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ビンさんの銀幕音楽堂・第590回(2013年5月18日放送分) 







【放送日:2013年5月18日 PM9:00オンエア】

・ニューシネマ・サウンド:『セデック・バレ』特集

『セデック・バレ』ostより「出草:Our Hounting Ground」(co:リッキー・ホー)

『セデック・バレ』ostより「失去的猪場:Without a Hunting Field」(co:リッキー・ホー)

『セデック・バレ』ostより「賽徳克・巴莱:The Soul of Seediq Bale」(vo:阿穆依・阿穆依・穌路)

『セデック・バレ』ostより「賽徳克・巴莱之看見彩虹:The Rainbow Promise」(vo:林慶台、大慶、他)


そのほか、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

先週に引き続き、現在公開中の映画とその音楽を紹介する、「ニューシネマ・サウンド」のコーナーで1時間。

このコーナーで取り上げる作品は、番組でチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんで公開されている作品がメインなのですが、今回だけは残念ながらMOVIX橿原さんはもとより、奈良県下の劇場では公開されていない作品を敢えて取り上げました。

作品は『セデック・バレ』という2011年の台湾映画です。

日本軍が台湾を統治していた1930年10月、台湾の山奥にある集落「霧社」で起こった「霧社事件」を取り上げた歴史大作で、監督は『海角七号 君想う、国境の南』(08)のウェイ・ダーション。

台湾の先住民族の一つである「セデック族」の頭目、モーナ・ルーダオを筆頭に先住民たちが決起。
日本人を老若男女問わず虐殺するという暴挙に出たことに対し、日本軍はセデック族を掃討、事件は終結を迎えた、というのが「霧社事件」のあらまし。

映画は事件がなぜ起こったのか、その時セデック族の人々は、日本人はどう行動したのかを克明に、かつテンポよく描き、プロデュースにはジョン・ウーも名前を連ねているからか、アクション・シーンの切れの良さ&派手さに、確かに全世界普遍のテーマである「異文化間の衝突」が生んだ悲劇を描いているものの、第一級のエンターテインメントとしても楽しめる作品に仕上がっていました。

なんせ2部構成で全上映時間が4時間半に及びますが、時間の長さを感じさせません。
個人的に2013年の映画ではベストに推したい映画なのです。

関西では十三の「第七藝術劇場」と九条の「シネ・ヌーヴォ」の2館だけの上映なのがじつに残念。
もちろん、上映時間が長いので、なかなか多くの劇場ではかけられない作品でしょうが、それでも機会があれば是非、ご覧いただきたい秀作です。

〖第七藝術劇場〗
〖シネ・ヌーヴォ〗

さて、この映画は本編が素晴らしかったこともさることながら、そこに流れる音楽がまたイイんです!

スコアを作曲したのはシンガポール出身の作曲家リッキー・ホー。
これまでも映画のスコアは何作か書いてらっしゃるようですが、僕自身初めて耳にする作曲家であり作品でした。
とにかく、メインテーマの旋律にハマってしまいまして、ここ最近のヘビロテ曲になっています。

そのオリジナルスコアとともに、劇中に登場するセデック族の言葉で唄われるトラディショナル・ナンバーも、実際のセデック族のシンガーによって収録されていますし、エンドクレジットに流れるナンバーも、基本はトラディショナルなのですが、リッキー・ホーのアレンジによって壮大なバラードに。
しかも、唄っているのは映画に登場した主要俳優たちという、なんというサービス精神に満ちた「音楽」なんだろうと、それだけで感激したのでした。

番組では、奈良県下で上映されていない作品でもあり、取り上げようか迷ったのですが、やっぱり今年忘れられない1本になるということで、取り上げることに決めました。

まぁ、MOVIX橿原さん以外のシネコンでも上映されていない作品なので、義理は通せたかと自負しております(笑)



セデックバレ
『セデック・バレ』のサントラ。

スコア担当はリッキー・ホー。

スコアや収録ナンバーに関しては、上記のブログを参照。

演奏はオーストラリアのオケである、ザ・スタジオ・オーケストラ・オブ・シドニー。
60人編成のオケに加え、セデック族のシンガーによるヴォーカルや、ラストを飾る出演者たちによる壮大なバラードなどなど、とにかくスケールが大きい。

サントラCDも2枚組仕様。
27曲収録で、各ナンバーが流れた場面を収録した小冊子がついている。

僕が映画を観た「シネ・ヌーヴォ」のロビーでもこのサントラは発売されていたが、僕は中国語圏の映画のサントラ、DVDを扱う「クイックチャイナ」というサイトで購入した。
価格も1741円(送料込)と、思いのほか低価格だったし、注文してから3日目に届いた。

なお、僕が買ったのは「中国盤」だったようだが、サイトでは「台湾盤」も扱っている。
こちらは2678円(送料込)と割高。
冊子のページ数が若干多いようだが、詳細は判らない。


〖クイックチャイナ〗





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