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■『アバター 特別編』■(映画) 


アバタートクベツヘン
【公式サイトはこちら!】

XpanD方式やMasterImage方式でこりごりだったので、3D映画なんて、もうええわ! と思ってはみたものの、すぐにその言葉を撤回するようなことがありまして・・・。

僕の住む奈良県に、4つ目のシネコンができました。
シネマサンシャイン大和郡山といい、大和郡山市にあるイオンモール大和郡山内に7月1日にオープンとなったのでした。

正直なところ、県内に4軒もシネコンは必要なんだろうか? という疑問もあり、既存のワーナーマイカル西大和、MOVIX橿原、TOHOシネマズ橿原の3軒でたいていの作品はまかなっていると思います。
ただ、奈良県北部、いわゆる北和地域には奈良市内に老舗の映画館があったものの、数年前にすべて閉館となったことを考えれば、地域にお住まいの方にとっては今回のシネマサンシャイン大和郡山は念願のシネコンになるんじゃないか、とは思います。

あ、そうそう、このシネマサンシャインなんですが、いまいち聞いたことのない名前のシネコンだなぁ、と思いつつ、東京に縁のある方なら、シネマサンシャインって池袋にあった映画館だろ、とピンと来る方もおられるはず。
で、調べたらやっぱり前身は池袋にあったシネマサンシャインだということ。
かくいう僕は東京に暮らしていた頃は、池袋といえば文芸坐かロサ会館でしか映画は観ておらず、よもやこんな形で東京の匂いに再会するとは思いませんでしたねぇ。


さて、そのシネマサンシャイン大和郡山、最大の売りはIMAXシアターがあるということ。

僕自身、IMAXシアターはかつて天保山のサントリーミュージアムにあった頃に、ジャン・ジャック=アノー監督の『愛と勇気の翼』(95)を観たきりだったのですが、そのスクリーンの大きさには驚いたものの、3D効果はあまり得られなかったと記憶しています。

でも、最近は映画もデジタル化が進み、3Dの技術も格段と飛躍した、とはいわれていますが、先にも書いたようにXpanDやMasterImageのような方式では、映画そのものにのめり込めない欠点に対して抵抗感がありました。
でも、IMAXによる上映方式では、観た方の感想をネットなどで読ませていただくと、そういった従来の方式とは格段と違うという好評な意見が多かったのです。

そうかぁ、機会があればIMAXも体験してみるべきだよなぁ・・・と思っていた頃に、今回のシネマサンシャイン大和郡山のオープン&IMAXシアター併設という、これはビッグニュースでありました。

シネマサンシャインヤマトコオリヤマ
しかも、オープン記念イベントということで、既に全国上映が終った3D作品をIMAXにて期間中一律¥1000で鑑賞できるとあっては、これは行くしかない!

さらに、そのラインナップには昨年秋に全国のIMAXシアターを中心に公開された『アバター 特別編』も含まれているということで、IMAX初体験には絶好のチャンスだったわけです。
ただ、上映スケジュールが、平日の夜1回、もしくは昼1回という、普通の勤務体制のサラリーマンにとっては難しい時間。
当初はあきらめていたものの、おもいがけず13日の昼に行けることになりまして、無事、初めてのIMAX体験をしてきたのでした。


さて、このシネマサンシャイン大和郡山、まず、ロビーなんですけど、これがかなり狭い。
併設されているコンセッションも決して広いとはいえず、IMAXシアターがあるということで、もっとなんというか広々としたものと思っていただけにちょっと肩透かし・・・。

ただ、内装が奈良を意識した和風のデザインになっているのには驚きました。
なんというかねぇ、シネコンに来てるというよりも、どこかの高級料亭に来てるような、そんな感覚になります。


で、肝心のIMAXシアターですが、スクリーンはたしかに大きくて左右が微かに湾曲しているものの、これも想像ではもっと広いと思っていただけに、「ふぅ~~~ん、こんなものかな」という印象。
たしか、サントリーミュージアムにあったスクリーンはもっと広かったように思います。


