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ビンさんの銀幕音楽堂・第624回(2014年1月11日放送分) 







【放送日:2014年1月11日 PM9:00オンエア】

・シネマニアック・アワー:『サザエさん 音楽大全』

『サザエさん 音楽大全』より「サザエさん」(vo:宇野ゆう子)
『サザエさん 音楽大全』より「レッツ・ゴー・サザエさん」(vo:加藤みどり)
『サザエさん 音楽大全』より「サザエさんのうた」(vo:堀江美都子)
『サザエさん 音楽大全』より「あかるいサザエさん」(vo:堀江美都子)
『サザエさん 音楽大全』より「サザエさん一家」(vo:宇野ゆう子)


・ニュー・シネマ・サウンド:『永遠の0』

『永遠の0』ostより「永遠の0~愛する者のもとへ~」(co:佐藤直紀)
「蛍」(vo:サザン・オールスターズ)


そのほか、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

昨年は、サントラ・ファンの間でも色々と話題になったタイトルがリリースされました。

その中でも、老若男女、世代を問わず注目となったのが国民的TVアニメ『サザエさん』の初サントラCD化でした。

主題歌や挿入歌については、CD化されたこともありましたが、スコアとなると今回が初リリースということです。
これは正直なところ意外でしたねぇ。

そのCD、『サザエさん 音楽大全』を早速購入し聴いてみたらば、収録されている全57曲すべてが聞き覚えあるというのも凄い(笑)。

そりゃあ、1969年の放送開始以来、日曜夜の風物詩となっているこのアニメ、おのずとそこで流れるスコアも耳にというか、体に染みついているのも当然なことで。

映画のサントラではありませんが、サントラというくくりでは外せないタイトルということもありまして、この正月気分の抜けない3連休の夜にお楽しみいただけるのでは、ということで取り上げてみました。


公開中の映画とその音楽を紹介する『ニュー・シネマ・サウンド」のコーナーでは、話題作『永遠の0』を取り上げます。

佐藤直紀氏の渾身のスコアと、サザンのあの主題歌をお聴きいただきましょう。



サザエサン
『サザエさん 音楽大全』。

主題歌、挿入歌、エンディングはもとより、火曜日の再放送版の主題歌、エンディング、そして越部信義氏によるスコア、さらにはタマの鳴き声、タラちゃんの足音(笑)というレア音源まで網羅。

スコアについては、越部氏以外の作品もTVでは流れているが、それも含めると膨大になるということで、今回は越部氏の作品に限っての収録なんだそうだ。
濱田高志、鈴木啓之両氏による、そのあたりの詳細な解説もついており、音楽的、書類的価値もある1枚。

これはぜひ、一家に一枚、置いていただきたい。

ただ、ひとつ苦言をいわせてもらえれば、インレイに書かれていた一文、
「※このアルバムに収録されたトラックのうち、サウンドトラックの音源は、権利者の事前の承諾無き放送、配信などでの使用は固くお断りします」
とある。

ここでいう「サウンドトラックの音源」とは、ソング・ナンバーではなく、スコアのことを指しているだろうか?
厳密にいえばソング・ナンバーも「サウンドトラック音源」である。

言いたいことは判る。
承諾なしにダウンロードできるような環境での配信などをしないでほしいということだ。

当番組はコミュニティ放送ゆえ、出力数も低く、決して音質はクリアではない。
可聴エリアであっても、ノイズが入るような現状なので、いわゆる番組でオンエアした「音」を、二次使用するのはほぼ考えらない状況である。

それはさておき、「サウンドトラック音源」を承諾なしに放送に使うのを禁ずるというのであれば、そもそも当番組はサウンドトラックを取り上げるというのが本来の趣旨なので、番組の存在自体否定されることになる。

数年前、とあるアニメ映画の主題歌がCD化されず、配信のみのリリースというケースがあった。
そこで、番組で取り上げたい旨をそのリリース元に打診すると、番組の趣旨等々をリリース元から送付する用紙に記入してもらい、それを返送してもらったうえでリリース元が社内で協議し、番組で取り上げるかどうかの回答をする、という旨のメールが届いた。

つまり、映画公開時期に番組で取り上げようと思っても、そういう手続きを踏んでからでないとOKが出ない(しかも、結果が出るのは数ヶ月後、ということだった)ということで、OKが出た頃には映画の公開は終わっている危険性がある。

こちらは、番組で音楽を取り上げることで、それはかなり微力ではあるけれど、映画のプロモーションにもなるし、アーティストのプロモーションにもなると考えている。
むしろ、そういう手続き云々ではなく、リリース側からプロモーション盤を放送局等で送付してくるのが筋なのではないか? とリリース会社に反論した。

結果、こちらの趣旨を理解していただき、手続き云々で不快な思いをさせた旨のお詫びとともに、プロモーション盤CDがすぐに送られてきたという経緯がある。


今回の場合も、放送で取り上げるCDは自費で購入しているし、番組で取り上げることで越部氏の偉業を知ってもらうとともに、CDに興味を持ってもらえれば、購入にもつながるだろうと考えている。

そのうえで事前承諾を取ろうとすると、前例のような轍を踏むことになると考える。

なので、上でラインナップとして主題歌、挿入歌を放送すると表記しているが、その合間に数曲だが、スコアも事前承諾なしに取り上げていることをここで明記しておく。

もし、本CDのリリース元である、ユニバーサルミュージックの担当者の方で、これは罷りならんということであれば、ご連絡いただきたい。


ちなみに、このCDがリリースされたのは昨年末12月。
年末にNHKの某バラエティ番組を観ていると、早速番組内でこのCDに収録されているスコアを使っていた。

上で書いたとあるレコード会社の手続きでは、数ヶ月かかるという話だったが、天下のNHKだとそんなに早く許可が下りるのか、あるいは、NHKも手続きを踏まずに番組で使ったのか、ちょっと複雑な思いをしたものだ。


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エイエンノゼロ
『永遠の0』のサントラ。
スコアは担当は山崎貴監督とはずっとコンビを組んでいる佐藤直紀が担当。

ハリウッド大作に強い影響を受けているだろう佐藤氏のスコアなので、今回も相当に派手な鳴らし方、たとえば豊かなメロディで情感たっぷりに物語を謳いあげるかと思いきや、意外にもメインとなるのはストリングスをフィーチャーしたスリリングな旋律だった。

どちらかといえばサイドに回ったかのような立ち位置だ。

しかし、この映画は主人公のヒロイズムを讃えるという内容ではないし、また現在の平和を讃えるという内容でもない。
描かれるのは、未来の(つまり現在の)日本の礎になった名もなき人々のドラマだ。
しかも苦難と哀しみと恐怖に苛まれた人々のドラマであり、そこにヒロイズムはない。

時代の軋みが悲鳴を上げるかのような今回のスコアこそ、映画になくてはならないものであり、さすが監督と長い付き合いである佐藤氏ならではの仕事だったと思う。


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エイエンノゼロホタル
主題歌としてサザンオールスターズによる「蛍」(シングル:「ピースとハイライト」収録)がエンドクレジットに流れる。

このナンバーも佐藤氏のスコアとのバランスも良く、主題歌が浮くというような事態になっていなかったことが幸いだった。
(なお、サウンドトラックにはこの主題歌は未収録)


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