ビンさんの銀幕音楽堂・第600回(2013年7月27日放送分) 







【放送日:2013年7月27日 PM9:00オンエア】

・ニューシネマ・サウンド スペシャル

『モンスターズ・ユニバーシティ』ostより「Mike and Sulley」(co:ランディ・ニューマン)
『モンスターズ・ユニバーシティ』ostより「Monsters University」(co:ランディ・ニューマン)

『ローマでアモーレ』ostより「Nel Blu Dipinto Di Blu (Volare)」(vo:ドメニコ・モドゥーニョ)
『ローマでアモーレ』ostより「Amada Mia, Amore Mio」(vo:ザ・スターライト・オーケストラ)

『風立ちぬ』ostより「旅路(夢中飛行)」(co:久石譲)
『風立ちぬ』ostより「菜穂子(めぐりあい)」(co:久石譲)
『風立ちぬ』ostより「ひこうき雲」(vo:荒井由美)


・銀幕音楽堂メールボックス

番組にいただいたメール,FAXを紹介。
また、チケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報も。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

おかげさまで、今回のオンエアで放送600回を迎えました。
2001年12月の放送開始より、いろいろありました・・・いろいろ・・・いろいろ・・・。

でも、こうやって続けてこれましたのは、このような独り善がりな番組にも関わらず、付き合っていただいてますラジオの前の皆様のおかげでございます。
本当にありがとうございました!!

・・・で、その600回なんですけど、特に特別なことをやるわけでもなく、まったくいつも通りの進行でお送りいたします。


今回は現在公開中の映画とその音楽を紹介する「ニューシネマ・サウンド」を。

まずは大ヒット上映中の『モンスターズ・ユニバーシティ』から。
前作のような主題歌がない、という声もありますが、今回もランディ・ニューマンが素敵なスコアを担当。
番組ではサントラから2曲、セレクトしてお送りいたします。


続いては番組にチケット提供いただいてます、MOVIX橿原さんにて先週末より上映が始まった、ウディ・アレンの最新作『ローマでアモーレ』を。
サントラは既成曲によるオムニバス盤となっており、映画のオープニングに流れたドメニコ・モドゥーニョの名曲「ヴォラーレ」と、劇中で印象的に流れてくる、イタリアの懐メロ「アマダ・ミーア、アモーレ・ミオ」を。


そして最後には話題作『風立ちぬ』を。
以前から番組でアンチ宮崎駿を公言している身としては、今回もいろいろ言いたいことがあって、とりあえずその言いたいことを収録したら、それだけで1時間を超えてしまう(笑)という事態に。
なので、オンエアする形になるまでかなり編集しています。
ひょっとしたら、喋っている内容の前後がつながっていないかもしれませんが、そこはそういうことでお察しいただくこととして、久石譲のスコアはもう絶品!!
メインテーマである「旅路」のメロディは、ここ最近の久石作品では屈指の出来だと思います。
そしてドラマティックな「菜穂子」と、やはり避けて通れないでしょう荒井由美の「ひこうき雲」と続きます。


さて、放送600回を記念いたしまして、前回も告知しましたように「クイズ」を展開しています。

「わたくしビンさんが、初めてデートで観た映画はなんでしょう?」

以下の5つからお選びください。

1.『カラーパープル』(85)
2.『薔薇の名前』(87)
3.『バットマン』(89)
4.『ゴースト/ニューヨークの幻』(90)
5.ガチでデートで映画に行ったことがない。


以上の5つの中から、正解がわかった方は、番組までメール、FAX、お便りでご連絡ください(宛先は上記のリンク先を参照ください)。
正解者の中から抽選で一名さまに・・・何かさしあげます。

締め切りは7月末日まで。
回答編は8月10日のオンエアでお送りいたします。


すでに番組宛に、クイズに対する回答をお寄せいただいておりますが、今回はそれ以外の内容で番組宛にいただいたメール、FAXを「銀幕音楽堂メールボックス」のコーナーで紹介。

