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ビンさんの銀幕音楽堂・第613回(2013年10月26日放送分) 







【放送日:2013年10月26日 PM9:00オンエア】

・銀幕トピックス

『1984』ostより「Main Title: "Oceania, 'Tis for Thee"」(co:ドミニク・マルドゥニー)


・ニューシネマ・サウンド

『ダイアナ』ostより「Culture of Duty」(co:デイヴィッド・ホルムス&キーフス・シアンシア)

『ダイアナ』ostより「Gone」(co:デイヴィッド・ホルムス&キーフス・シアンシア)

『タイピスト!』ostより「Typewriters Boogie」(co:ロブ&エマニュエル・ドーランド)

『タイピスト!』ostより「La machine à écrire」(vo:ジルベール・ベコー)


その他、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。



以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

今回の選曲、作品としては3作品しか取り上げておりません。

お察しの通り、今回は音楽的なネタが少なかったのです。
なんせ、冒頭30分近くずっと喋ってますからねぇ・・・。

とりあえず、最初のコーナーは映画に関するニュースを取り上げる「銀幕トピックス」。
今回は2014年の正月映画の話と、25日まで開催されている東京国際映画祭の話について、グダグダくっちゃべっております。

で、取り上げた作品として、第一回東京国際映画祭で上映された『1984』(84)を。
ジョージ・オーウェルによるSFの古典をマイケル・ラドフォードが克明に映画化した、知る人ぞ知る秀作。

僕が観たのは高校生の頃、難波の花月シネマで上映された時で、その際のエピソードなんぞをお話しております。


続いて、公開中の映画を取り上げる「ニューシネマ・サウンド」では、ダイアナ元皇太子妃の真実の姿を描いた、『ダイアナ』を。
そして、番組にチケット提供していただいております、MOVIX橿原さんにて奈良県下独占上映中の『タイピスト!』を。


まぁ、こういう構成での番組はこれまでもよくやってますけど、本来は「音楽番組」。
もっとオンエアする曲数を増やさなくちゃいけないなぁ・・・と反省しつつ次回は11月。

さらなる、「音楽番組」を目指しますね(笑)




1984.jpg

『1984』(76)のサントラ。
スコア担当はドミニク・マルドゥニー。

ジョージ・オーウェルによるSF小説の古典を完全映画化。
監督はマイケル・ラドフォード。

『1984』といえば、ユーリズミックスじゃないの? と思われる向きもあるだろうが、公開当時ヒットした主題歌を含んだアルバムは、あくまでイメージ・アルバム(一部映画本編でも使用されたけど)といった感じ。

スコアを担当したドミニク・マルドゥニーはマイケル・ビーン主演のTVドラマ『炎の英雄シャープ』(05)のスコアなどを担当している作曲家。

メインテーマである「オセアニア、そは汝」は、強烈な印象を持ったメロディで、映画初鑑賞時には正直ノックアウトされたほど感動したもので、もちろんユーリズミックスのアルバムもよいが、なぜスコア盤サントラが出ないのかと煩悶したものだった。
それが解消されたのは99年。じつに15年も待たねばならなかった。

スコア盤をリリースしたのは英Airstrip One Company というレーベル。
実際、このレーベルは正規のものなのか、はたまたブートレッグ(海賊盤)レーベルなのか詳細はわからない。
装丁の印刷が正直綺麗とは言い難いのだが、インレイには詳細な記事が記載されている。

すでに廃盤となっているので、ディスク自体は現在は入手困難かと思うが、ダウンロード版では入手可能。


【amazon MP-3】
【iTunes】




ダイアナ
『ダイアナ』のサントラ。
スコア担当はデイヴィッド・ホルムスとキーファス・シアンシア。

ナオミ・ワッツがダイアナ元皇太子妃を演じた話題作。

スティーヴン・ソダーバーグ監督の『オーシャンズ』シリーズのスコアを担当したデイヴィッド・ホルムスは、元々クラブ・ミュージックなどを作曲していたDJ出身の作曲家。

エンターテイメントならともかく、今回のような人間ドラマにホルムスのデジタル・スコアは果たして合っていたかどうか。
時折コーラスなども取り入れられてはいるが、全体的にかなり地味な仕上がりになっており、明確なメインテーマもない。

ただ、映画自体、ダイアナの内面に深く切り込んだ内容になっており、どちらかとえばネガティヴなカラーの本作には、今回のいわば効果音のようなスコアは正解だったのかもしれない。
個人的には、ドラマティックなスコアが欲しいところではあったけれど。

共同作曲としてクレジットされているキーフス・シアンシアは、劇場パンフレットによればコーエン兄弟の『レディ・キラーズ』(04)やヴェンダースの『アメリカ、家族のいる風景』(06)などを担当しているとのこと。

サントラはディスクでのリリースはなくダウンロードのみ。


【iTunes】



タイピスト!
『タイピスト!』のサントラ。
スコア担当はロブ&エマニュエル・ドーランド。

50年代のパリを舞台に、タイピングの速さだけがとりえの田舎娘がタイピング早打ちコンテストに出場する、熱血スポコンラブコメディ。
今年の夏に東京、大阪のミニ・シアターで上映され好評を博した。

スコアを担当したロブ&エマニュエル・ドーランドについては資料がないので詳細はわからないが、劇中主要な場面で流れるドラマティックなメインテーマを聴くに、注目しておくべき名前かと思う。

予告編でも流れ、本編中盤で映像を彩る「Typewriters Boogie」は軽快なスコアで印象深い。

サントラにはスコアの他に、50年代にヒットしたナンバーなども収録されており、エンドクレジットに流れた「La machine à écrire」は、ジルベール・ベコー57年のナンバー。
タイプライターの効果音を使った好ナンバーで、本作にはピッタリすぎる選曲だ。


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【タワーレコード】
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