ビンさんの銀幕音楽堂・第824回(2017年12月9日放送分) 



銀幕20171209














【放送日:2017年12月9日(土)PM9:00オンエア】
【再放送:2017年12月13日(水)PM6:00オンエア】

・イオンシネマ西大和 みてみて探訪記!

『鋼の錬金術師』より「君のそばにいるよ」(vo:MISHA)

『スモーク』ostより「Augie's Photos」(co:レイチェル・ポートマン)
『スモーク』ostより「Innocent When You Dream (Barroom) 」(vo:トム・ウェイツ)

その他、イオンシネマ西大和さんで公開される作品等々の情報も!


・銀幕音楽堂メールボックス

番組宛にいただいた、メール、FAXを紹介。

『ソウ』ostより「Hello Zepp」(co:チャーリー・クロウザー)

以上のラインナップでお送りいたします。


奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時
再放送日:毎週水曜日 PM 6時~7時 (土曜日放送分の再放送です)

当番組はサイマル・ラジオでも発信しています。
ご自宅のPC、スマートフォンでお聴きいただけます。
上記、サイト内のバナーをクリックしてください。




【裏ばなし的なもの】

月の第2週目は、イオンシネマ西大和さんに特化したコーナー、「イオンシネマ西大和 みてみて探訪記」から。

先週末より公開が始まった『鋼の錬金術師』と、イオンシネマさんで開催されている「シネフィル・セレクション」から、いよいよ最後の作品、『スモーク』(95)を取り上げます。

前者は別項でも書いたように、スコアに関するサントラがリリースされていないので、MISHAが唄う主題歌をお送ります。

後者は珠玉の名作であり、これからクリスマスを迎えるこのシーズンにはぴったりのリバイバル上映かと。
映画をご覧になった方にはお判りでしょうが、あのラスト・シークエンスを彩るトム・ウェイツによる渾身の1曲を、レイチェル・ポートマンのスコア添えてお送りしています。

メールボックスのコーナーでは、最新作が公開されている息の長いホラー映画のシリーズである『ソウ』(04)から、これまたどの作品でもラスト・シークエンスを盛り上げる「あの1曲」をお送りします。
このサントラ、1作目が公開された時に買ったものですが、今回初めて「銀幕音楽堂の倉庫」から引っ張り出してきて陽の目を見た一枚。
こういうサントラ、まだ「倉庫」にはいっぱいあるんですけどね♪

さて、いよいよ次回は「ビンさんが選ぶ2017年度映画ベスト10」の「前編」をお送りします。
10位から6位までの発表をして、再来週はその続きになります。

どうぞ、お楽しみに!!

いよいよ朝の気温も氷点下になるこの季節、ご用とお急ぎでなければ、ぜひぜひお聴きあれ!!


■『鋼の錬金術師』■(映画) 



はがねのれんきんじゅつし1
【公式サイトはこちら!】

2018年度最初の劇場鑑賞作品。

大泉洋が生理的に合わないので、2018年度最初の映画に『探偵は~3』は避けて、こちらを選んだが、ご存知のようにこちらにも大泉洋、出とります(笑)

人気コミックを曽利文彦監督が実写映画化。
これまで、アニメ化されていたのは知ってるけど・・・というくらいの前知識で、世界観等は全く知らず。

そもそも、普通の人が普通に錬金術が扱えるという世界観がなかなか奇妙。
まして、あんなガキンチョまでが錬金術を扱うなんて、これじゃあアルケミストも形無しだ。

というような否定的な思いはまったくなく、そういうもんなんやね、という程度で映画にはすんなり入っていけた。

件の術で体にダメージを負った以上に、弟に対して大きな損害を与えてしまった兄。
弟はそんな兄に反抗せず、兄の錬金術を誇りにまで思っている。
この兄弟の関係がじつに心地好く、途中ある種の横槍がその絆を裂こうとするが、その横槍とて絆の強さを壊すことはできない。

このあたりのシチュエーションは観ていて素直に感動した。

はがねのれんきんじゅつし2
VFXもハリウッドのそれに負けないクオリティで、一昔前のように邦画は見劣りするなぁ・・・なんて印象も吹き飛ばしてくれる。
技術が良くてもセンスがイマイチ・・・ってこともあるわけで、そういう意味では曽利監督はそつなくこなしていたんじゃないかと思う。

