ビンさんの銀幕音楽堂・第587回(2013年4月27日放送分) 







【放送日:2013年4月27日 PM9:00オンエア】

・銀幕アラカルト:三國連太郎追悼特集

『飢餓海峡』ostより(co:冨田勲)

『親鸞・白い道』ostより「白い道」(co:YAS-KAZ)

『息子』ostより「テーマ」(co:松村禎三)


・ニューシネマ・サウンド:『リンカーン』

『リンカーン』ostより「国民の家」(co:ジョン・ウィリアムズ)


そのほか、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

まずは、先日亡くなられました名優、三国連太郎さんの追悼特集を「銀幕アラカルト」にて。

とにかく数多くの作品に出演されてましたので、作品のセレクトには大いに迷いましたが、ここはもう独断で代表作3本を挙げるとしたら・・・ということでご覧の3作品となりました。

ここに、同じく先日亡くなられた坂口良子さんと一緒に出ていた(劇中ではまったく絡んでませんけど)、『犬神家の一族』も取り上げようかとも思ったのですけどね・・・。

また、リスナーさんより番組宛に三國さん死去に関連した内容のFAX、メールを幾つかいただきまして、番組内容も充実したものになったと自負しております。


本来は、『リンカーン』公開に合わせて、ジョン・ウィリアムズ特集をしようと考えていたのですが、やっぱり日本を代表する名優が亡くなったということもあり、急遽ご覧のような内容になりました。
もちろん、『リンカーン』のスコアも素晴らしいので「ニューシネマ・サウンド」で取り上げておりますので、合わせてお楽しみください。


なお、次回は「GW特別企画」をお送りする予定です。

内容は・・・内緒!(笑)



エイガオンガクノセカイ
2000年にプライエイドよりリリースされた、日本映画界を代表する作曲家の作品シリーズ。

その中の各ディスクより代表曲をピックアップして、さらにボーナストラックを収録したのがこの「映画音楽の世界」。

いわば、日本映画界を代表する作曲家の入門編といったところ。

ここに、三國連太郎初期の代表作である『飢餓海峡』(65)のサウンドトラックが収録されている。

スコア担当は冨田勲。
「地蔵和讃」のコーラスを取り入れた、現代音楽的な仕上がりが業と欲にまみれた犯罪者の心境を見事に表現している。


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シンランシロイミチ
『親鸞・白い道』(87)のサントラ。
スコア担当はYAS-KAZ。

三國連太郎原作、脚本、そして監督ということで公開当時はけっこう話題になった映画。
ただし、その内容は決して万人受けするものではなかったが、カンヌでは審査員特別賞を受賞。

民俗学が好きで、いわゆる門徒である僕は個人的には「楽しめた」作品ではあったけれど。

パーカッショニストのYAS-KAZがスコアを担当したことも、当時は話題になったもので、その土着的な音楽世界は映画の内容に見事にマッチしていたと思う。

サントラとしても聴き応え十分だし、無論、純粋にミュージック・アルバムとしても素晴らしい内容となっている。


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マツムラテイゾウノセカイ
上でも紹介した、プライエイドからリリースされた、作曲家シリーズのなかの1枚で、松村禎三の作品集。

ここに『息子』(91)のテーマ曲が収録されている。
都会に出てきた息子と地方で一人暮らしをしている父親との姿を描いた山田洋次監督によるヒューマン・ドラマ。

予告編では中島みゆきの「with」が流れていたが、あくまでイメージソングで劇中には流れない。
松村禎三のスコアも、単にドラマティックな仕上がりではなく、あえてどこか不安感をあおるような「奇妙な」メロディのメインテーマが秀逸だった。


松村禎三の世界


リンカーン
『リンカーン』のサントラ。
スコア担当はジョン・ウィリアムズ。

スピルバーグの最新作は、リンカーン大統領の晩年を描く歴史ドラマ。

あいかわらず、ジョン・ウィリアムズのスコアはドラマティックで素晴らしいが、今回は劇中でスコアが流れる時間は驚くほど少ない。

演奏はシカゴ交響楽団。
ウィリアムズといえばロンドン交響楽団を思い浮かべるが、シカゴ響の演奏も見事なものだ。

また、国内盤には前島秀国氏の詳細な解説も添えられたライナーノートがついている。
国内盤で出すなら、これくらい充実した形でリリースしてほしいものだ。


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