ビンさんの銀幕音楽堂・第592回(2013年6月1日放送分) 







【放送日:2013年6月1日 PM9:00オンエア】

・銀幕アラカルト:元気の出る映画音楽

『スペースキャンプ』ostより「Spacecamp」(co:ジョン・ウィリアムズ)

『ロマンシング・アドベンチャー キングソロモンの秘宝』ostより「Theme From King Solomon's Mines」(co:ジェリー・ゴールドスミス)

『レディホーク』より「Final Reunion/End Title」(co:アンドリュー・パウエル)

『ロッキー2』ostより「序曲」(co:ビル・コンティ)

『あまちゃん』ostより「オープニング・テーマ」(co:大友良英)


・ニューシネマ・サウンド

『くちづけ』より「グッド・バイ・マイ・ラブ」(vo:熊谷育美)


そのほか、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

いよいよ6月に突入!

しかし季節は梅雨時期ということで、なにかと身も心も落ち込みがちな今日この頃、ここは元気の出る音楽でリフレッシュ!! ってなことで「銀幕アラカルト」ではご覧のような選曲になりました。

ファンファーレ&フル・オケの『スペースキャンプ』、マーチ&フル・オケの『キングソロモンの秘宝』、フル・オケ&ロックの『レディホーク』、そして最後に「元気の出る曲」といえばこれが挙げられる確率の高い(笑)、『ロッキー』からは2作目のサントラ収録の「序曲」(お馴染みのメロディがメドレーでつるべ打ち!)というセレクト。

特に『レディホーク』と『ロッキー2』は共に8分を超える大曲ですが、一気に聴けるナンバーとなっています。

そうそう、最後には個人的にいま一番元気の出る曲ということで、NHKの朝のテレビ小説『あまちゃん』のオープニング・テーマで〆ています。


現在公開中の映画とその音楽を紹介する「ニューシネマ・サウンド」では、5月25日(土)から公開が始まった『くちづけ』を取り上げています。
とにかく、衝撃と感動で忘れられる作品となった本作。

残念ながら朝川朋之氏によるスコアのサントラは未発売ですが、劇中で重要な使われ方をした「グッド・バイ・マイ・ラブ」(言わずもがな、オリジナルはアン・ルイスの名曲)を、本作では熊谷育実さんによるカヴァー・バージョンでお送りいたします。



スペースキャンプ
『スペースキャンプ』(86)のサントラ。

スコア担当はジョン・ウィリアムズ。

夏休みにNASAの体験学習に訪れた少年少女の乗ったスペースシャトルが、トラブルで宇宙へ飛びだしてしまうという、SFアドベンチャーの佳作。
主演の少女にリー・トンプソン。この頃の彼女は可愛かったねぇ・・・。
少年少女を地球に帰還させようと奮闘するNASAの係官にケイト・キャプショー。う~~~ん、時代を感じさせるキャスティングだ。

映画自体は日本ではさほどヒットしなかったと思うが、ジョン・ウィリアムズのスコアはファンの間でも人気の高い一作。
特にメインテーマは日本のTVのバラエティなどでよく使われている。
ファンファーレを駆使したスタイルは、まさにウィリアムズ節といったところ。

CDは今は亡き日本のSLCより92年に1000枚限定でリリース。
これが廃盤後、ネット上で高額で取引されていたものだった。

その後、米Intradaより3000枚限定で再リリースされた。


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キングソロモンノヒホウ
『ロマンシング・アドベンチャー キングソロモンの秘宝』(85)のサントラ。

スコア担当はジェリー・ゴールドスミス。

H.R.ハガード原作によるアラン・クォーターメイン・シリーズの映画化、というよりは、世間一般的には「インディ・ジョーンズ」のヒットにあやかった二番煎じ、などとよく言われているが、こちらはこちらでけっこう面白い映画だった。

とりわけ、ヒロイン役のシャロン・ストーンには、この世にこんな可憐で美しい女性がいるのか! と、当時は早々に唾をつけていたが、その後の活躍はご存知の通り。
可憐だった彼女は・・・それはいまさら言うまい。

ゴールドスミスによるスコアは、随所に彼特有のスタイルが顔を出す。
メインテーマの心躍るマーチは、決して「インディ」の二番煎じではなく、これもまたゴールドスミス節なのだ。

CDは米Intradaから91年にリリースされ、その後同レーベルから再リリースなどもあったが、2006年にベルギーのPrometheusからさらに数曲追加されたバージョンがリリースされた。


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【iTunes】※通常盤




レディホーク
『レディホーク』(85)のサントラ。

スコア担当はアンドリュー・パウエル。

リチャード・ドナー監督による中世ヨーロッパを舞台とした、ファンタジー・アドベンチャーの佳作。

ヒロインを演じたミシェル・ファイファーもこの頃は若く美しかった(いえいえ、いまも十分美しいけれど)。

スコアはアラン・パーソンズ・プロジェクトの音楽監督を務めていた、アンドリュー・パウエルが担当。

プログレ・ロックのオーケストレイターでもあったので、映画音楽を担当するのもうってつけの人選だったと思う。
とりわけ、中世ヨーロッパが舞台なのに、そこに流れるロック調のスコアというのも、これがじつに合うもので、その効果のほどは実際に本編をご覧いただきたい。

メインテーマの躍動感、ラブ・テーマの美しさ等々、サントラとしての聴きどころも十分。

CDは伊のインディーズレーベル(海賊盤かも?)から限定リリースされていたこともあったが、米GNP Crescendoよりかなり収録曲を増加してリリースされている。


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ロッキー2
『ロッキー2』(79)のサントラ。

スコア担当はビル・コンティ。

シリーズ2作目。監督・主演はシルベスター・スタローンなんてことは、いまさら言うまでもないことだろう。

映画ファンでなくても、「ロッキー」といえばあのメロディが思い浮かぶくらい、ビル・コンティの功績は今後も長く讃えられることだろう。

「~2」のサントラに収録されている「序曲」は、メインテーマはもとより、おなじみのスコアがメドレー形式で、8分も一気に聴かせるナンバー。
クラシカルな曲調の中にジャズやロックといった要素も含まれていて、コンティの魅力を堪能できる1曲となっている。


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アマチャンオープニングテーマ
NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』のオープニング・テーマ。

スコア担当は大友良英。

ドラマオンエア後、テーマ曲のリリースのリクエストが局に殺到したそうな。
スカのリズムをベースに、とにかく朝から元気のでるネガティヴな1曲。

既にNHK以外のバラエティ番組等でも耳にするようになった。

サウンドトラック・リリースより一足早く、オープニング・テーマのみダウンロード・リリースされた。


【amazon MP-3】
【iTunes】




クチヅケグッドバイマイラブクマガイイクミ
公開中の映画『くちづけ』の主題歌。

ヴォーカル担当は熊谷育美。

オリジナルはアン・ルイスが唄った74年のヒット・ナンバー。
その後、数多くのカヴァーがリリースされている。

『くちづけ』ではベースとなった舞台劇の際にも、このナンバーが使われているように、劇中に大きな意味を持っている。

今回の映画版では堤幸彦監督の『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』で主題歌を唄った、熊谷育美によるカヴァーバージョンが使われている。


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【タワーレコード】
【iTunes】