イタリアでのロケも、この架空の世界を映像化するのに一役買っていたし(日本では神戸で撮影をしていた由。まぁ、ここも異国情緒あるわけで)、多彩な登場人物も楽しい。

作品初心者(なんせ、原作者の名前を「あらかわ・ひろし」と読んでいて、男だとばかり思ってたからね)には、十分楽しめた1本だった。


ところで、劇場で小冊子をもらって、そこで初めて原作の「絵」に触れたが、今回観た映画よりもかなりソフトというか、ギャグなんかも盛り込まれていて、どこかシリアスな印象を受けた映画とかなりイメージが違うように思った。

逆に原作コミックのファンが、今回の映画を観てもし違和感を抱いたのなら、そういうところなのかもしれないね。


📖パンフレット📖

・縦297㎜×横210㎜
・22ページ 無線綴じ
・日商印刷株式会社
・定価:820円(税込み)

通常のパンフよりは若干(100円)高い。
表紙はPP張りで内容も充実している。
スタッフロール完全収録。

入場者に無料配された小冊子(上に掲げている写真)は、監督と原作者の対談が読み応えあり。
これはパンフにも掲載されていないので、正直この冊子だけでも情報は事足りるくらいの充実度。


♬音楽♬
スコア担当は北里怜二氏をはじめ、数人の方の名前がクレジットされている。
北里氏は曽利監督の過去の作品のスコアも担当している。

概ねシンフォニックなスコアで、エキゾティックな要素を盛り込んでそこそこ鳴らしているんだが、予告編で流れていたキャッチーな旋律が、なかなか流れてこない。
で、結局映画のラスト、エンドクレジットの直前で少し流れるのみ。

予告編で耳に残っていた旋律だけに、あれを劇中の要所要所で鳴らしていれば、スコア的に盛り上がっただろうに、とてももったいなく感じた。

サントラCDは未リリース。
配信すらされていない。

はがねのれんきんじゅつし
MISHAが唄う主題歌、「君のそばにいるよ」もいいのだが、いわゆるこの時期の作品としては、音楽的にはイマイチ盛り上がりに欠けるように思う。

【amazon】
【amazon MP-3】

【タワーレコード】



ビンさんの銀幕音楽堂・第823回(2017年12月2日放送分) 



銀幕20171202














【放送日:2017年12月2日(土)PM9:00オンエア】
【再放送:2017年12月6日(水)PM6:00オンエア】

・ニューシネマ・サウンド

『ジャスティス・リーグ』ostより「Wonder Woman Rescue」(co:ダニー・エルフマン)
『ジャスティス・リーグ』ostより「Friends and Foes」(co:ダニー・エルフマン)
『ジャスティス・リーグ』ostより「The Final Battle」(co:ダニー・エルフマン)
『ジャスティス・リーグ』ostより「Hero's theme」(co:ダニー・エルフマン)


・ビンさんが選ぶ、2017年度肌に合わなかった映画ベスト5!!

※番組オンエア済みなのでアップいたします。

【第5位】:『トリガール!』 9月1日公開

日テレ主催の「鳥人間コンテスト」に出場する、大学の人力飛行サークルの奮闘を描いた異色スポ根ドラマ。
土屋太鳳、間宮祥太郎らの演技はけっこう見ものではあったが・・・。

サークルの先輩役で登場するナダル(コロコロチキチキペッパーズ)のキャラが、終始同じトーンでセリフを喋っているのだが、何を言ってるのかほとんど聞き取れず鬱陶しいことこのうえなし。
これは映画の編集が悪いのか、僕が観たシアターの音響設備が悪いのか(正直、このシアターは発色もあまりいいとはいえない。武士の情けで何処とは書かないけれど)、いずれにせよある程度の面白さのある作品をぶち壊しにしてくれるナダルであった。
また、贔屓にしている矢本悠馬の使い方も、あまりいいとは言えなかったし、轟二郎ネタなどどうでもいいような小ネタを挟み込むところも逐一癇に障る映画だった。

この映画の監督は、番組を聴いていただいている某氏の後輩さんなんだそうで、そういうこともあってけっこう楽しみにしていただけにその反動も大きかった。

『トリガール!』ostより「TORI GIRL END THEME」(co:遠藤浩二)


