)のサントラ。
スコア担当はバーナード・ハーマン。

ヒッチコック&ハーマンの名コンビ最後の作品。

サントラCDは94年に、サントラ・ファンならば知る人ぞ知る独TSUNAMIよりリリースされている。
このTSUNAMI、90年代にいくつものレアなタイトルをリリースしていたが、その正体は不明なレーベル。

とにかく、LPレコードの音源をそのままCDに落として販売しているような、まぁ、そんなレーベルなわけで。
一般的にはドイツのレーベルといわれているが、一説によれば日本の業者との噂も・・・。


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クロシツジ
『黒執事』のサントラ。
スコア担当は松浦晃久。

松浦氏はこれまで数々のアーティストのナンバーをプロデュースしてきた方。
おそらく映画のスコアは今回が初めてかと思う。

が、一部コーラスなどをフィーチャーしたスコア作りは、それなりにスケール感を持ったもので、無国籍活劇&ミステリーを十二分にサポート。

今後も本作だけで終わらずに、映画音楽作曲家としても活躍を期待したいところ。

この松浦氏がオーケストレーション、絢香が作詞・作曲したナンバーをイギリスのヴォーカリスト、ガブリエル・アプリンが歌うエンディング・テーマは壮大なバラード。
こちらもサントラに収録されている。


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