そして、最も懸念していた専用眼鏡なんですけど、これは良かったです!!
既存の方式とはまるっきり違い、とにかくレンズが大きくて、眼鏡を掛けている上から装着すると、普段かけている眼鏡がすっぽり入ってしまうくらいです。
なんせ軽量だし目も疲れない。
実際、映画を観ている途中で自分が専用眼鏡を装着していることを忘れてしまうくらい、装着感が低いんですよ。


さて、映画本編の上映が始まる前に、いきなりスクリーンに映し出されたのは2本の短編ドキュメンタリー。
洞川で船頭をしているおっちゃんの姿を映したものと、十津川の農家のおばちゃんの姿を映したもの。
これがけっこういいんですよ。

監督は、あ、やっぱりね・・・と思った河瀬直美(ナレーションも彼女)。
奈良県が協賛している短編映画だったのでありました。
でも、これ1回で十分だと思うなぁ・・・。毎回ここへ映画を観に来て、毎回河瀬直美作品を見せられる(敢えてこういう表現をしますけど)のもどうなんだろうか。いや、毎回違う作品を上映してくれれば、それはそれでよいのですが・・・ね。


と、むちゃくちゃ長い前置きが続きましたが、ここからが本題。

『アバター 特別編』は、一昨年末の公開時に上映された通常バージョンに9分の追加映像を加え(ジェームズ・キャメロンのやりそうなことだ)、さらにIMAXシアター向けに技術的にも手を加えられたもの。

『アバター』そのものは、通常バージョンは2D版も3D版も劇場で観ているので、今回で3回目。
だから、だいたいのシーンは頭に入っているので、今回の追加の9分というのは、具体的に「ああ、いまのこれが追加されたシーンだな」というがよくわかります。

で、今回はIMAX方式での鑑賞ということで、正直いって『アバター』を初めて観たと思えるくらい新鮮に感じました。
当初抱いたスクリーンの大きさに対する懸念も、映画が上映されたら気にならなくなったし、何度も書きますが最大の利点は専用眼鏡のわずらわしさがほとんどないということ。
しかも、音響効果がけっこうよくて、爆破シーンなどでは実際に身体に衝撃が。
これ、MOVIX橿原でも味わえることではありますが、『アバター』のような作品になると絶大な効果を発揮します。


で、映画そのものの感想ですけど、シーンが追加になったことによる、映画そのものに対する印象は特に変化はなかったです。基本的に優れたエンターテインメントだと思いますし、ドラマ性も高い秀作だという感想は変わりません。
が、惑星パンドラの風景が3D効果によってさらに奥行きのあるものになっていたし、無論、モノが飛び出してくる効果もけっこう得ることができました。

唯一、難点というか残念だったのは今回は日本語での吹き替えバージョンだったということ。
たしかに、パンドラに住むナヴィたちのぎこちない日本語(あ、本来は英語か。ややこしぃ)を聞くことで、ナヴィたちの言語習得度がいかほどのものかよくわかるという利点もありますけどね。

とにかく、今後3Dを観るならば、IMAX方式に限る、いや、IMAX方式じゃないとダメだと思いましたよ。
とはいえ、次にシネマサンシャイン大和郡山へ行く予定(というかそんなラインナップ)はいまのところありませんがね。

(シネマサンシャイン大和郡山にて鑑賞)

【採点:100点中90点】


※『アバター』ブルーレイ・エクスパンデッド・エディション。
9分どころか、こちらは16分も映像が追加(というか復活か)されているということで、ジェイク・スーリーの地球での姿なども登場するとのこと。
ほんとにもう、キャメロンの映画って毎回そうだよねぇ・・・。



※こちらは↑のamazon限定仕様なんだそうな。
ケースがちょっとイイことになってるようですぜ。



※こちらは上記の製品のDVD仕様。
なんだか肩身が狭いなぁ・・・。
かつてDVDが浸透し出した頃のビデオソフトみたいな立場です。
ちなみに僕はまだブルーレイ、持ってないのですよ。






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