と共に、MOVIX橿原さんの上映情報もお送りしております。

あ、そうそう、現在MOVIX橿原さんの劇場内で、映画本編が始まる前に場内に流れているのは、今回の「ニューシネマ・サウンド」で取り上げた『モンスターズ・ユニバーシティ』の「Mike and Sulley」なんですよ~~~♪



モンスターズユニバーシティ
『モンスターズ・ユニバーシティ』のサントラ。
スコア担当はランディ・ニューマン。

前作に引き続いてのランディ・ニューマンの登板。
ただし、アカデミー賞歌曲賞を受賞したような、いわゆる主題歌的なナンバーは今回のサントラにはない。

それに対する不満の声もあるようだが、その分、ランディ・ニューマンの多才ぶりを堪能できるスコアが網羅。

コーラス曲として「モンスターズ・ユニバーシティ」の校歌がラストに収録されている。
こちらもランディ・ニューマンによるナンバー。


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ローマデアモーレ
『ローマでアモーレ』のサントラ。

イタリアにまつわるあらゆる楽曲がつまったオムニバス・アルバムといったスタイル。
これ一枚で、気分はアモーレ! カンターレ! マンジャーレ!

なお、「Amada Mia, Amore Mio」はイタリアの懐メロということだが、演奏しているザ・スターライト・オーケストラというのは、ダウンロード用の楽曲を多く手掛けている集団(?)

サントラ関係でもオリジナルとは程遠いけれど、ザ・スターライト・オーケストラで検索すると、相当なタイトルのカヴァー演奏をしている。

しかし、こういうナンバーを集めてきたのはウディ・アレン御大なのかどうかはともかく、なんだかタランティーノのそれを連想させる。


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カゼタチヌ
『風立ちぬ』のサントラ。
スコア担当は久石譲。

宮崎駿監督とのコラボレーション最新作。

まず、メインテーマである「旅路」を聴いて、そのイタリアンなメロディ・ラインに驚いた。
物語は大正から昭和にかけての日本が舞台であるにも関わらず、なぜにこれほどまでにニーノ・ロータ風なの? と。

なるほど、ファンタジー色希薄な今回の作品におけるファンタジーの部分=主人公のパッションは、イタリア人のカプロニ伯爵との邂逅を夢想することなのだ。
それゆえの異国情緒たっぷりなメインテーマと、ヒロインを表現する純和風な「菜穂子」のメロディが全体のスコアを形成していく。

このスコアはここ数年の久石作品では屈指の出来だと思う。
異国情緒と純和風、そのバランスが見事なのだ。

・・・が、いかんせん、肝心の本編のテーマのバランスがじつに悪い(あくまで個人的な意見だが)。
主人公の夢を描きたいのか、主人公とヒロインとのロマンスを描きたいのか。
劇中、その方向性がしばしばブレる。
そしてテーマがブレた挙げ句に流れてくるのは、果たして今回の映画の主題歌として妥当だったか疑問が残る荒井由美の「ひこうき雲」。

サントラとしてのまとまりは申し分ない。
が、それが映画本編の魅力に結びつくかといえば・・・いささか疑問である。

さて、今回のサントラ、初回特典として「旅路」と「菜穂子」のモノラル録音盤CDがつく。
本編を観ていた際には気づかなかったが、なんでも今回の本編の音源はモノラルだったのだそうだ(サントラCDはステレオ収録)。
同じスコアだが、ステレオとモノラルでこれほど印象が変わってくるのか、となかなか面白い趣向だ。

なお、CDには荒井由美「ひこうき雲」は収録されているが、iTunesには未収録。「ひこうき雲」は単独でダウンロードする必要あり。
また、上記のモノラル録音音源もダウンロード版にはないので、ご注意を。


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【iTunes】※荒井由美「ひこうき雲」は未収録
【iTunes】※荒井由美「ひこうき雲」ダウンロード版はこちら