ビンさんの銀幕音楽堂・第575回(2013年2月2日放送分) 







【放送日:2013年2月2日 PM9:00オンエア】

・銀幕アラカルト:昨年リリースされたサントラCDから

『シェーン』より「Main Title (Prelude)」(co:ヴィクター・ヤング)

『地球の頂上の島』ostより「Title And Theme」(co:モーリス・ジャール)

『ミリイ 少年は空を飛んだ』ostより「Main Title」(co:ブルース・ブロートン)
『ミリイ 少年は空を飛んだ』ostより「The Boy Who Could Fly」(co:ブルース・ブロートン)


・ニューシネマ・サウンド

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』ostより「Pi's Lullaby」(co:マイケル・ダナ、vo:ボンベイ・ジャヤシュリ)



そのほか、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。



奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時

コミュニティFMですので、奈良県内だとカーラジオならたいてい聴取可能なのですが、自宅となると限られた地域しかクリアに聴けません。
もし、聴取可能だよ~、という地域にお住まいであれば聴いていただけるとありがたいです。
聴けない方には、雰囲気だけでもお伝えすべく、ここに放送内容をUPしておきます。

番組では、MOVIX橿原のペア・チケットをプレゼント中!
ご希望の方は、上のリンク先より当番組宛に番組の感想、リクエスト、映画に関連することならなんでもメール、FAX、受け付けております。
いただいた方には全国のMOVIXで使用できる(できれば地元、MOVIX橿原で使用していただきたい・・・)ペア・チケットをお送りいたします。



《裏ばなし》

今週の「銀幕アラカルト」は、昨年(2012年)にリリースされた、旧作のサントラCDを幾つかピックアップしました。
新作のサントラを追うだけでも大変なのに、旧作のサントラとなるとこれまた難しいことで・・・というのは、別にサントラの世界じゃなくても、映画そのものとて同じことであります。
しかも、旧作のサントラって、たいていが豪華仕様でのリリース、かつ限定リリース、かつ高価。
貧乏サラリーマンとしては全タイトルをチェックするなんて到底無理な話でありまして。
それでも、これはぜひ手元に置いておきたい! というタイトルについてはなるべく購入するようにしています。

今回はその中からまったく脈絡のない(笑)3作品をピックアップしました。

『シェーン』(53)は、これがまさかの初サントラリリース。作曲したヴィクター・ヤングによる再演奏バージョンはスタンダードになっているんですけどね。オリジナルの「音」をお楽しみください。
『地球の頂上の島』(74)は、子供の頃にワクワクして観たディズニー製作の冒険活劇の一作。モーリス・ジャールのパーカッシヴ&エキゾティックなスコアはさすがです。
『ミリイ 少年は空を飛んだ』(85)はジュヴナイル・ファンタジー・ロマンの秀作。主演のルーシー・ディーキンズのキュートさといったら! ブルース・ブロートンによるスコアも絶品。
じつは先週の当番組のエンディングは、『ミリイ~』の「Main Title」だったのです。

「ニューシネマ・サウンド」のコーナーでは話題作『ライフ・オブ・パイ』を。
本編のオープニング&エンドクレジットに印象的に流れて、本年度アカデミー賞歌曲賞にもノミネートされている、マイケル・ダナ&ボンベイ・ジャヤシュリによる主題歌を。これは名曲ですよ。



シェーン
『シェーン』(53)のサントラCD。
スコア担当はヴィクター・ヤング。

西部劇の代表作であり、主題曲「遥かなる山の呼び声」は、作曲したヤング自身による再演奏バージョンで永遠のスタンダードになっている。
しかし、意外にもオリジナル・サウンドトラックはこれまでリリースされてなかった。

LA-LA-LANDレーベルよりリリースされた本CDは、パラマウント映画100周年記念事業の一環でもある。
とにかく、オリジナルの「音」を堪能されたい方は是非!
2000枚限定リリース。


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【タワーレコード】



チキュウノチョウジョウノシマ
『地球の頂上の島』(74)のサントラCD。
スコア担当はモーリス・ジャール。

ディズニー製作による冒険活劇。
失踪した息子を探して気球に乗って北極へ探しに行く主人公一行が遭遇するアドベンチャーの数々。
小学生の頃、ワクワクしながら劇場へ観に行ったものだ。

ジャールのスコアは、彼の特徴が生かされた好スコアになっていて、劇中に登場するヴァイキングをイメージしたエキゾティックなメロディや、バーバリズムを表現したパーカッシヴなスコアなど魅力満載。

公開当時はディズニーレコードからLPでサントラがリリースされていたが、INTRADAレーベルよりようやくCD化された。
※※※残念ながら既に廃盤となった模様。※※※




ミリイショウネンハソラヲトンダ
『ミリイ 少年は空を飛んだ』(85)のサントラCD。
スコア担当はブルース・ブロートン。

ニック・キャッスル監督によるジュヴナイル・ファンタジー・ロマンの秀作。
けっこうファンの多い作品で、ヒロインを演じたルーシー・ディーキンズがとにかくむちゃくちゃかわいかった。
が、彼女はこれ1作で芸能界を引退し、いまは弁護士になっているそうな。

ブロートンによるスコアは明確なメインテーマの旋律も美しい、映画音楽の王道のような仕上がり。
彼の作品では個人的にはもっともお気に入り。

サントラCDは過去に何度か限定でリリースされたことがあったが、いずれも廃盤。
昨年、VARESE SARABANDEより再リリースされて、ようやく手元に置くことができた。
1000枚限定。


【タワーレコード】



ライフオブパイ
※『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のサントラCD。
スコア担当はマイケル・ダナ。
監督アン・リーとは過去に何度もコラボレーションを組んでいる。

主人公がインド人ということもあり、エキゾティックな香りを漂わせつつ、ドラマティックな盛り上がりも聴かせる好スコアになっていて、今回のアカデミー賞作曲賞ノミネートも納得の仕上がり。
同じく、アカデミー賞歌曲賞にノミネートされている主題歌は、歌っているインドの歌手ボンベイ・ジャヤシュリとの共作。これがまたいいんだ。

なお参考までに。
予告編で流れていたコールドプレイによる「パダライス」は、あくまで予告編につけられたもので、本編には一切流れない。なので、当然サントラにも収録されていない。


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