ビンさんの銀幕音楽堂・第657回(2014年8月30日放送分) 







【放送日:2014年8月30日 PM9:00オンエア】

・ニューシネマ・サウンド

『ラスト・ベガス』ostより「ラスト・ベガス」(co:マーク・マザーズボウ)
『ラスト・ベガス』ostより「オンリー・ユー」(vo:メアリー・スティーンバージェン)

『世界の果ての通学路』ostより「Final」(co:ローラン・フェルレ)


・銀幕音楽堂メールボックス

『CASSHERN』ostより「誰かの願いが叶うころ」(vo:宇多田ヒカル)

『おくりびと』ostより「おくりびと~ending~」(co:久石譲)

『河童のクゥと夏休み』ostより「クゥと康一」(co:若草恵)

番組宛にいただいた、メール、FAXの紹介など。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。



《裏ばなし》

長きにわたって番組にチケット提供という形で協力してきてくださいました、奈良県のシネマコンプレックス、MOVIX橿原さんが、いよいよこの月末で閉館になります。

とにかく、MOVIX橿原さんにはたくさんの映画で楽しませてもらいましたし、なによりミニ・シアター系の作品を積極的に上映してくださったことは、僕だけでなく奈良県の映画ファンにとっても貴重な存在だったはずです。

今回の放送では、ニューシネマサウンドのコーナーでは、30日、31日の2日間だけの限定上映となる、『ラスト・ベガス』と『世界の果ての通学路』の2作品を取り上げます。
いずれもサントラがリリースされていたことに内心ほっとしているところです(笑)
映画音楽番組としては、最後の義理を通せたかな、ということで。

また、メールBOXのコーナーでは、リスナーさんからのメールを紹介するとともに、時間の許す限りMOVIX橿原さんとの思い出話をいろいろと喋っています。

最初に大々的に試写会が行われた、あの『CASSHERN』(あの、って何だよ(笑))にまつわるエピソードや、『ドラッグストア・ガール』の舞台挨拶で田中麗奈ちゃんが来館した際の話などなど。

他にも個人的に思い出深い作品をチョイスということで、『おくりびと』と『河童のクゥと夏休み』を取り上げました。
特に後者は、感激のあまり2回も観に行き、2回とも号泣したという、ほんとに思い出深い作品でありました。

とにかく、番組にも多大なるご支援をいただき、また、たくさんの映画を観る機会を与えてくださった、MOVIX橿原さんには、この場を借りて熱く御礼申し上げる次第です。

ほんとうにありがとうございました!!

もちろん、30日、31日の2日間、僕もMOVIX橿原さんで最後の映画鑑賞を楽しんでくるつもりです。



ラストベガス
『ラスト・ベガス』のサントラ。
スコア担当はマ-ク・マザーズボウ。

マーク・マザーズボウは最近、しばしば名前を見かける作曲家だが、知る人ぞ知るかのDIVOの中心人物だったあの人だ。

なので、テクノ・ポップなスコアかと思いきや、これがまたファンキーでジャージーなサウンド。
どちからといえば、アコースティックというのが意外や意外。

彼のスコアとともに、本作に出演しているメアリー・スティーンバージェンが劇中でソング・ナンバーを幾つか披露しており、これらもサントラに収録されているのが嬉しい。


【amzon】
【タワーレコード】
【iTunes】




セカイノハテノツウガクロ
『世界の果ての通学路』のサントラ。
スコア担当はローラン・フェルレ。

フランスのドキュメンタリー監督パスカル・プリッソンによる、世界中から4つの地域の子供たちが、過酷な条件の中、長時間かけて学校へ通学する姿を収めたドキュメンタリー映画。

ローラン・フェルレのエキゾティックなスコアが、なんとも心地いい。

フェルレはプリッソン監督とは何度もコラボレーションしている作曲家だが、他にもエロティックな映画のスコアも担当している。
なかなか日本には情報が入ってこない作曲家だが、そんな彼の実力のほどがうかがえる一作だ。

サントラはiTunesによるダウンロードのみで販売されている。


【iTunes】


キャシャーン
『CASSHERN』(04)のサントラ。
スコア担当は鷺巣詩郎。

まぁ、あの作品についてはあったことも忘れ去れているような感があるが、なんでも赤字にはなっていないんだという。

サントラは2種類リリースされており、一つは宇多田ヒカルの主題歌を含むソング・ナンバーと、鷺洲四郎のスコアで構成された2枚組アルバム。もう一種は、鷺巣詩郎のスコアだけの2枚組アルバムだ。

今回取り上げたのは、主題歌が収録されている前者のアルバムからの音源である。


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オクリビト
『おくりびと』(08)のサントラ。
スコア担当は久石譲。

この映画が公開された年には、地元のホールで久石譲のコンサート・ツアーも行われた。
もちろん、映画自体の素晴らしさもさることながら、ライブで『おくりびと』のテーマ曲を聴けたことは、強烈に印象に残っている。

久石作品といえば、ジブリ作品のスコアを思い浮かべる方も多いだろうが、本作は非ジブリ作品の代表作ともいえる。


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カッパノクゥトナツヤスミ
『河童のクゥと夏休み』(07)のサントラ。
スコア担当は若草恵。

どちらかといえば、アニメ映画は実写映画よりも自分の中では優先順位は下がってしまうのだが、それでも、これまで観たアニメ映画のベスト1を挙げるとすれば、この映画になる。

とにかく、本作を観た7年前(もう7年になるのか!)の夏は、この作品で頭の中が占拠されていたことをおぼえている。

原恵一監督の演出はもちろん、若草恵によるスコアもバラエティに富んでおり、今回取り上げた映画のクライマックスを飾るスコアは、今聴いても思わず涙ぐんでしまう。


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