【第4位】:『いつまた、君と ~何日君再来~』 6月24日公開

俳優、向井理の祖父母の物語を、自身の原作、企画、主演で描いた感動巨編。
中国で暮らす夫婦が戦後の混乱の中、日本へ引き上げてきてそこでも数々の困難がふりかかるという物語。

深川監督の丁寧な演出はいいのだが、ストーリー自体はこの時代を暮らしてきた人なら、たいていぶち当たっている内容で、それをわざわざ映画にできたのは、向井理が企画ゆえのことなんだろうかとそこんところが気になった。
ハッキリ言って、この程度の内容ならば、僕の身内にはもっとドラマティックな出来事もあるぞぃ、なんて思ってしまったわけで、終始凡庸な印象がぬぐい切れず。

タイトルの「何日君再来」は有名な楽曲だが、それが物語に大きな意味を持つかというと、ただ当時の流行歌だったというだけで、あまり効果的だったとも言えず。
劇中には登場しない高畑充希がカヴァーしたナンバーがエンドクレジットに流れるのだが、それとて空虚な印象しかなかった。


【第3位】:『三度目の殺人』 9月9日公開

とある殺人事件を巡り、その事件を担当することになった検事、事件の犯人、被害者の娘の3人が織りなす人間ドラマ。
監督は是枝裕和。

是枝監督の作品は毎回楽しみで注目しているのだが、正直今回の作品は不発弾のような内容だった。
福山雅治、役所広司、広瀬すずのキャスティングは、これ以上ないというほど見事だったが、肝心の物語が中途半端。
監督としては「行間を読め」という姿勢だったのかもしれないし、それは作家性としては否定するものではないが、ことミステリー作品において、起承転結の転の状態で放り投げるのはいかがなものか(こういう作りは是枝監督の『そして父になる』もそうだったなぁ)。

とにかく、鑑賞後の悶々とした気持ちが相当に強烈(いわば『寸止めの殺人』ってところか)で、正直「気持ち悪い」映画だった。

広瀬すずのキャラは昨年の『怒り』に若干被るところもあったし、彼女の母役の斉藤由貴は実生活とオーバーラップするという、時期的にも不幸だった作品だともいえるのではないだろうか。


【第2位】:『RANMARU 神の舌を持つ男』 12月3日公開

昨年、TBS系で放映された『神の舌を持つ男』の映画版。
監督は堤幸彦。

一度嘗めればその成分を一瞬にして分析できる特殊な能力を持つ主人公が、一人の女性を探して日本各地の温泉街を旅する、という内容だったが、ドラマは一応完結し、映画はその後の主人公たちの物語となる。
ちなみに製作はTBSではなく松竹単独によるもので、その理由は後で述べる通り。

メインは横溝正史ものをほうふつとさせるミステリーだが、そこに堤監督お得意の膨大なパロディと、ナンセンスなギャグを盛り込むというかつての『トリック』と同じ手法。
おまけにエンドクレジットの出演者によるダラダラ喋りまでが『トリック』劇場版と一緒でまったく進化がない。

ドラマ自体が低視聴率なうえ、映画版の製作にも乗り気じゃなかった(それがTBSが製作に関わってなかった理由。松竹は監督に対する義理で製作に踏み切ったようで)とパンフレットに堤監督が書いており、まぁ、それもひとつのいネタなんだろうが、そういう作り手が「やる気ない」を連呼するような作品を敢えて作る意味はいったいどこにあるのだろう?
まして、お金を払って映画を観に来る観客に対して、そういう姿勢を「冗談でも」とってしまう監督に強烈な抵抗を抱いてしまった。

じゃあ、そんな映画、観に行かなきゃいいじゃない、ってなものだが、ヒロインを演じる木村文乃が観たいがために劇場へ行った次第。
その木村文乃も実生活ではあっさり結婚してしまって、なんだか踏んだり蹴ったり(笑)な印象であった。


【第1位】:『ラ・ラ・ランド』 2月24日公開

デミアン・チャゼル監督による、今年けっこう話題になった1本。
監督の前の映画『セッション』がとても面白く、しかも今回はミュージカル。
公開前にサントラも聴き込んでいて、万全な体制で臨んだが、観終わって強烈な違和感が拭えなかった。
「何これ? 全然面白くない・・・」

