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ビンさんの銀幕音楽堂・第604回(2013年8月24日放送分) 







【放送日:2013年8月24日 PM9:00オンエア】

・夏休み特別企画:納涼、ゴブリン特集!!

『サスペリアPART2』ostより「サスペリア2のテーマ(紅い深淵)」(co:クラウディオ・シモネッティ)

『サスペリア』より「サスペリア」(co:クラウディオ・シモネッティ)

『ゾンビ』より「ゾンビ」(co:クラウディオ・シモネッティ)

『シャドー』より「シャドーのテーマ」(co:クラウディオ・シモネッティ)

『フェノミナ』より「フェノミナ」(co:クラウディオ・シモネッティ)


・銀幕音楽堂メールボックス

番組宛にいただいた、メール、FAXを紹介。

また、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。



以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

今週は、夏休み特別企画、第3弾をお送りいたします。

とある方からのリクエストで、イタリアのプログレッシブ・ロック・バンド、ゴブリンの代表作を特集いたしました。

ゴブリンといえば、70~80年代、ホラー映画のヒットメイカー、ダリオ・アルジェント作品の音楽担当ととして有名であり、とうの昔に解散してもなお、この21世紀になっても過去の作品の再リリースされているところをみれば、いかに彼らの人気が不動であるかを物語っています。

今回は、そんなゴブリンの代表作を取り上げておりますが、こういう企画は番組黎明期にもオンエアしたことがありましたが、最近はほとんどやってなかったなぁ・・・、しかも夏といえばホラー映画だよなぁ・・・と思っていたところに、「ゴブリンの特集を!」というリクエストをいただきましたので、これ幸い(笑)ということで取り上げてみました。


ほんとはゴブリンの作品では、アルジェント作品以外にも幾つかあって、それらも網羅しようとは思ったのですが、いつものように「余計な喋り」のおかげ(?)で、ご覧のようなラインナップになりました。

ほとんどのナンバーの作曲を担当していたクラウディオ・シモネッティは、いまだにアルジェント作品のスコアを担当しておりまして、これまた時間があればお送りしたかった、アルジェント・シモネッティの最新作、『ドラキュラ3D』(日本未公開)のテーマ曲も取り上げたかったのですが、これまた時間の関係上割愛せざるを得ませんでした。


さて、番組では僕の中学時代の話もしています。

中学の頃の夏休みの宿題(技術の)で、プリント基板を用いた電子工作を提出というのがありました。
当時から他の人がやることと同じことをするのが嫌いだった僕は、とりあえず電気の街日本橋へ。

当時は現在のようなオタクの街ではなく、まさに電気の街だった日本橋。
そこであちこちのショップを周って、見つけたのが「ミニFM局」というシロモノ。

これ、マイクをつなげると自分の声が定められた周波数で飛ばすことができる、まさに自分の部屋がFM放送局になるというものだったのです。
価格も手ごろだったと思いますが、これ、実際の工作時間なんてあっという間。
ものの数分で10センチ四方の小さなプラスティックの箱ができました。

ここに摘みが2つとマイクを差し込むジャックが。
箱の後ろからは細い電線がひょろろろ~~~と伸びているという、ハッキリ言って見かけはかなりお粗末でした。

しかし! 電波はしっかり飛ばせるんですよ。

当時、家には2台のラジカセがあったので、その周波数にチューニングを合わせるとちゃんと聴こえるんです!
すごいやん、これ! みかけはお粗末なのに!


さぁ、そうなるとやってみたくなるのが、当時熱狂的に聴いていたNHK-FMの「夜のスクリーンミュージック」のような番組です。

そこで、思いついたのが季節も夏の真っ只中ということもあって、ホラー映画の音楽を流してやろうと。
しかも、よく聴いていたゴブリンのナンバーを。

紙に進行表みたいなのを書いて、オープニングのトークから楽曲の解説。そして音楽の順で流してみました。

ただ、一つの部屋のなかで、マイクを持って喋り、マイクをラジカセに近づけて、もう一台のラジカセでその電波をキャッチする。
正直、ほんとに電波が飛んでいるのか、それじゃあよくわからないですけど、それでもキャッチする側のラジカセの受信レベルのメーターはちゃんと反応していました。
これには感激しましたねぇ・・・。


9月、その「ミニFM」局を学校に提出したのはいいのですが・・・。

キャッチした音声を録音してなかったので、提出物は「ただの箱」。
もちろん先生にも、「これじゃあ、なんだかよくわからん」と言われてしまいましたとさ。


でも、あの夏にこっそりやったのとほぼ同じこと(ほんと、全然進化してません・・・)を、いまはこうして公共の電波に乗っけてもらってやらせていただけるというのは、中学時代の僕には、憧れではあったけれど、想像だにしなかったことです。

それが600回も続けてこれたなんて・・・。


さて、次回はたまりにたまっている、2013年サマーシーズン公開作品の音楽を、ドド~~~ン!!! とお送りいたしますので、お楽しみに!!



