ビンさんの銀幕音楽堂・第678回(2015年1月31日放送分) 







【放送日:2015年1月31日 PM9:00オンエア】

・ニューシネマ・サウンド

『アゲイン 28年目の甲子園』ostより「Main theme of AGAIN」(co:梁邦彦)
『アゲイン 28年目の甲子園』より「夢のつづき」(vo:浜田省吾)

『KANO 1931海の向こうの甲子園』ostより「黒土の力」(co:佐藤直紀)
『KANO 1931海の向こうの甲子園』ostより「風になって~勇者的浪漫~」(vo:中孝介・Rake・范逸臣・舒米恩・羅美玲)


・銀幕音楽堂メールボックス

番組宛にいただいた、メール、FAXの紹介など。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。



《裏ばなし》

この時期、奇しくも野球に因んだ映画が相次いで公開され(先に紹介した『バンクーバーの朝日』も)、そこには何か秘められたメッセージがあるのか、なんて思ったりもしますが、単に偶然なだけでしょう(笑)

でも、いずれも甲子園が絡んできますが、それぞれに個性のある作品で、じつは今回取り上げる2作品は、同じ日に連続して観たのですが、それぞれに感動し、楽しめた映画だったのはラッキーでした。

番組ではそれぞれの作品を紹介するとともに、素晴らしいスコアも楽しんでいただくとして、僕自身の高校野球体験談なんぞを喋らせてもらっております。

運動音痴なうえに、プロ野球にまったく興味もない僕が、いかにして高校野球に関わったか、という特にためにもなんにもならないお話で時間を潰しておりますが、ご用とお急ぎでない方は、ぜひお聴きあれ(笑)

あ、今回の番組とは直接関係ないのですが、ご贔屓にさせてもらっております作曲家、富貴晴美さんが2月3日(火)のNHKのお昼の番組、「スタジオパークからこんにちは」に出演されますよ~~~♪

僕の番組以上に注目されたし!!



アゲインニジュウハチネンメノコウシエン
『アゲイン 28年目の甲子園』のサントラ。
スコア担当は梁邦彦。

かつての高校球児たちが、大人になって再び甲子園を目指す「マスターズ甲子園」をテーマに、熱い人間ドラマが展開される感動作。

本作の原作を書いた重松清氏は、「マスターズ甲子園」のサポーターをしておられるし、そのテーマ曲を浜田省吾が唄っている。
という背景もあって、浜田省吾は本作に書下ろしの新たなテーマ曲「夢のつづき」を提供。
そして、彼のコンサートツアースタッフでもある作曲家、梁邦彦氏が本作のスコアを担当している。

つまり、「マスターズ甲子園」にゆかりのある方々が、本作の音楽に関わっているという流れ。

梁氏のスコアは、もちろん野球というスポーツをイメージさせる勇ましいものもある。
しかし、その大半を占めるのは、夢に向かって情熱を注ぐ者たちの熱き思いと、夢半ばで挫折してしまった若者たちの淡き思い、そしてそれに関わる幾つもの愛情(それは親子であったり男女であったりする)を讃える爽やかな旋律だ。

そのスコアを聴けば、これが野球だけに留まらない、もっと広い意味での人間ドラマであることがよく判ると思う。

なお、サントラには浜田省吾が唄う「夢のつづき」は収録されていないので、念のため。
ただし、インストゥルメンタル・バージョンは収録されている。

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アゲインドリームキャッチャーハマダショウゴ
『アゲイン 28年目の甲子園』の主題歌「夢のつづき」を含む、6曲収録の浜田省吾の最新EP盤。

マスターズ甲子園のために作った、「光と影の季節」、「I am a Father」をはじめ、野球にまつわる楽曲を収録。
「夢のつづき」は10年ぶりの新曲となる。

なお、完全生産限定盤は限定1万枚の7インチ紙ジャケット仕様となる。

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カノウウミノムコウノコウシエン
『KANO 1931海の向こうの甲子園』のサントラ。
スコア担当は佐藤直紀。

一昨年の台湾映画『セデック・バレ』にはいたく感動し、その年に観た映画のベスト2に推した作品だ。
同じスタッフが再結集し、出来たのが本作だ。

戦前、日本統括時代の台湾で、地方予選を勝ち抜き、さらに甲子園では準決勝まで勝ち進んだ、高校野球チームがあった。
大陸からの漢民族、台湾の原住民、そして日本人からなるその混成チームを監督した男と、チームの球児たちの熱き土tラマを堂々3時間で描く大作。

そして、その熱いドラマを盛り上げるのが、佐藤直紀氏のこれまた熱いスコアだ!
コンスタントに担当作品を送り出す佐藤氏だが、今回は台湾映画にまでその活動の場を広げた(といっても、本作の本編のほとんどは日本語でやりとりされる。それもまた時代背景の一つでもある)形となった。

今回も、彼のスコアが大いに盛り上げ、自己主張を忘れないスタイル。
ほんと、クドさスレスレ(笑)のところで、それでも「聴かせる」スコアを鳴らすそのスタイルは、映画の製作現場は違えどもぶれることがないのがさすがだ。

また、本作の主題歌として、これまた日台韓のアーティスト5名が参加して熱唱する「風になって~勇者的浪漫~」がこれまた聴きものである。

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