ビンさんの銀幕音楽堂・第497回(2011年7月2日放送分) 


【放送日:2011年7月2日 PM9:00オンエア】

・ニューシネマサウンド・スペシャル

  『江~姫たちの戦国~』ostより「江~姫たちの戦国~(メインテーマ)」(co:吉俣良)
  『江~姫たちの戦国~』ostより「美つめる」(co:吉俣良)

  『スカイライン-征服-』ostより「最終決戦」(co:マシュー・マージェソン)
  『スカイライン-征服-』ostより「ダメージ・コントロール」(co:マシュー・マージェソン)

  『X-メン:ファースト・ジェネレーション』ostより「First Class」(co:ヘンリー・ジャックマン)

・銀幕音楽堂メールボックス
番組宛にいただいた、メール、FAXを紹介

リクエスト:『怪盗グルーの月泥棒』ostより「マイ・ライフ」(vo:ロビン・シック)


番組にチケット提供いただいているMOVIX橿原さんの情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。

奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

今回は、現在公開中の作品とその音楽を紹介する、「ニューシネマ・サウンド」のコーナーのワイド・バージョンをお送りいたします。

本来ならば、話題作『SUPER 8』をお送りしたいところですが、サントラのリリースが遅れていることもあり、他にも新作ながらサントラのリリースの作品もあったりしまして・・・。

というわけじゃありませんが、トップバッターは、NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』から。
吉俣良氏によるスコアから、メインテーマとドラマ中で印象的に流れる、いわば第2テーマ的なスコアを。

そして、洋画からは『スカイライン-征服-』と『X-メン:ファースト・ジェネレーション』を取り上げます。

前者は新進気鋭の作曲家、マシュー・マージェソンが、後者は最近頭角を現してきたヘンリー・ジャックマンが担当。

ただ、いずれも出身がリモート・コントロール(ハンス・ヅィマー率いる作曲家集団)というのは、正直複雑ではあります。

ま、それぞれにいいスコアを書いているので、今後はいわゆるヅィマー調ではなく、個性あふれる作品を聴かせてほしいものです。
まぁ、RC(リモート・コントロール)に所属しているうちは、殻を割ることは難しいかもしれませんが・・・。


リスナーさんからいただいた、FAXやメールを紹介する、「メールボックス」のコーナーでは『怪盗グルーの月泥棒』のエンディングに流れたナンバーにリクエストをいただきました。

実際、昨年の公開時には作品を観てなかったので、急いでレンタル・ショップでDVDを借りてまいりました。
いやぁ、けっこう面白い作品でしたが、笑福亭鶴瓶によるアフレコはどうしても作品そのもののカラーを変えてしまいます。

最近は、声優ではなく知名度のある芸能人によるアフレコは減少しつつある(これはいい傾向です)のは、配給会社もその弊害に気づいたからでしょうが、今後も気をつけていただきたいものです。

なお、本作のスコアは、またしても・・・な、ハンス・ヅィマーとRCのヘイター・ペレイラ。
ちなみにサントラにはスコアは一切収録されておらず、挿入歌のみのソング・コンピレーション盤になっています。


さて、次回は作曲家、パトリック・ドイル特集の予定。
もちろん、最新作である『マイティ・ソー』はもちろんのこと、彼のファンとしては待望のタイトルが最近ようやくCD化されましたので、そちらも合わせて取り上げます。


※本年度NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』のサントラ。
スコア担当は吉俣良。
『篤姫』も吉俣氏による作品でしたが、今回はオーソドックスなオーケストラ・スコアに加え、ロック&ポップ色の強いスコアも多いのは、ドラマ自体も従来のものに比べライトなつくりだからでしょうか。
ただ、そこに批判が集るのも自然なことであり、それは吉俣氏のスコアにおいても同様。
個人的には、こういうスコアも悪くは無いと思うんですがねぇ・・・。
『篤姫』同様、スコアには相当に凝ったタイトルが付けられていますが、こちらのほうがいささかやり過ぎの感が拭えなかったりする。



※『スカイライン-征服-』のサントラ。
スコア担当はマシュー・マージェソン。
上でも書いているように、RCのニューフェイス。
ヅィマー調といえばそれまでですが、彼なりに個性のあるスコアに仕上っていると思います。
無慈悲極まりないエイリアンと、なすすべもなく犠牲になる人類の悲劇をスコアで表現。
驚きのラスト・シークエンスとそれに連なるエンドクレジットに流れるロック調のスコア「ダメージ・コントロール」は、マージェソンがリーダーを務めるロック・ユニットによる演奏とのこと。

なお、本サントラの解説(敢えて名前は挙げないが)において、早々にネタバラシをするのはどうかと思う。
せめて、「ラストに触れますので」の但し書きくらい添えるのが礼儀である。
本編を観ないうちにサントラを購入する映画音楽ファンがいることくらい、この解説を書いた方ならわかろうというもの。
そういう意味では前島秀国氏は、読む人のことを考えた解説で安心できる。
国内発売のサントラの解説は、すべてこの方に担当していただいたほうがいいんじゃないか、と思ったくらい、今回の解説には憤りを感じてしまった。



※『X-メン:ファースト・ジェネレーション』のサントラ。
スコア担当はヘンリー・ジャックマン。
監督が『キック・アス』の方なので、スコア担当もそのままスライドしてきたということでしょうか。
最近では『ガリバー旅行記』も担当している、RC新進気鋭の作曲家。
ストリングスが印象的なメインテーマのかっこよさ。
そのバリエーションで劇中を盛り上げる、手法としてはオーソドックスですが、聴かせどころもたっぷりで、このシリーズは毎回スコア担当が替わりますが、できればこの「プリクウェル」では、連続当番していただきたい。

なお、サントラCDはいまのところ国内リリースの予定はありません。
アメリカ盤とイギリス盤がリリースされていますが、双方に収録内容の相違はなく、違うのはジャケット・デザインと価格です。

こちらはアメリカ盤。



こちらはイギリス盤。



『怪盗グルーのつき泥棒』のサントラ。
スコア担当はハンス・ヅィマーとヘイター・ペレイラ。
しかし、サントラには挿入歌ばかり収録のいわゆるソング・コンピレーション盤であり、収録時間も短いので、サントラそのものとしての評価はきびしいものがあります。



怪盗グルーの月泥棒 -オリジナル・サウンドトラック - Various Artists



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