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ビンさんの銀幕音楽堂・第589回(2013年5月11日放送分) 







【放送日:2013年5月11日 PM9:00オンエア】

・ニューシネマ・サウンド スペシャル

『アイアンマン3』ostより「Iron Man 3」(co:ブライアン・タイラー)
『アイアンマン3』ostより「Can You Dig It (Iron Man 3 Main Titles)」(co:ブライアン・タイラー)

『ラストスタンド』ostより「The Last Stand」(co:モグ)

『L.A.ギャングストーリー』ostより「Gangster Squad」(co:スティーヴ・ジャブロンスキー)

『図書館戦争』ostより「Library Wars」(co:高見優)


・銀幕音楽堂メールボックス

番組宛にいただいた、メール、FAXを紹介。

そのほか、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

あっという間に終わった今年のGW。
みなさんは、1本でも映画をご覧になったでしょうか?

とにかく、今年のGWは新作がドドドドドン!! と相次いで公開され、僕自身も全部観きれていない状況です。
(そのうえ、本業が忙しくて映画館へ行く時間も限られていました・・・)

そんな中で、これは音楽的もいいなぁと思った作品をピックアップ!

公開中の映画とその音楽を紹介する、「ニューシネマ・サウンド」のコーナーの1時間ワイドバージョンという形で今回はお送りいたします。


なお、次回は「あの作品」を取り上げる予定です。

「あの作品」って何だ???


アイアンマン3
『アイアンマン3』のサントラ。

スコア担当はブライアン・タイラー。

シリーズ中、もっとも内容が充実していただけでなく、音楽面でも最高傑作!!(だと個人的に思う)

燃えるスコアをこれまでも書いてきたブライアン・タイラーの集大成。
なにより、明確なメインテーマの旋律が随所に流れるスタイルは、ヒーロー物スコアの王道を行くもの。

特にエンドクレジットを飾る「Can You Dig It」は、メインテーマをポップ・アレンジしたもので、これがじつにカッコイイ!!


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ラストスタンド
『ラストスタンド』のサントラ。

スコア担当はモグ。

シュワルツェネッガー10年ぶりの映画主演復帰作は、韓国映画界の奇才キム・ジウン監督のハリウッド・デビュー作。
そしてスコアもジウン監督とこれまでコラボを組んできた、これまた韓国の作曲家モグ。

アクション・シーンのスコアこそ、打ち込み系のありきたりなものだが、メインテーマはマカロニ・テイストを漂わせた、どこかおとぼけなメロディ・ライン。
ここに東洋人特有の香りを感じるのは僕だけだろうか。

ハリウッドゆえの演出上の制約も多かっただろうが、その分スコアのいい意味での泥臭さが、韓国映画人のアイデンティティーを感じさせる。


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エルエーギャングストーリー
『L.A.ギャングストーリー』のサントラ。

スコア担当はスティーブ・ジャブロンスキー。

RC(リモート・コントロール)の作曲家であるジャブロンスキー。
しかし、彼の作風は他のRC所属の作曲家に比べ、ハンス・ヅィマー色が希薄なのは個人的に嬉しいところ。

とりわけ今回はギャング映画のスコアということで、全体にアコースティックな仕上がりになっているのは、物語の世界観と見事にマッチしているといえる。

本編もそうだが、どこかデ・パルマの『アンタッチャブル』を思えわせる部分も無きにしも非ず。
それはスコアにおいてもそうで、特にスリリングな佳曲であるメインテーマも、モリコーネのあの曲のイメージを想起させる。
いや、決して似ているからどうのこうのというのではなく、ギャング映画にはこういったスコアが良く似合うということ。


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トショカンセンソウ
『図書館戦争』サントラ。

スコア担当は高見優。

なんとスコアの録音はハリウッドのスタジオを使ったのだという。
そこまで耳が肥えていないので、日本のスタジオとその仕上がりの違いのほどを聞き分けることはできないが、それだけスコアに力を入れているといういことか。

邦画のみならず、映画のエンドクレジットにはスコアとはまったく関係のない、とってつけたようなソング・ナンバーが流れることが多いが、本作の演出を担当した佐藤信介監督は『GANTZ』の時もそうだったが、エンドクレジットには堂々とスコアを流すスタイルを取っているのは、映画音楽ファンとしても嬉しいし、スコアを担当した高見優氏もやりがいがあったのではないかと思う。

予告編でも流れていたキャッチーなメロディのメインテーマ「Library Wars」は、それゆえ今後あらゆるバラエティ番組などで使われること必至な1曲。

ただ、気になったのは、なぜ日本映画なのに、このメインテーマはアイリッシュ・フレーバー漂うものになったのか、ということ。
そこから思い出すのは、ハンス・ヅィマーの『バックドラフト』のテーマ(日本では「料理の鉄人」のテーマといったほうが判りやすいか)だ。
『バックドラフト』に、なぜアイリッシュ・フレーバーが漂っていたのは、本編を見ればよくわかるが、『図書館戦争』にはどうもそれが見当たらない。

単に耳障りがいいから、単に感覚で、という理由から今回のアイリッシュというのであれば、それはちょっと「違う」んじゃないか、とも思う。
如何にヅィマーのスコアが、多くの作曲家に影響を与えているというのは、いまさら驚くことではないが、そこからどうオリジナリティを加味していくか、今後の高見氏の活躍ぶりに注目したいところだ。


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