ビンさんの銀幕音楽堂・第570回(2012年12月29日放送分) 







【放送日:2012年12月29日 PM9:00オンエア】

・銀幕アラカルト:ビンさんが選ぶ、2012年度映画ベスト10!!

ツナグパンフ
【第10位】『ツナグ』(日)10月6日公開

期待せずに観に行って、予想外に感銘を受ける作品というのは、かなり印象に残るものだ。
2012年度では本作がそんな作品の最たるものだった。

また、日本映画界を代表する重鎮と、これからの日本映画界を背負っていく若き才能のコラボレーションの好例としても、本作は忘れられない秀作となった。



♪オンエア曲:『ツナグ』ostより「大切な人」(co:佐藤直紀)
映画「ツナグ」オリジナル・サウンドトラック - 佐藤直紀










アシュラパンフ
【第9位】『アシュラ』(日)9月26日公開

発表当時センセーショナルを巻き起こしたジョージ秋山の原作コミック、ということは知ってはいたが内容はほとんど知らなかった。
なので、このアニメ化映画でその内容に初めて触れた。
そして、いたく感銘を受けた。
観終わってすぐに、書店へ駈け込んで原作を買ったほどだった(結果的には映画のほうがずっと良かったけど)。

アニメーションの持つ美しさと、そこで描かれる人間のエゴ、哀しみ、痛み。
まさに芸術作品と呼ぶにふさわしい一本。

♪オンエア曲:
『アシュラ』ostより「希望/Trash」(vo:小南泰葉)
『アシュラ』ostより「あこがれ」(co:上田益)

Asura Original Sound Track - VARIOUS























ドライブパンフ
【第8位】『ドライヴ』(米)3月31日公開

お昼はスタントマン。夜は強盗犯の逃亡を助ける裏の仕事をしている主人公が、近所に住む主婦に一目惚れしたばかりに、暗黒世界と真っ向から対決していく羽目になるフィルム・ノワールの秀作。
スタイリッシュな映像に、思わず陶酔。
キャリー・マリガンのキュートさにも思わず陶酔。
そして、いいところで流れるリズ・オルトラーニの名曲にも陶酔。
観終わって数日は二日酔いみたいになったクセになる秀作。


♪オンエア曲:『ドライヴ』ostより「オー・マイ・ラヴ」(『ヤコペッティの大残酷』主題歌)(vo:カティナ・ラニエリ)
Drive (Original Motion Picture Soundtrack) - Various Artists


























ワタシノイキルハダパンフ
【第7位】『私が、生きる肌』(スペイン)5月26日公開

スペインの鬼才ペドロ・アルモドバルの最新作。
ここ最近はちょっとお上品な作品が続いてて、正直なところ興味が薄れていたが、今回はエロティック&ミステリアスの融合がじつに心地よかった。
なんといっても、驚愕のラスト・シーンには思わず涙が出た。
これはいったいなんの涙なんだろうか?

ヒロインを演じるエレナ・アナヤが絶品!!





♪オンエア曲:『私が、生きる肌』ostより「Creditos/La identidad inaccesible」(co:アルベルト・イグレシアス)
The Skin I Live In (La Piel Que Habito) [Soundtrack from the Motion Picture] - Alberto Iglesias
























ソウサカンエックスパンフ
【第6位】『捜査官X』(香港・中国)4月21日公開

前半はミステリー。後半は壮絶なカンフー・アクション。
一粒で二度美味しいとは、まさにこのこと。

ジミー・ウォングがむちゃくちゃ恐ろしかったねぇ・・・。

サントラが未発売なのがじつに悔やまれる。


プロメテウスパンフ
【第5位】『プロメテウス』(米)8月24日公開

SF超大作!! と思って観に行ったら内容はB級SFホラーのような内容だった。
それを堂々とやってしまうリドリー・スコットのスコット、もとい、スットコどっこいなその姿勢。
いやぁ・・・ツボにはまりました(笑)

『アラビアのロレンス』に言及しているところなど、映画ファンとしても楽しめる仕掛けもあって、今年のサマー・ムービー群の中では個人的には忘れられない1本だった。


♪オンエア曲:『プロメテウス』ostより「a Planet」(co:マルク・ストライテンフェルド)
Prometheus (Original Motion Picture Soundtrack) - Marc Streitenfeld











アイトマコトパンフ
【第4位】『愛と誠』(日)6月16日公開

名作コミックスを、脱力感100%なミュージカル映画に料理した珍奇な1作、いや、バイタリティあふれる1作。
観終わった後、すぐにもう一度観たい!! と思わせた麻薬のような危険性も孕んでいる。

とにかく、本作の武井咲は、他のどの作品よりもキュートだと思う。

他の作品、あまり観てないけど。




♪オンエア曲:『愛と誠』ostより「あの素晴らしい愛をもう一度」(vo:武井咲)











オオカミコドモノアメトユキパンフ
【第3位】『おおかみこどもの雨と雪』(日)7月21日公開

またもや細田守監督にやられた~~~と思った秀作。
今年は先に紹介した『アシュラ』や『ももへの手紙』といった優れたアニメ作品に出会えたのは嬉しかったが、特に本作はその完成度は抜きんでていたと思う。


♪オンエア曲:『おおかみこどもの雨と雪』ostより「おかさんの唄」(vo:アン・サリー)
おおかみこどもの雨と雪 オリジナル・サウン - 高木正勝











アルゴパンフ
【第2位】『アルゴ』(米)10月26日公開

今年は映画に対する愛を謳った作品がいくつもあった。
『アーティスト』然り『ヒューゴの不思議な発明』然り。
いずれも優れた作品でそれぞれに感銘を受けたが、個人的にもっとも胸を打ったのが本作。

いやぁ・・・素晴らしかった。


♪オンエア曲:『アルゴ』ostより「Hace Tuto Guagua」(vo:Familion)
Argo (Original Motion Picture Soundtrack) - Alexandre Desplat











センカノウマパンフ
【第1位】『戦火の馬』(米)3月2日公開

スピルバーグの作品を1位にもってくる、というのはちょいとベタかもしれないが、とにかく2012年度に観た映画で最も「泣いた」のがこれ。
詩情あふれる映像。出演者達の演技。馬の健気さ。そしてジョン・ウィリアムズの見事なスコア。
どれをとっても非の打ちどころのないパーフェクトな映画。
今後、何十年にもわたって語り継がれるであろう名作となった。


♪オンエア曲:『戦火の馬』ostより「帰郷」(co:ジョン・ウィリアムズ)
War Horse - ジョン ウィリアムス













そのほか、番組にチケット提供していただいてます、MOVIX橿原さんの上映情報など。


以上のラインナップでお送りいたします。
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