でも、世間の評価は高く、初見の際の僕の体調が悪かったんだろうと思い、後日、再度劇場で鑑賞するも・・・やっぱりノレなかった。

まとめればこの映画、「未練たらたら男と尻軽女」というタイトルをつけてもいいんじゃないかと。
観た方ならおわかりだろうが、僕はあのラスト・シークエンスがまったく受け入れられず、強烈な拒否反応を起こしてしまった。

それまでは、けっこう楽しかったのに、最後の最後で頭の上から冷や水をぶっかけられたような、そんな気分。
まさに「肌に合わなかった映画」の最たる作品だった。

『ラ・ラ・ランド』ostより「アナザー・デイ・オブ・サン」(vo:ラ・ラ・ランド キャスト)


以上のラインナップでお送りいたします。


奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時
再放送日:毎週水曜日 PM 6時~7時 (土曜日放送分の再放送です)

当番組はサイマル・ラジオでも発信しています。
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【裏ばなし的なもの】

ニューシネマ・サウンドのコーナーでは、先週末から公開が始まりました『ジャスティス・リーグ』を取り上げます。
DCコミックのヒーローたちが結集したこの映画、個人的にはガル・ガドット演じるワンダーウーマンの「新作」が年内に2本も観ることができたのはほんとに嬉しい限り。
それだけでもお腹いっぱいなのに、この映画はさらにお腹いっぱいにさせてくれる要素がてんこ盛りです。

ガル・ガドットと同じく嬉しかったのは、スコアをダニー・エルフマンが担当していること。
『マン・オブ・スティール』から始まったこのシリーズ、スコアはハンス・ヅィマー&ジャンキーXLが担当していたのを、ヅィマーが今後こういった作品のスコアは書かない、なんて言いだしたわけで。
でも、その代わりと言っちゃなんですが、エルフマンがスコアを担当したことで、音楽的な面白さも増えたわけで。

ますは、ワンダーウーマンが登場する場面には、ヅィマー&ジャンキーXLによるテーマをアレンジしてスコアに取り入れている。
さらには、「あの人」が劇中で復活する場面では、ジョン・ウィリアムズによるテーマも取り込んでいる、そしてさらに極めつけがエルフマン自身が作曲した『バットマン』(89)のテーマをクライマックスのアクションシークエンスで豪快に鳴らすところは本作のスコアの真骨頂かと思います。

そして、新しくヒーローたちのスコアも書いているということで、エルフマン、けっこういい仕事してるんやないの~~~ということで、番組ではそのあたりのスコアをド~ンとお送りいたします。

そしてそして、年末恒例企画、早くも登場です。
「ビンさんが選ぶ、肌に合わなかった映画ベスト5!!」を。

昨年12月1日~今年の11月末日までに劇場で観た映画の中から、選りすぐりの肌に合わなかった(笑)作品を挙げるわけですが、本年度はどうも我慢ならなかった、という作品は5作品に留まりました。

1位は随分前から決まっていて、それを覆すような肌に合わない作品が、果たして登場するだろうか? と思っていましたが、最終的には1位は逃げ切った、という感じですかね。

ちなみにそのベスト5は、番組オンエア後にアップいたしますので、お楽しみに!
※上記にアップしました!

あ、それと毎回書いてるかもしれませんが、「肌に合わない~」の番組テーマ曲は、『アマゾンの腹裂き族』(80)の主題歌です。
この際、「腹を割って話しましょう」という意味で使ってるのですが、これを使ってもう何年になるでしょうかねぇ(笑)

あっという間に2017年も最後の月。
師匠も走るほどせわしない月ですが、それでもご用とお急ぎでなければ、ぜひぜひお聴きあれ!!


ビンさんの銀幕音楽堂・第822回(2017年11月25日放送分) 



銀幕20171125















【放送日:2017年11月25日(土)PM9:00オンエア】
【再放送:2017年11月29日(水)PM6:00オンエア】

・シネマサンシャイン大和郡山 リザーブシート!!