サスペリア2カンゼンバン
『サスペリアPART2』(75)のサントラ。

もともとスコア担当はジョルジオ・ガスリーニだったが、ダリオ・アルジェント監督がスタジオ・ミュージシャンだったチェリーファイブの演奏を気に入り、そのなかのメンバーを引っこ抜いて、急遽本作の音楽担当としたのがゴブリンの生まれたきっかけ、というのは、この手のジャンル・ファンには周知のこと。

クラウディオ・シモネッティはテーマ曲を一晩で作曲したのだそうだ。

ホラー映画にはプログレッシブ・ロックが合うことを印象付けるきっかけとなったサントラといえる。

なお、収録曲はゴブリンのオリジナル・ナンバーとガスリーニのスコアが混在する形になっているが、これが妙にバランスがとれている。
ちなみに本編で強烈な印象を残す、不気味な子守唄はガスリーニの作曲による。

96年に伊CINEVOXより、従来のものより膨大なボーナストラックが追加されたディスクがリリースされた。


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サスペリア2デジパック
2006年には同じく伊CINEVOXより、さらにボーナストラックを追加し2枚組、デジパック仕様で再リリースされている。

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サスペリアカンゼンバン
『サスペリア』(77)のサントラ。

イタリアにゴブリンあり! と全世界にその存在を知らしめた記念碑的サントラ。

特にタブラ、ズブーキといった民族楽器を取り入れた、どこかエスニックな匂いも漂うテーマ曲の恐いこと恐いこと!

子供の頃は決して一人では聴けなかった。
でも、いまは全然平気(笑) むしろ、その恐さがかっこよく思える。

97年に伊CINEVOXよりボーナストラックも収録したディスクがリリースされている。


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サスペリアハイクオリティ
収録内容は上記と同じだが、2009年にはハイクオリティ盤で再リリースされている。

ゴブリン・サウンドがいまでも人気を博していることの表れだろう


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ゾンビカンゼンバン
『ゾンビ』(78)のサントラ。

荘厳なメインテーマ、リズミカルなテーマ、ラウンジ・ミュージック、30年代ジャズ等々、バラエティに富んだ楽曲を聴いていると、ゴブリンがロックバンドとは思えないほど。

本編とはうらはらに、とにかく賑やかな一枚。

しかし、この作品以降、ゴブリンは解散、再結成を繰り返すことになる。
その大きな理由がダリオ・アルジェントによるものが大きい。
最初からずっとアルジェント監督に翻弄されるゴブリンのメンバーたちなのだった。


98年に20周年記念としてボーナストラックを多く含むディスクが伊CINEVOXよりリリースされている。


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ゾンビハイクオリティ
2000年には上記の内容でハイクオリティ盤がリリースされている。

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シャドーカンゼンバン
『シャドー』(82)のサントラ。

この頃にはゴブリンを解散していたメンバーだったが、4人中3人が本作のサントラ収録のために再結成。
ただし、ゴブリンの名称が使えなかったりで、ディスクにはその名前はない。

しかし、ナンバーの数々は、まさにゴブリン・サウンドそのものだ。

96年にボーナストラック多数追加したディスクが、伊CINEVOXよりリリースされている。


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フェノミナハイクオリティ
『フェノミナ』(85)のサントラ。

本作の音楽担当は、ゴブリンでは主に作曲を担当していたクラウディオ・シモネッティが個人名義で参加していたり、はたまたゴブリン名義で参加するなど、けっこう混乱しているその様子がみてとれる。

なお、メインテーマはシモネッティによる。
ピナ・マグリのソプラノ・ボイスをともなって、名曲の誉れ高い一曲となっている。

2007年に伊CINEVOXよりボーナストラックを収録したディスクがリリースされた。


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【amazon MP-3】※こちらは収録曲数が少ない
【タワーレコード】
【iTunes】※こちらは収録曲数が少ない







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