ビンさんの銀幕音楽堂・第495回(2011年6月18日放送分) 


【放送日:2011年6月18日 PM9:00オンエア】

・シネマニアック・アワー:『獄門島』

  『獄門島』ostより「獄門島のテーマ」(co:田辺信一)

  『獄門島』ostより「愛のテーマ」(co:田辺信一)

  『獄門島』ostより「金田一耕助のテーマ」(co:田辺信一)

  『獄門島』ostより「巡礼の旅」(co:田辺信一)

  『獄門島』ostより「愛のテーマ(イメージ・ソング)」(vo:リッキー&960ポンド)

・ニューシネマ・サウンド

  『赤ずきん』ostより「END SUITE」(co:ブライアン・レイツェル)


その他、番組にチケット提供いただいているMOVIX橿原さんの情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。


奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

今回はまずは「シネマニアック・アワー」から。

ひとつの作品にスポットライトを当て、マニアックに取り上げるこのコーナー、お気づきの方も多いでしょうが、手の内を明かせば、先週の特集の積み残し企画です。

日本映画のレアなサウンドトラックを積極的に復刻しCD化するという、サントラ・ファンにとって重宝しておりますレーベル「富士キネマ」については、先週の番組で取り上げさせていただいたとおりです。

ただ、今年になってリリースされた、最新タイトルである『獄門島』(77)については、時間の関係上割愛せざるをえませんでした。
当ブログ等でも、番組内容の紹介をさせていただいておりますが、嬉しい事に放送エリア以外の方々からも、

「なぜ、『獄門島』を取り上げないのですか?」

という、問い合わせをいただきました。

そういうこともありまして、今回はご覧いただいておりますラインナップと相成りました。


田辺信一氏による『獄門島』のスコアは、それまでの大野雄二、村井邦彦両氏による「市川崑監督による金田一耕助シリーズ」のスコアももちろん素晴らしいのですが、両氏が築いた音楽による作品の世界感をさらに広がりのあるものにしたように思います。

当サントラに収録されたスコア群は、それぞれに映像を離れても「音楽」として鑑賞するに十分楽しめるものになっておりますが、そんななかで番組で聴いていただく楽曲を断腸の思いでセレクトさせていただきました。

さらに、「富士キネマ」レーベルによる復刻CDに収録されているボーナス・トラックより、リッキー&360ポンドによる「愛のテーマ」(田辺信一作曲のスコアのヴォーカル・バージョン)も聴いていただきます。
リッキー&360ポンドというユニットですが、ヴォーカルを担当しているのは、故・前野曜子さんです。


続いて、現在公開中の映画の音楽を聴いていただく「ニューシネマ・サウンド」のコーナーでは、6月10日から公開の始まった『赤ずきん』を取り上げます。

グリム童話をベースに新解釈で描いたダーク・ファンタジーで、舞台はいにしえのヨーロッパの山村。
ならば、おそらくクラシカルなスコアだろうと思いきや、デジタル・ビートも鳴り響く、打ち込みサウンドがベースというのが斬新でした。

スコアを担当したのは、ソフィア・コッポラ作品でおなじみのブライアン・レイツェル(そういえば、『マリー・アントワネット』(06)のスコアも、そんな感じだったなぁ)。
一部、アレックス・ヘッフェス(最近では『ザ・ライト エクソシストの真実』で素晴らしいスコアを書いた)もスコアを担当。
個人的には後者に全面的にスコアを書いてほしかったですが、まぁ、そこは監督の意向もあるので・・・ね。


なお、今回のオンエアでは、「ニューシネマ・サウンド」のコーナーから声の調子が悪くなって、お聞き苦しい点もあろうかと存じますが、どうかご容赦くださいませ。


さて、次回は「ビンさんの銀幕音楽堂」放送500記念クイズの出題をさせていただきます。

お楽しみに!!



※『獄門島』(77)のサントラ。
田辺信一氏の書いたスコアは、そのほとんどが映像を切り離しても楽しめるものになっており、そういう意味では聴き飽きないアルバムになっています。
あいかわらず「富士キネマ」の復刻CDは、当時のLPレコードのジャケデザインの詳細な復刻、さらにインレイの復刻。さらにはEPレコードのジャケットまで復刻して封入されています。
復刻スタッフの労力が感じられる一枚です。



※『赤ずきん』のサントラ。
作曲はブライアン・レイツェルとアレックス・ヘッフェス。
全体的に打ち込みサウンドという、映画の世界感とのギャップに効果を求めたようですが、その評価は映画をご覧になって判断していただきたい。
個人的にはアレックス・ヘッフェス単独でスコアを担当してほしかったと思います。
サントラはディスクによるリリースはなく、ダウンロード販売となっています。



Red Riding Hood (Original Motion Picture Soundtrack) - Various Artists


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