『泥棒役者』ostより「泥棒役者THEME」(co:遠藤浩二)

『ローガン・ラッキー』ostより「Original Score Medley」(co:デイヴィッド・ホームス)

その他、シネマサンシャイン大和郡山さんで公開予定の映画情報など。


・銀幕音楽堂メールボックス

番組宛にいただいた、メール、FAXを紹介。

『愛の陽炎』より「奥秩父子守唄」(vo:伊藤麻衣子)
『愛の陽炎』より「愛の陽炎」(vo:伊藤麻衣子)


以上のラインナップでお送りいたします。


奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時
再放送日:毎週水曜日 PM 6時~7時 (土曜日放送分の再放送です)

当番組はサイマル・ラジオでも発信しています。
ご自宅のPC、スマートフォンでお聴きいただけます。
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【裏ばなし的なもの】

先週は、Faceboolの方にたくさんの方々から書き込み(60件を超えてました!)をいただきまして、ありがとうございました!
世の中にブルース・リーの熱烈なファンの方が、大勢おられること身に染みて実感いたしました。
併せて、番組内の間違い箇所もさりげなくつついてくださって(笑)、いろいろ勉強になりました。

今回のような「炎上」ならば大歓迎したいところ。
おかげで僕にも「火」がつきましたでございますよ!(笑)

閑話休題。
さて、今週は月末週ということで、大和郡山市にありますシネマコンプレックス、シネマサンシャイン大和郡山さんに特化いたしましたコーナー、「シネマサンシャイ大和郡山 リザーブシート!!」をお送りします。

本来だったら時期的にもIMAXで上映されている『ジャスティス・リーグ』を取り上げたいところなんですが、いかんせん、まだ音源が手元にないのと、収録した時点でまだ本編観ておりませんので、そこんところはご容赦を。

その代わりと言っちゃなんですが、今回取り上げた2作品はそれぞれに面白い作品でした。
『泥棒役者』はほとんど興味がなかった作品でしたがこれがじつによくできたストーリーになっていて、心からお薦めしたい1本。
一方、スティーヴン・ソダーバーグ復帰作である『ローガン・ラッキー』も、見どころ満載な1本です。

メールボックスのコーナーでは、伊藤麻衣子主演、巨匠橋本忍が脚本を書いた異色作『愛の陽炎』(85)にリクエストいただきました。
リクエストいただいたのは、当時のディスクで言いますと、A面の「愛の陽炎」の方。
しかし、本作を語る上でどうしても外せないのは、橋本氏自身が作詞された、B面に収録されている「奥秩父子守唄」の方。
ってなことで、2曲併せてお送りいたします。

いやぁ、うちの番組で伊藤麻衣子の楽曲をお送りするなんて・・・(笑)
でも、こういうのも面白いかもね。
嗚呼、また「銀幕悶絶歌謡ショウ」やりたいなぁ~~~♪

ってなわけで、もうすでに季節は冬になってしまった11月最後の週末、ご用とお急ぎでなければ、ぜひぜひお聴きあれ!!


ビンさんの銀幕音楽堂・第821回(2017年11月18日放送分) 



銀幕20171118














【放送日:2017年11月18日(土)PM9:00オンエア】
【再放送:2017年11月22日(水)PM6:00オンエア】

・ニューシネマ・サウンド

『アンダーグラウンド』ostより「カラスニコフ」(co:ゴラン・ブレゴヴィッチ)

『ドリーム』ostより「Ladies' March」(co:ハンス・ヅィマー、ベンジャミン・ウォルフィッシュ、ファレル・ウィリアムス)
『ドリーム』ostより「Hidden Figures」(co:ハンス・ヅィマー、ベンジャミン・ウォルフィッシュ、ファレル・ウィリアムス)


・銀幕音楽堂メールボックス

番組宛にいただいた、メール、FAXを紹介。

『大魔神』ostより「メインタイトル」(co:伊福部昭)
『ドラゴン怒りの鉄拳』ostより「FIST OF FURY」(vo:マイク・レメディオス)
『ロッキーⅣ 炎の友情』ostより「Training Montage」(co:ヴィンス・ディコーラ)


以上のラインナップでお送りいたします。


奈良のコミュニティFM、FMハイホー(81.4MHz http://www.fm814.co.jp/)にて、お送りしております1時間の「映画音楽専門番組」です。

放送日:毎週土曜日 PM 9時~10時
再放送日:毎週水曜日 PM 6時~7時 (土曜日放送分の再放送です)

