♪小林万里子ライブに行ってきました♪ 







6月15日(土)、阿倍野ロック食堂にて、念願の小林万里子さんのライブに初参加、もとい、初参戦してまいりました。


小林万里子(敬称略)と聞いて、どれだけの方がご存知でしょうか?
僕が中学生の頃、文化祭で先輩がバンドを組んで舞台上で演奏したのが「朝起きたら」というナンバー。

♪朝起きたら、男の態度が変わってた~~~♪

その時はいったい何を歌ってるのかその意味もよくわからなかったけど、けっこうウケていたと記憶しています。

それが小林万里子さんという方の歌だと知ったのは、それからずっとずっとずっと後のこと。
そして、その小林万里子さんという方が、他にどんなナンバーを歌っていたか、また、歌ったナンバーが放送禁止になったということも、同じ頃に知りました。

いまにして思えば、けっこう厳しいことでも有名だったうちの中学校で、よくもまぁ「朝起きたら」のようなナンバーを、しかも中学生が全校生徒の前で歌うことが許されたもんだ・・・。

その小林万里子さんが関西で地道にライブ活動をしていることも、いろんなところから伝え聞いてはいましたが、メディアで確認したのはたまたま観た読売テレビの深夜番組『ブラマヨ流』でした。
お笑いコンビ、ブラックマヨネーズが司会のバラエティ番組で、かれこれいまから10年近く前になると思うけど、その番組の中で彼らのテーマ曲を作る、みたいな企画があって、それをオファーされたのが小林万里子さんだったのです。

で、その時にできたナンバーは、彼女のアルバムにも収録されているし、ライブでの模様もYouTubeでアップされているのでお聴きただくのがよろしいでしょう。
とにかく、「ぶつぶつとハゲのブルース」というタイトルからして相当に強烈ですが、その内容は予想を上回るほどさらに強烈でございますよ。




さて、その小林万里子さん、上の動画でもお分かりのように、基本はブルース・シンガー。
その声量のほどは動画でもお分かりいただけると思います。
しかし、(しかし、ってこともないけど)そのヴォイスから紡ぎだされる歌の内容がとにかく驚天動地!!
ベースには反体制と女性問題があるのでしょうが、そこに時事ネタも盛り込みつつ、ふつうは人前でこんなこと言えませんわ、というようなことも、ドド~~~ンと歌い上げる。
個人的には右寄りな思想のある僕としては、彼女のナンバーの中には共感できないものもなくはないけど、それでも躊躇なしに歌い切るその姿勢は、ただただカッコいい。
そして、そこにエロネタをスパイス(このスパイスは往々にして激辛だが)として放り込む。その加減が絶妙なんですよ。

ゆえに、彼女の歌を放送媒体で聴くことは不可能に近いけど、それゆえライブは貴重なものとなってくるわけで。
一度はその毒に触れてみたい、いや、その魅力的な生ヴォイスを聴いてみたいと思いながらも、なかなか都合がつかなかったのが、その願いがようやく先週末、叶ったのです。


ライブ当日、生の彼女を目の当たりにして想像と大きく違って、じつに気さくなどこにでもいそうなオバちゃん、もとい、ご婦人だったことに驚き(驚くこたぁないけど)。
が、ひとたびライブが始まると、一気に小林万里子ワールドが展開!
そこから阿鼻叫喚の3時間が始まったのです。


ライブ内容は彼女自身が作詞作曲したものもあれば、既成曲に独自の詞をつけて(早い話が替え歌)歌うものとがミックスされた構成。
その間にもちろんMCもあるけど、これがまた普通に観客と会話する、そしてそれが熱を帯びる、てなことでどんどんMCの時間が延びる延びる(笑)

印象深いナンバーもいくつかあって、たとえば某金融会社のCMでそれまでベテラン女優がでていたのが、いつのまにやら若い女優に交代になった件に女性問題を絡めた「●●ッ●のテーマ」(敢えて伏字にしておきます)。
これをそのCMで使われている「ソー・マッチ・イン・ラブ」のメロディで歌うものだから抱腹絶倒。

ほかにもホイットニー・ヒューストンの転落人生を「アイ・ウィル・オールウェイ・ラヴズ・ユー」のメロディで。

さらに、大阪にある某テーマパークに隠された恐るべき事実を歌い上げた「●●Jのテーマ」(敢えて伏字にしておきます)。これをマンハッタン・トランスファーの「トワイライト・ゾーン」(トワイライト・パスに絡めて)のメロディで。

他にも某凶悪殺人事件の犯人が刑務所から出てきて、のうのうと生きているという社会の矛盾を、あの「ド・レ・ミの歌」に乗せて歌ったナンバーなどなど、映画音楽ファンとしても微妙ではあったがなんとも嬉しい選曲(嬉しいか?)にも満足満足。


そうそう、忘れちゃならないのが、小林万里子さんとともにステージで演奏を披露する鷲尾悠持郎さん。
ライブ中はギターとコーラスに徹してらっしゃるが、唯一オリジナル曲だという「あかし」というナンバーを披露された。
これがじつに名曲。自身の友人の結婚式のために作ったということだそうだけど、歌詞の内容に深くこだわらなければ(笑)、結婚式ソングとしてもブレイクしてもおかしくない(こちらもYouTubeで鑑賞可能)。




そうそう、ライブの途中で、小林万里子さん本人が傷害事件の被害者になった体験から、警察に対する不満をぶつけたナンバーを披露。
その後、突然外から警官がやってくるという、ハプニング(ひょっとして歌が外に聞こえて、それに対する国家権力の弾圧か?)と会場内は一瞬騒然となりましたが、まったく別件だったことに場内は和む(笑)


とにかく、日頃から僕自身も矛盾に思っていることを、次々と歌われていくことに対する爽快感(歌詞の内容は爽快とは程遠いけれど)たるや!!
今回はやっぱりというか、某市長の問題発言はもとより、その人物のこれまでの政策に対する批判がけっこう多く、それについても逐一共感する部分も多くて、なんだかたまっている鬱憤が発散されたよう。

ゆえに、小林万里子さんのライブは、リハビリ&リラクゼーション効果もあることを実感しました。

相当にひねくれたリハビリ&リラクゼーションではあるけれど(笑)

また、心身ともに疲れた時には、小林万里子さんのライブで癒されに行こう。
あ、あくまで極々個人的な感想ですので、ライブを鑑賞したところ、癒されるどころかより症状が悪化したとしても、当方は一切関知いたしませんので、ご参考まで。


最後にこんなナンバーも。



※これもライブで歌ってらっしゃいましたよ(笑)※



コバヤシマリコファーストアルバム
『ファースト・アルバム』。

81年にリリースされた、文字通り小林万里子のファーストアルバム。
ちなみにプロデュースは井上陽水。

なんやかんや諸事情があって永らく廃盤となっていたが、2003年にCDとして復刻(追加音源あり)。



【amazon】
【タワーレコード】




コバヤシマリコアサオキタラ
『朝起きたら・・・』。

2011年にリリースされた、現在のところ小林万里子の最新アルバム。

歌詞の内容はともかく、音楽的にもバージョン・アップしている。


【amazon】
【タワーレコード】






コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://binsan67.jp/tb.php/315-e06ed0c8