■『ハンガーゲーム2』■(映画) 







ハンガーゲーム2
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近未来のアメリカ、パネムと呼ばれる独裁国家で開催される、「ハンガーゲーム」に出場せざるをえなくなったヒロインの姿を描く、シリーズ第2弾。

前作で見事ゲームの勝者となったヒロイン、カットネス(ジェニファー・ローレンス)とピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)。
倒した相手の地区への「お礼参り」をかねた凱旋ツアーのなかで、各地区で国家打倒の火種が生まれつつあることを知るカットネス。
そしてそれは独裁者スノー大統領(ドナルド・サザーランド)も知ることとなる。
臭いものにはフタってなことで、カットネス&ピータ抹殺をかねて、スノー大統領はゲーム歴代優勝者を集めて、もういっぺんゲームやりましょか、というのが今回のストーリー。

ここにカットネスのピータ(こちらは偽装の恋人)と幼なじみのゲイル(リアム・ヘムズワース)の間で揺れ動く恋心なんてのも絡めていくが、映画はそんな甘いもんじゃない。
とにかく権力者は恐怖政治を敷かなきゃならんってことで、それに利用されるヒロインたちの苦難は、前作以上に過酷なものとして描かれていく。

この映画、前作もそうだったがいわゆる「ゲーム」が展開されるまでのエピソードが長い長い。

それだけ、物語の舞台背景だったり、ヒロインの心情を深く描いていこうということなんだろうが、今回はさらに輪をかけて、前半のエピソードの長いこと長いこと。
なにしろ、上映時間も前作同様2時間半近くもあって、こういったジャンルの作品ではけっこう長め。
その半分以上を使って「ゲーム」が始まるまでのエピソードを描いている。
たしかにもっと切りつめたほうがいいんじゃないか、と思う部分も多々あるけれど、この映画についてはそれが冗長と感じないのは、原作がしっかりしているからなのだろう。

よって、上映時間が長いわりには前作ほどアクション・シーンは多くない。
それでも、あっと驚くエンディングが待っているし、それは続く第3部への幕開けとなる。

おそらく、第3部(これは前後編の2作になるらしい。最近の流行か?)では、派手なアクション・シーンが展開されることは期待できる。
ただ、はたして第3部公開まで僕自身のこの作品への興味が持続できているか、それはなんともいえない。

それは決して映画がつまらないというわけじゃない。
たとえば『SW』や『BTTF』、『LOTR』のようなワクワク感は、デストピアを描いたこのシリーズからはあまり感じられないのだ。
でも、それは物語の性質なので、それでいいんだと思う。



ハンガーゲーム2スコア
スコアは前作同様、ジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。

よって、「ゲーム」に参加する戦士のパレードの際に流れるあのメロディは、今回も聴くことができる。
ただ、この季節唯一のアクション巨編というキャッチコピーの割には、全体の印象は地味めな映画であり、スコアのほうもそれに沿った形となっている。

どうも最近のJNHは無難に収まっているような印象がある。
ベテランの底力を聴かせてほしいものだ。

サントラはスコア盤と共に、主題歌を担当したコールドプレイのナンバー(これがけっこう壮大で、映画の雰囲気をよく伝えている)などを収録したソング・コンピレーション盤がリリースされている。

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