ビンさんの銀幕音楽堂・第545回(2012年7月7日放送分) 


【放送日:2012年7月7日 PM9:00オンエア】

・銀幕トピックス
イヌガミケノイチゾク
『犬神家の一族』ostより「愛のバラード」(co:大野雄二)







オウゴンノイヌ
『黄金の犬』ostより「天使の墓標(インストゥルメンタル)」(co:大野雄二)








・ニューシネマ・サウンド
ショウネントジテンシャ
『少年と自転車』より「ピアノ協奏曲第5番「皇帝」第2楽章」(co:ベートーヴェン)







ワタシガイキルハダ
『私が、生きる肌』ostより「Creditos/La identidad inaccesible」(co:アルベルト・イグレシアス)









そのほか、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。


奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

まずは「銀幕トピックス」から。

今回も映画にまつわるトピックスを2,3取り上げておりますが、なんといっても先月末に亡くなられた俳優、地井武男さんの話題に対する比重が高くなりました。

当番組でも、ことあるごとに地井さんといえば『黄金の犬』での悪役に関する話を過去に何度もしておりましたが、訃報を聞いてあらためて今回も取り上げた次第です。

まずは、菊人形の首すげ替えられてしまう(すげ替えられた首は全然本人と似てなかったけど)という大役(?)を全うされた『犬神家の一族』(77)から「愛のバラード」を。
とにかく当番組でもよくお送りしているナンバーではありますが、最近では某自動車のCMでも使われていますね。

そして、島田陽子や池玲子にあれこれといらんことをする悪役ぶりを好演された『黄金の犬』(79)から、テーマ曲のインスト・バージョンをお送りいたします。

奇しくも、両作品とも作曲は大野雄二だし、タイトルに犬がついてるし、おまけに地井さんにいらんことされるのが島田陽子という、珍奇な偶然に僕自身驚いている次第・・・。
あらためて、地井さんのご冥福をお祈り申し上げます。合掌。


続いて、現在公開されている映画とその音楽を紹介する、「ニューシネマ・サウンド」。

今回は、当番組にチケット提供していただいてます、奈良県は橿原市にありますMOVIX橿原さんにて、奈良県下独占上映となっている2作品を集中して取り上げました。

まずは、カンヌ映画祭グランプリを受賞した『少年と自転車』から。
劇中ではわずかに音楽が流れるものの、オリジナル・スコアではなくベートーヴェンの「皇帝」から第2楽章の冒頭部分のみ。
エンドクレジットではもう少し長く流れますが、「ああ、これからいいところなのに・・・」という思いもむなしく(笑)、フェイドアウトしてしまいます。
はたして映画音楽として効果的な使い方だったか、というといささか疑問が残りますが、とにかく番組ではフェイドアウトしないで最後まで聴いていただくことにいたしました。


続いてオンエア当日の7日(土)から公開が始まります、『私が、生きる肌』を。
ペドロ・アルモドバル監督作品といえば、スコアはアルベルト・イグレシアス。
ストリングスをメインとしたスリリングなスコアが実に効果的でしたが、番組ではエンドクレジットに流れた曲をお送りいたします。



本来なら時期的にも『アメイジング・スパイダーマン』をお送りするところでしょうが、CDのリリースが遅れております(ダウンロードは既に始まっていますが)ので、今回はあえて取り上げませんでした。
また、次回は地井さんと同じく訃報が届いた、ザ・ピーナッツのお姉さんエミさんを偲んでザ・ピーナッツが唄った映画音楽のカヴァー曲を一挙特集する予定です。





※『犬神家の一族』(77)のサントラ。
スコア担当は大野雄二。

いまさらなんの説明もいらないだろう、日本映画のヒットサントラの一枚。
テーマ曲「愛のバラード」は、最近では某自動車のCMに使用されたりしている、永遠の名曲でもあります。

が、前にも書いたかもしれませんが「愛のバラード」は、マンシーニの『シャレード』とコード進行が一緒だったりする。合わせて聴くとデュエットを楽しめますよ。





※『黄金の犬』(79)のサントラ。
スコア担当は大野雄二。

長らくCD化されなかったので、サントラLPは高額で取り引きされていましたが、数年前に無事CD化。

とにかく、映画を離れても十分楽しめるのが大野雄二のサントラの魅力だと思いますが、本作はその最たるものかと思いますねぇ。







※『少年と自転車』に使われている、ベートーヴェンによる「ピアノ協奏曲第五番「皇帝」より第二楽章。

アルフレッド・ブレンデルのピアノ、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。

ダウンロード販売もあり。

Beethoven: Piano Concerto No. 5 & Fantasia in C Minor - Alfred Brendel, Bernard Haitink, London Philharmonic Choir & London Philharmonic Orchestra







※『私が、生きる肌』のサントラ。
スコア担当はアルベルト・イグレシアス。

上でも書いたように全体的にストリングスをメインに使った、スリリングなスコアが堪能できます。
ユニークなのは劇中、トラの着ぐるみのキャラクターがヒロインを襲う場面に流れる7分を超えるスコアが、ほかの楽曲とは一風変わっておりまして、そんなことろに作曲家の独創性を感じます。

ダウンロード販売もあり。

The Skin I Live In (La Piel Que Habito) [Soundtrack from the Motion Picture] - Alberto Iglesias







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