■『ソーシャル・ネットワーク』■(映画) 


ソーシャルネットワーク
【公式サイトはコチラ!】

実際に観たのは1月の公開時でしたが、覚え書きのつもりで。


世界最大のSNS「フェイスブック」を作ったおに~ちゃんの実録映画。
でも、本人は「僕はあんなんと違うわ!」と否定しているそうですが・・・。


とにかくね、物事を作り出す原動力ってのは女性である、というところが興味深かったですねぇ。

でも、なんで優れたエンジニアって、こんなヘンテコな人が多いんだろう?
彼はエンジニアとしては凄い人なんだろうけれど、人間としては近くにいて欲しくないタイプ。


これ、僕が社会に出て、出会った方々にも言えることで、なんというんでしょうか、ちょっとした相手への思いやりみたいなものが欠如している人が多くてねぇ。
僕も最初は、とあるエンジニアとして社会人になったんですけど、そんな状況に正直辟易してしまったところがあって、これじゃ人間がダメになってしまうわ、と痛感する体験もして、結局転職(同じ会社内ですけど)を決意したという経験があるので・・・まぁ、映画を観ていてそんなことを思い出したりなんかしたりして。


ところでこの映画、主人公本人の手記ではなく、第三者によるものを映画の原案としているということですし、あのような描かれ方をしてりゃ、そりゃ本人は否定しますわな。

ソーシャルネットワーク3
でも、映画としてはそういうのが一番面白いわけで。

そんなスキャンダラスなところから、人間臭い部分を浮き彫りにするというのが、この映画の魅力なんですよね。


デイヴィッド・フィンチャーも様々なジャンルの映画を手がけていますが、演出のトーンには一貫したものがあって、映像作家としては好きですねぇ。

今度はどんな作品を観せてくれるんだろうかと、毎回ワクワクする監督の一人です。




ソーシャルネットワーク
音楽を担当したのはナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーアッティカス・ロスとの競作。

前者はデイヴィッド・リンチの『ロスト・ハイウェイ』(97)などでも映画音楽を手がけているし、後者は昨年公開された『ザ・ウォーカー』(10)でもドラマティックなスコアを聴かせてくれました。

ともに純粋な映画音楽作曲家というよりも、インダストリアル系ミュージシャンという共通項があって、おそらくはスコア作成もいい関係を保てたんじゃないかと思います。
が、出来上がったスコアは、二人の個性が出た、どちらかといえば実験音楽というかアンビエントなイメージ濃厚なもの。


確かにデイヴィッド・フィンチャーの造り出す映像にはピッタリではありましたが、スコアだけを聴くと地味だなぁ・・・という感想が正直なところ。

が、今年のアカデミー賞最優秀作曲賞は、この作品が受賞したのはご存知のとおり。

メロディが際立つスコアにオスカーを、というのはナンセンスだとは思います。
でも、なんというかなぁ・・・本作がオスカーというのは、ちょっと解せないというか、納得いかないというか、複雑でしたねぇ。
受賞の判断基準がスコアへの評価ではなく、ミュージシャンとしての評価ではないと信じたいのですが、う~~~ん。

ちなみに、サントラCDは米国盤はリリースされましたが、日本盤でのリリースはいまだにありません。
日本ではiTunesでダウンロード可能となっています。

(MOVIX橿原にて鑑賞)

【採点:100点中60点】


※本作のサントラ。
CDは輸入盤のみ。日本ではiTunesにてダウンロード可能。



The Social Network (Soundtrack from the Motion Picture) - Trent Reznor & Atticus Ross


※今月5月待つにはブルーレイ、DVDがリリース。
こちらはブルーレイ、amazon限定版デラックス・コレクターズ・エディション。



※こちらはブルーレイ、デラックス・コレクターズ・エディション。


※こちらはDVD、デラックス・コレクターズ・エディション。




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