ビンさんの銀幕音楽堂・第537回(2012年5月12日放送分) 


【放送日:2012年5月12日 PM9:00オンエア】

・銀幕トピックス
シンジュノミミカザリノショウジョ
『真珠の耳飾りの少女』ostより「グリートのテーマ」(co:アレクサンドル・デプラ)









・銀幕アラカルト:ジョエル・ゴールドスミス追悼
ムーン44
『MOON44』ostより「First Training Flight」(co:ジョエル・ゴールドスミス)







セイフクシャカル
『ザ・コンクエスト~征服大王カル』ostより「Kull The Conqueror」(co:ジョエル・ゴールドスミス)









・ニュー・シネマ・サウンド
ワガハハノキ
『わが母の記』ostより「わが母の記―メイン・テーマー」(co:富貴晴美)










そのほか、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。


奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

まずは、ブログの更新が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
GWの後半、突然当方のパソコンの具合が悪くなりまして、インターネットがつながらなくなってしまったのです。
あれこれ復帰を試みましたが、知識も乏しい中なんともできず、加えて本業のほうも忙しく、じっくり修復をすることができませんでした。
結局、インストールしているインターネットセキュリティソフトが、なんらかの拍子でインターネットに対してブロックしてしまったようで、該当ソフトを入れ替えると、元通りになりました。
いやぁ、いかに日々の生活のなかで、パソコン&インターネットにどっぷり浸かっていることか、今回ばかりは痛感いたしました。


ってなわけで、ようやく先週末オンエア分の番組内容を更新できる運びとなりました。

前回から始まった新コーナー「銀幕トピックス」、今回も懲りずにやってます。
映画にまつわるニュースを2~3みつくろって、あ~だこ~だ喋っておりますこのコーナー、もちろん取りげたニュースに因んだ映画音楽も聴いていただこうという趣向。
今回は、パパラッチに困っているという、スカーレット・ヨハンソンのニュースを取り上げたということもあって、彼女の出演作でもある『真珠の耳飾りの少女』(03)から、アレクサンドル・デプラによる「グリートのテーマ」をお送りいたします。


続いて、「銀幕アラカルト」のコーナーでは、4月29日に亡くなった作曲家、ジョエル・ゴールドスミスの作品を取り上げました。

いわずもがな、故ジェリー・ゴールドスミスの息子さんであり、どちらかといえばB級映画、とりわけホラーやSFなどで作品を残しており(なんせデビュー作は、かの『SFレーザーブラスト』(78)ですからねぇ)、丸々とした熊みたいな感じ&ヒゲ面という風貌は、父親と大きく異なるものの、けっこうスケールの大きなスコアも書いておられた、知る人ぞ知る作曲家です。
父親と同じくガンにより急逝。54歳という年齢はあまりにも若過ぎました・・・。
担当作品のサントラCD化も比較的少なくて、正直なところ選曲に困りましたが、『MOON44』(90)『ザ・コンクエスト~征服大王カル』(97)の2作品を取り上げました。
本来ならば、彼の作品で唯一日本でもサントラCDがリリースされた、『ビーグル犬シャイロ』(97)をなぜ取り上げないのか、と指摘される向きもあるでしょうが、当初はセレクトしていたのですが、番組収録の際に自宅にCDを忘れてしまいまして・・・(苦笑)

『MOON44』は、ドイツ製SFアクション。
監督は後に『インデペンデンス・デイ』(96)など大作路線まっしぐらになるローランド・エメリッヒ。
この作品をきっかけに、エメリッヒ監督の『スターゲイト』(94)のスピンオフ作品であるTVシリーズのスコアを晩年まで手がけることになります。
『ザ・コンクエスト~』は、当番組でもこの間まで取り上げていた「コナン・シリーズ」と同じく、ロバート・E・ハワード原作のヒロイック・ファンタジーのTVシリーズ。
この作品に書いたジョエル・ゴールドスミスのスコア、とりわけメイン・テーマは、日本盤のCDリリースがなかったにも関わらず、日本のバラエティ番組などでもジングルでよく取り上げられたりしていました。
この2作品で彼の実力&魅力を知っていただくには微力過ぎるでしょうが、映画音楽ファン以外ではその死去のニュースもほとんど取り上げられることのないであろう、ひとりの作曲家にスポットライトを当てさせていただきました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


「ニューシネマ・サウンド」のコーナーでは、『わが母の記』を取り上げます。
スコア担当は富貴晴美。
まだ若干26歳でありながら、本作で聴かせる珠玉のスコアの数々には、本編以上に感激いたしました。
なんでも、ジェームズ・ホーナーの『タイタニック』(97)のスコアを聴いて、作曲家になろうと決心されたそうで、そういうコメントからも映画音楽への愛情を感じます。
今後の活躍がとても楽しみなアーティストのひとりです。




※『真珠の耳飾りの少女』(03)のサントラ。
スコア担当はアレクサンドル・デプラ。

考えてみれば、スカーレット・ヨハンソンという類い稀なる美しい女優に初めて出会ったのも、そしてアレクサンドル・デプラという美しいスコアを書く作曲家に初めて出会ったのもこの作品でした。

ちなみに国内盤サントラのライナーノート執筆は、前島秀国氏が担当されています。
ただ、レーベル廃盤なのでしょうか、相当な価格になっていますね・・・。

ダウンロード販売もあり。

Girl With a Pearl Earring (Original Motion Picture Score) - Alexandre Desplat



※『MOON44』(90)のサントラ。
スコア担当はジョエル・ゴールドスミス。
演奏はドイツのグランケ交響楽団。

ファースト・リリースは英SILVA SCREENから。
レーベルでは既に廃盤ですが、まだamazonでは扱っているようですね。

なお、先日、米BSXレーベルから1500枚限定で再リリースされましたが、amazonでは扱いがないようです。
ただ、このBSXレーベルは対応が相当劣悪で評判よろしくないので、そのつもりで。




※『ザ・コンクエスト~征服大王カル~』(97)のサントラ。
スコア担当はジョエル・ゴールドスミス。

個人的には本作は彼の最高傑作だと思います。
壮大なコーラスを伴った、フル・オーケストラによるスケールのでかいスコア。
と思いきや、エレキ・ギターが炸裂するといったユニークな仕上り。
上でも書いたように、日本のバラエティ番組でも、メインテーマはジングルとして使用されたり、番組選曲者の必携(?)アルバムのひとつ。

リリースは米VARESE SARABANDEから。




※『わが母の記』のサントラ。
スコア担当は富貴晴美。

基本的にはメインテーマのフレーズをあらゆるバリエーションで展開するという内容。
このメインテーマの旋律がじつにいいんです。

もちろん、サントラとしての仕上がりも良いのですが、インストゥルメンタル・アルバムとしても堪能できる一枚になっています。

リリースは松竹がSony musicと提携して立ち上げた、SHOCHIKU RECORDSから。

ダウンロード販売もあり。

わが母の記 オリジナル・サウンドトラック - 富貴 晴美







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