ビンさんの銀幕音楽堂・第540回(2012年6月2日放送分) 


【放送日:2012年6月2日 PM9:00オンエア】

・銀幕トピックス
ユウキアルツイセキ
『勇気ある追跡』より「勇気ある追跡」(co:エルマー・バーンステイン、vo:グレン・キャンベル)









・シネマニアック・アワー:『ローズマリーの赤ちゃん』
ローズマリーノアカチャンカンゼンバン
『ローズマリーの赤ちゃん』ostより「Lullaby From Rosemary’s Baby」(co:クリストファー(クシシュトフ)・コメダ、vo:ミア・ファーロー)

『ローズマリーの赤ちゃん』ostより「Christmas」(co:クリストファー(クシシュトフ)・コメダ)

『ローズマリーの赤ちゃん』ostより「Moment Musical」(co:クリストファー(クシシュトフ)・コメダ)

『ローズマリーの赤ちゃん』ostより「Moment Musical」(co:クリストファー(クシシュトフ)・コメダ)

『ローズマリーの赤ちゃん』ostより「Moment in Time」(co:クリストファー(クシシュトフ)・コメダ)



・ニューシネマ・サウンド
ミッドナイトインパリ
『ミッドナイト・イン・パリ』ostより「Si tu vois ma mere」(Pr:シドニー・ベシェ)

『ミッドナイト・イン・パリ』ostより「Bistro Fada」(co:ステファン・レンベル)

『ミッドナイト・イン・パリ』ostより「Parez-moi d’amour」(pr:ダナ・ブール)

『ミッドナイト・イン・パリ』ostより「Can-Can from “Orpheus In the Underworld」(co:オッフェンバック)




そのほか、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。


奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

まずは、映画にまつわるニュースを取り上げる「銀幕トピックス」から。
今回は3つのニュースのなかから、ジョン・ウェインが『勇気ある追跡』(69)に出演した際に付けていたアイパッチがオークションに売り出されたというニュースに因み、グレン・キャンベルが唄った主題歌をお送りいたします。


シネマニアック・アワーのコーナーでは、このたび完全盤サントラCDがリリースされた、『ローズマリーの赤ちゃん』(68)を取り上げます。

かつて、当番組を担当する前に、サントラの同人誌というのをちまちま作っては、大阪市内のミニ・シアターに置かせてもらっていたことがありまして。
その同人誌のタイトルが「ローズマリー」でした。

かつて、ラジオの映画音楽番組では、これからの季節、ホラー映画特集なんてのがよく組まれていたことがありましたが、そこで必ずといっていいほど選曲されていたのが、ミア・ファーローの独特なヴォーカルによる「ローズマリーの子守唄」でした。
当時はまだ本編を観たことがなく、この物悲しげな旋律とアンニュイなヴォーカルの印象がとても強烈であり、と同時に言いようのない恐怖感を抱いてしまったのです。
その後、実際に本編を観て、印象は180度変わってしまいました。
物語のラスト、ある決断をするヒロインの姿を目の当たりにして、あの物悲しげなメロディの根底には、母親としての力強さ、そして運命を受け入れざるをえない哀しみが込められていると実感したのです。

以来、個人的にホラー映画の音楽でベスト1を挙げるとすれば、『ローズマリーの赤ちゃん』を推すというスタンスになったのです。
で、映画音楽の同人誌(取り上げる作品も、ホラーかSFばかりでしたので)のタイトルにも、ぜひその名称を掲げたいと思っていた・・・ということでの命名だったのです。

さて、今回とりあげた『ローズマリーの赤ちゃん』のサントラCDは、従来のサントラ音源(再演奏バージョン)に加え、フィルムスコアを完全収録という内容。
ミア・ファーローのヴォーカルによる「~子守唄」だけでも3バージョン収録されているばかりか、スコアを担当したクリストファー(クシシュトフ)・コメダの魅力が凝縮されたCDになっています。

番組で取り上げるにあたり、たとえば同じスコアでも、再演奏バージョンとフィルム・スコア・バージョンと聴き比べをしていただこうか、あるいは、「~子守唄」の3つのバージョンを聴いていただこうか、とあれこれ考えましたが、ここはクリストファー・コメダの作曲家としての魅力を伝えるべく、個人的にお気に入りのスコアを幾つかピックアップすることといたしました。


ニューシネマ・サウンドのコーナーでは、当番組にチケット提供をしていただいております、MOVIX橿原さんにて奈良県下独占上映である『ミッドナイド・イン・パリ』を取り上げます。

映画自体もじつに楽しい仕上り(ミア・ファーロー主演作の次が、ウディ・アレンの監督作・・・。これはあくまで偶然のラインナップです)になっており、また、映画を彩る音楽もまた楽しい。
ステファン・レンベルのオリジナル曲を筆頭に、いかにも「おフランス」なナンバーの数々によるコンピレーション仕様。
パリの風景が映し出されるオープニング映像に流れる、シドニー・ベシェの「もし貴方が私の母に会ったなら」に始まって、アコーディオン・プレイヤー、ダナ・ブールの演奏によるシャンソンの名曲「聞かせてよ、愛の言葉を」、惜しくも番組では取り上げられなかった「リカード・ボサノバ」、劇中に登場するコール・ポーターのナンバー、そしてエンドクレジットではオッフェンバックの「カンカン」と、ま、とにかく良質な映画には良質なサントラ、といういいケースになったのではないかと思いますねぇ。



※『勇気ある追跡』(69)のサントラ。
スコア担当はエルマー・バーンステイン。

グレン・キャンベルが唄った主題歌は、当時のアカデミー賞にもノミネートされた名曲。
バーンステインのスコアも、彼の書いた西部劇のスコアの中ではかなりポップで垢抜けた内容になっており、重厚なものを求める向きにはちょっと印象が違うかもしれませんが、あくまで主人公が少女(キム・ダービー)ゆえのライト感覚と考えると納得の仕上り。

レーベルはカナダのDRG。
既に廃盤となっているからでしょうか、相当な価格になっております。

タルカス ~クラシック meets ロック(吉松隆) - 藤岡幸夫指揮/東京フィルハーモニー交響楽団





ローズマリーノアカチャンカンゼンバン
※『ローズマリーの赤ちゃん』(68)のサントラ。
スコア担当はクリストファー(クシシュトフ)・コメダ。
ポーランド出身の元々はジャズ・ミュージシャンで、クシシュトフは亡命前の名前。

過去に何度かサントラはCD化されていますが、今回の完全盤はサントラ専門レーベルLA-LA-LANDからのリリース。
なお、amazonでは取り扱っていないようです・・・。




ミッドナイトインパリ
※『ミッドナイト・イン・パリ』のサントラ。
スコア担当はステファン・レンベル。ただし、劇中では彼の作曲・演奏によるナンバーは1曲のみで、あとはシャンソン、ボサノバの名曲群によるコンピレーション盤といった内容になっています。

海外ではCDでのリリースもあるようですが、日本ではダウンロード販売のみとなっています。

Midnight In Paris (Music from the Motion Picture) - Various Artists







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