ビンさんの銀幕音楽堂・第611回(2013年10月12日放送分) 







【放送日:2013年10月12日 PM9:00オンエア】

・銀幕アラカルト:ジュリアーノ・ジェンマ追悼特集

『荒野の1ドル銀貨』ostより「A man... a story」(co:ジャンニ・フェリオ)

『続 さすらいの一匹狼』ostより「adios gringo」(vo:フレッド・ホングスト)

『星空の用心棒』ostより「I Lunghi Giorni Della Vendetta」(co:アルマンド・トロヴァヨーリ)

『荒野の大活劇』ostより「Monty and Ted」(vo:ジョン・イレソン&ウェイン・バーラム)

『復讐!新・荒野の用心棒』ostより「California」(co:ジャンニ・フェリオ)

『ゴールデンボーイ 危機また危機』ostより「The Golden Boy」(co:ジャン・パオロ・チッティ)

『シルバーサドル 新・復讐の用心棒』ostより「Silver Saddle - Main Title Song」(vo:ケン・トビアス)


・ニューシネマ・サウンド

『最愛の大地』ostより「When the Heart Dies」(vo:ナターシャ・ミルコビッチ)


番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。



以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

今回は去る10月1日に交通事故で亡くなった、イタリアの名優ジュリアーノ・ジェンマの追悼特集をお送りします。

幼い頃、父に連れられて通った映画館。
当時はマカロニ・ウェスタン全盛期で、じっさいどれだけの作品を観たのかハッキリおぼえていないというのが現状ですが、その中で幼心に「男前やなぁ~~~」と思った俳優がいました。

彼こそジュリアーノ・ジェンマその人だったのです。
僕にとってマカロニ・ウェスタンの顔といえば、イーストウッドでもフランコ・ネロでもなく、ジュリアーノ・ジェンマでした。

80年代にはスズキのスクーター「ジェンマ」や、大丸百貨店の紳士服「トロージャン」といった日本のCMにも登場してましたし、実際にファンも多かったいわゆるアイドル・スターの一人でもありました。

近年は俳優業よりも彫刻家としてイタリア本国では活動していた(遺作は今年日本でも公開された『ローマでアモーレ!』だった)そうですが、まだまだ俳優として活躍できる年齢でもあっただけに、突然の訃報には少なからず衝撃を受けた次第です。

享年75歳。合掌・・・。


続いて、公開中の映画とその音楽を紹介する「ニューシネマ・サウンド」のコーナー。
当番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんにて先週の土曜日から奈良県下独占上映が始まった、アンジェリーナ・ジョリー監督・脚本・プロデュースの話題作『最愛の大地』を取り上げます。



コウヤノイチドルギンカコウヤノダイカツゲキ
『荒野の1ドル銀貨』(65)、『荒野の大活劇』(69)のカップリングCD。
スコア担当はいずれもジャンニ・フェリオ。

共にジュリアーノ・ジェンマ主演のマカロニ・ウェスタン。

前者はジュリアーノ・ジェンマがモンゴメリー・ウッドと名乗っていた頃、マカロニ・ウエスタンとしては初期の作品であり、かつ、マカロニ・ウェスタンを語る上では外せない1作となっている。
フレッド・ボングストが唄う主題歌が有名だが、なぜかこのCDには収録されておらず、テーマ曲はインスト・バージョンである。

後者はマカロニ・ウエスタンも飽和状態になった頃の作品で、コメディ色を濃くしてマンネリ打破を狙った作品。
なので音楽も全体的に泥臭いというよりも、ライトな仕上がりになっている。

99年イタリアCAMよりリリース。
既に廃盤のため、amazonでは相当な価格となっている。


【amazon】



ホシゾラノヨウジンボウ
『星空の用心棒』(67)のサントラ。
スコア担当はアルマンド・トロヴァヨーリ。

ジュリアーノ・ジェンマ主演のマカロニ・ウェスタンの代表作。

トロヴァヨーリの書くテーマ曲は、個人的に特にお気に入りで、過去にも何度も当番組でお送りしているので、「またか・・・」と思われるかもしれない。
でも、好きなものは仕方がない。まして、ジェンマ追悼ともなると外せない。

サントラCDは何度もリリースされているが、2007年に日本のヴェリタ・ノーテからリリースされたものが、いまのところ収録曲が一番多い。


【amazon】
【タワーレコード】



キュウキョクノマカロニウェスタン1
『究極のマカロニ・ウエスタン①』。
94年にキングレコードよりリリースされたマカロニ・ウエスタンのオムニバスCD。

『続 さすらいの一匹狼』(65)の音源は、このCDから。






【amazon】

キュキョクノマカロニウェスタン4
『究極のマカロニ・ウエスタン④』。
94年にキングレコードよりリリースされたマカロニ・ウエスタンのオムニバスCD。

『復讐! 新・荒野の用心棒』(77)の音源は、このCDから。






【amazon】



シルバーサドルシンフクシュウノヨウジンボウ
『シルバーサドル 新・復讐の用心棒』(78)のサントラ。
スコア担当はフランコ・ビクシオ、ファビオ・フリッツィ、ヴィンス・テンペラ。

ホラー映画監督としても知られるルチオ・フルチが撮った、数少ないマカロニ・ウエスタンの1作。
日本未公開なれど、TVで何度か放映されファンの間では人気の高い佳作であり、ジェンマ演じるガンマンと少年の交流なども描かれているため、フルチが撮ったとは思えないほど、どちらかといえばほのぼのとした内容となっている。

音楽は3人の連名となっており、この3人はしばしばイタリア映画で共同でスコアを担当していた。
同じくフルチが監督した『荒野の処刑』(75)でもこの3人が音楽担当だったので、その流れだろう。

映画の内容と同じく、音楽もほのぼのとしたライトな印象のものが多く、ケン・トビアスなるシンガーが唄うテーマ曲もなかなかの好ナンバーとなっている。

サントラは2004年にイタリアのDigitmoviesからリリース。


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【amazon MP-3】
【タワーレコード】
【iTunes】




サイアイノダイチ
『最愛の大地』のサントラ。
スコア担当はガブリエル・ヤレド。

アンジェリーナ・ジョリー監督・脚本・プロデュースを務めた話題作で、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を描いた物語であり、出演する俳優もどちらかといえば日本では馴染みが薄い。

なので、スコアも現地のアーティストが担当するのかと思いきや、ガブリエル・ヤレドが担当したというのが、ちょっと意外。
まして彼自身、レバノン出身ということで、今回の作品の舞台となった地域とゆかりがあるか、といえばそうでもない。

ただ、民族音楽を取り入れた相当にエキゾティックな内容になっており、そういう点では過去にそういった作品を多く手掛けているヤレドだからこそ、その手腕も発揮できということか。

全体的な印象では地味な仕上がりになはっているが、登場人物の精神的な葛藤、繰り返される惨事をヤレドは音楽で綴っていく。
特にエンドクレジットではサラエボ出身のシンガー、ナターシャ・ミルコビッチによるナンバー(ヤレドが作曲し、彼女が作詞をしている)が流れる。

他に劇中で流れるバンド・ミュージックなども収録。

なお、ジャケットデザインだが、ただの血糊かとおもいきや、左上部は主演の男女のシルエットになっている。


【amazon】
【タワーレコード】
【iTunes】





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