当番組はサイマル・ラジオでも発信しています。
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【裏ばなし的なもの】

まずはニューシネマ・サウンドから。
奇しくも当番組でチケット提供していただいております、2つのシネマコンプレックスで上映中の作品を。

イオンシネマ西大和さんでは、すでに展開始まってます「シネフィル・セレクション」の中の1作として、先週末より公開されたのが、エミール・クストリッツァ監督のカンヌ・パルムドール受賞作『アンダーグラウンド』。

凄い映画だ、とは聞いてはいましたが、残念ながら劇場公開を見のがしていたうえに、DVDでも観てなかった作品でありまして、しかしながらサントラは公開当時(95年)、けっこう話題になっていたのでCDだけは所有していました。
これがようやく念願叶って、しかも大阪などのミニシアターではなく、地元のシネコンで観れた! というだけでも嬉しい限り。
3時間近くあった上映時間ですが、十分堪能してまいりました。
というか、これでようやく「銀幕音楽堂の倉庫」に眠っていた音源が陽の目を見た、ということであります(笑)

続いては、9月に大阪で公開されていた『ドリーム』が、ようやく先週末よりシネマサンシャイン大和郡山さんでも上映開始!
今年のアカデミー賞でも話題になっており、観たかった作品ではありましたが11月に奈良でも公開されると聞いていたので、じっと我慢していたのですが(笑)、我慢していた甲斐があった秀作でありました。
ファレル・ウィリアムスのプロデュースによるソング盤サントラは国内盤もリリースされていますが、やっぱりうちの番組ではスコアをの方をプッシュしたい、ということで劇中で印象的だった2曲をスコア盤サントラからチョイス(スコアにもファレル・ウィリアムスが参加している)。
スウィング調のアレンジが斬新だった「Ladies' March」、映画のクライマックスで鳴り響く「Hidden Figures」(これは映画の原題でもあります)を。

続いて、銀幕音楽堂メールボックスのコーナーでは、まず先月に亡くなった橋本力氏(元プロ野球選手から映画界に移籍したユニークな経歴の方です)の追悼と、ブルース・リーの生誕77年(喜寿ですね)ということもあって、次の2作品にリクエストいただきました。

『大魔神』(66)は、橋本氏が大映の俳優として活躍していた頃の代表作。
あの「大魔神」の中に入っていた方です。
大映では長身を生かしてスーツアクターと活躍されており、他にも『妖怪大戦争』(68)のダイモン役が有名。
そういえば『妖怪大戦争』も近々サントラCDがリリースされるところだったのですが、今回は『大魔神』から伊福部昭氏による「メインタイトル」を。
「ゴジラ」と一味違った伊福部サウンドをお聴きあれ。

続いて橋本氏とブルース・リーといえば『ドラゴン怒りの鉄拳』(72)。
橋本氏はいわば敵役で登場し、強烈な印象を残されています。
僕もこの映画が公開された頃は小学生のガキンチョでありまして、当時の多くの世代と同じくブルース・リーに夢中になったものです(その後のジャッキー・チェンにはいまひとつのめりこめなかったですが)。
番組ではマイク・メレディオスが唄う主題歌をお送りしていますが、併せて僕自身の『~怒りの鉄拳』思い出話などを盛り込んでお茶を濁してます(笑)

続いて『ロッキーⅣ 炎の友情』(85)から、ヴィンス・ディコーラ作曲による「Training Montage」を。
この曲、アスリートには人気の1曲なんだそうで、ネットでこのタイトルで検索すると、この曲を聴きながらトレーニング云々という書き込みが多いことでも実感いたします。
個人的にはロッキー・シリーズといえば、ビル・コンティのスコア、ということになりますが、たまにはこういう「打ち込み系」スコアも熱く燃えるわけでして。
番組ではスコア盤サントラに収録されたロング・バージョンでお送りいたします。

秋といえばどうしても「食欲の秋」に走ってしまいがちですが、今回のリクエストではなんだか体育会系なものが続いて、こういう楽曲を聴きながら「スポーツの秋」を堪能するのもいいかもしれませんね。

朝夕めっきり寒くなったこの季節、ご用とお急ぎでなければ、ぜひぜひお聴きあれ!!