ビンさんの銀幕音楽堂・第583回(2013年3月30日放送分) 







【放送日:2013年3月30日 PM9:00オンエア】

・銀幕アラカルト:「Petra Goes To The Movies」特集

「Rebel Without a Cause(『理由なき反抗』)」(vo:ペトラ・ヘイデン)

「Psycho Main Title(『サイコ』)」(vo:ぺトラ・ヘイデン)

「Cinema Paradiso(『ニュー・シネマ・パラダイス』)」(vo:ペトラ・ヘイデン)

「Fistful of Dollars Theme(『荒野の用心棒』)」(vo:ペトラ・ヘイデン)

「Planet Krypton ~Superman Theme(『スーパーマン』)」(vo:ペトラ・ヘイデン)



・ニューシネマ・サウンド

『ジャックと天空の巨人』ostより「Jack and Isabelle」(co:ジョン・オットマン)



そのほか、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

当番組はなるべくサントラ音源を取り上げるのが一つのポリシーなのですが、たまにそのポリシーを曲げることがあります。
今回のオンエアはまさにそのポリシー曲げな週(笑)

先日、とあるCDショップのサントラコーナーにて、とても面白そうなものを見つけました。
ペトラ・ヘイデンというアーティストの「Petra Goes To The Movies」というのがそれ。

ペトラ・ヘイデン、僕はまったく存じ上げなかったアーティストです。
色々調べると、他のアーティストのバックでストリングスを担当していたり、アカペラのアルバムをリリースしたりと、洋楽に詳しい方なら有名なアーティストなのかもしれません。

そのペトラ・ヘイデンがこのたびリリースしたCDが「Petra Goes To The Movies」というもの。
なんとこのアルバム、いわゆるシネマ・スコアをアカペラで、しかも彼女一人で多重録音しているのです。

アカペラのアルバムって、それこそ数多くあるでしょうけど、テーマをシネマ・スコアだけに絞ったものってなかなかないのでは?
で、店頭の視聴コーナーでこのアルバムの1曲目を聴いて、思わず笑ってしまうとともに驚嘆してしまったのです。
ちなみにその1曲目とはレナード・ローゼンマンによる『理由なき反抗』のテーマ曲。
これをアカペラで完コピしているのです。

いえいえ、これだけには留まりません。
バーナード・ハーマンの『サイコ』なんて、出だしは♪ズン、ズン、ズズン♪ なんて唸っているので、これにも思わず吹き出してしまうとともに、絶妙なハーモニー(何度も書きますが、多重録音という気が遠くなるような方式で、いわば一人オーケストラというスタイル)に、これまた驚いてしまったのです。

これはぜひ番組で取り上げねば!!
ということで、今回はポリシーを曲げて、「銀幕アラカルト」のコーナーにて取り上げてみました。
是非、その抱腹絶倒のほどを味わってください(笑)


「ニューシネマ・サウンド」のコーナーでは、『ジャックと天空の巨人』を取り上げました。
ジョン・オットマンによる壮大なスコア(こちらは純粋なシネマ・スコアです(笑))をご堪能あれ!



ペトラヘイデン
ペトラ・ヘイデンのアルバム「Petra Goes To The Movies」。

とにかく取り上げているスコアのタイトルには、映画音楽ファンとして素直に喜ぶべきもの。
映画音楽ファンなら必聴の一枚として、強くお薦めする次第。

そのナンバーも抱腹絶倒だが、ジャケットの内部の写真、および封入されているミニ・ピンナップがこれまた報復絶倒。
取り上げているナンバーの作品の主人公にそれぞれ彼女が扮しているのである。

たとえば『理由なき反抗』のジェームズ・ディーン、『荒野の用心棒』のクリント・イーストウッド、『ニュー・シネマ・パラダイス』のトト少年、さらには『タクシードライバー』のロバート・デ・ニーロ(しかも頭はモヒカンスタイル!)などなど、まるで森村泰昌のごとき・・・。

なお、CDは輸入盤のみ。
価格も手ごろというのもいい。


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ジャックトテンクウノキョジン
『ジャックと天空の巨人』のサントラ。
スコア担当はジョン・オットマン。

ブライアン・シンガー監督による、「ジャックと豆の木」の物語を最新のSFXで映画化した作品。
これ、ほとんどチェックしてなかった作品でもあり、半ば時間潰しに観に行ったところ、思いのほか面白い作品で、思わずいい拾い物をしたなぁ・・・と。

もちろん、本編も面白いのだが、ジョン・オットマンによる壮大なスコアもこれまたよかった。

ブライアン・シンガーの作品には、必ず名コンビのオットマンがスコアを担当している。
どちらかといえば地味目なスコアの多いオットマン。
しかし、本作では明確なメインテーマの旋律もさることながら、全編を彩るオーソドックスなスコアの数々。
ハリウッドの王道をゆく本作のスコアは、いかに映像の技術は発達すれども、往年のスタイルが活きることを実感させるものだ。

なおサントラはダウンロードのみ。
う~~~ん、これってどうなんだろうねぇ。


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